儀式モンスター 星7/水属性/魚族/攻2350/守2150 「要塞クジラの誓い」により降臨。 場か手札から、星の数が合計7個以上になるよう カードを生け贄に捧げなければならない。
DARK CEREMONY EDITIONで登場した水属性・魚族の儀式モンスター。
儀式召喚にかかるディスアドバンテージの割に、攻撃力はレベル6の標準値以下である。
水属性という点に関しても、普通はリチュアのものを用いればすむ。
しかしながら、レベルが丁度7なので、《高等儀式術》で自己再生コストを確保しつつ征竜と並べ、エクシーズ召喚する事ができる。
最大で5体ものドラゴン族を墓地へ送る事ができ、種族ではなく属性を厳選すればさらなる追加が可能。
《七星の宝刀》や《瀑征竜−タイダル》のコストに転用可能であり、《儀式の準備》に対応している点からサーチや繰り返しの墓地肥やしといった面で扱いはそこまで困らない。
《儀式の準備》で賄えない、1枚目の《高等儀式術》調達に関しては、《嵐征竜−テンペスト》に利用できる《ソニックバード》で補てんが利く。
《終焉の王デミス》のような1ターンキル能力こそないが、《瀑征竜−タイダル》と並べれば《水精鱗−ガイオアビス》に繋げられるので、上記シナジーも含めれば差別化は充分できていると言える。
実際に《終焉の王デミス》で1ターンキルを狙うとなると、「儀式モンスター・《高等儀式術》・墓地利用モンスタープラスα」が必要になるため、このプラスαが不要で、かつ墓地利用モンスターが墓地にあっても動かせる、という点では優位性がある。
また《水精鱗−ガイオアビス》に関しては《エフェクト・ヴェーラー》をあまり苦にしないので、相手によってはこちらの動きのほうが刺さる場合もある。
自身+《瀑征竜−タイダル》+《焔征竜−ブラスター》で8000に僅かに届かないのは残念だが、《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》でモンスター効果を指定されていても、儀式召喚から戦闘破壊できる最低限の攻撃力を持っている点は幸いである。