効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。 (2):このカードが墓地に存在する場合、 自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
ザ・ダーク・イリュージョンで登場した光属性・魔法使い族の下級モンスター。
召喚・特殊召喚に成功した場合に相手モンスターを裏側守備表示にする誘発効果、自己再生する誘発即時効果を持つ。
(1)の効果は範囲の狭くなった《月読命》であるが、攻撃力がより高いので戦闘破壊できるモンスターは多くなっている他、特殊召喚時にも対応している。
《強化蘇生》・《リビングデッドの呼び声》等を使うことで、《月の書》と似たような相手を妨害する効果を期待できる。
一方で自分のモンスターには使えず、毎ターン効果を使い直すこともできないのでコンボ性は低くなっている。
(2)の効果で自己再生し再び(1)の効果を使うことが可能だが、コストはレベル4モンスターとしては不釣り合いな程重い。
相手ターンにも使えるフリーチェーンの効果で、コストさえ支払えば1ターンに何度でも自己再生可能、除外するカードは手札・フィールド・墓地から選択できる上カードの種類も問わないと内容だけ見れば破格の汎用性を持っている。
しかしどこから選択しても7枚ものカードを除外しなくてはならないため、結局アドバンテージ面では大きな損になる。
(1)の運用をメインとし、自己再生効果はいざとなった時に使用する、といった感覚でよいだろう。
一応《魂吸収》が存在する時に発動すれば3500ものライフを得ることができる。
《異次元の偵察機》や《異次元の生還者》などを除外して特殊召喚しつつ、次のエンドフェイズに展開するという手もある。
除外コストはトークンでもよいため、何度も使いたい場合は《スケープ・ゴート》等の大量のトークンを生み出せるカードと組み合わせるとディスアドバンテージを軽減できる。
発動したカードもコストにできるので、生成したトークン+1枚の消費を賄える。