遊戯王カードWiki - 《竜の騎士》のバックアップ(No.94)

《竜の騎士(ドラゴン・ナイト)/Dragonic Knight》 †

効果モンスター
星７/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守2300
自分フィールド上のカードを破壊する効果を相手モンスターが発動した時、
対象となった自分のカードを全て墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。

　この効果は相手の効果モンスターが対象をとる破壊効果を自分フィールドのカードを対象に発動させた時のみ発動できる。
　昨今はモンスター効果で除去を行うデッキは多いものの、全体除去をはじめとする対象を取らない効果、バウンス、除外、吸収、エクシーズ素材化などに対応できないため、安定して発動機会を得るのは難しい。
　また、除去されそうになったカードは結局墓地に送られてしまう上に、特殊召喚された後のこのカードはなんの効果も持っていない。
　《ブレイクスルー・スキル》なり《エフェクト・ヴェーラー》なりで、除去効果自体を対策する方が汎用性があるだろう。

複数のカードが対象になった場合、全て墓地へ送る必要がある。
対象のカードが１枚でも墓地へ送れない場合は条件を満たせないため、フィールドから墓地へ送る事ができないペンデュラムモンスターやトークンが破壊対象に含まれる場合、発動できない。

Ｖジャンプでは「《人喰い虫》と《強制転移》のコンボで特殊召喚しよう」という文と、このコンボを「【お触れホルス】に導入しろ」との解説が掲載されていた。
２枚のディスアドバンテージを負うため、普通に召喚するか、《サイバー・ジムナティクス》等のコストがあるカードを送りつける方が効率が良い。
仮に実行しようとするならば、このカードの効果はダメージステップでの発動が不可能であるため、次の相手ターンのメインフェイズにその《人喰い虫》を反転召喚してくれるのを期待しなければならない。
《光の護封剣》等で強制的に発動させることもできるが、相手に《人喰い虫》自身を破壊されれば結局出せなくなる。

原作・アニメにおいて―
漫画GXの「十代vs万丈目」（１戦目）で万丈目が使用。
漫画では《竜の戦士(ドラゴン・ウォリアー)》と《鎧竜(アームド・ドラゴン)》を魔法カード《ドラゴン・ユニットの儀式》で合体させる事で特殊召喚されるモンスターであった。
その高攻撃力でフィールドを制圧し、《Ｅ・ＨＥＲＯジ・アース》を撃破するなど活躍したが、《ハネクリボーＬＶ１０》に破壊された。

《竜の戦士(ドラゴン・ウォリアー)》と《鎧竜(アームド・ドラゴン)》は、OCGの《ドラゴン・ウォリアー》とアームド・ドラゴンとは全く別のカードである。
アームド・ドラゴンはアニメで万丈目が使用しているにも関わらず、全く別のカードとなった。
「同名だが全く別のカード」の類似例として、ＲとアニメGXに登場した《トイ・ソルジャー》があるが、これはＲに登場した方が先である。

Ｑ：ダメージステップに発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。

Ｑ：《リボルバー・ドラゴン》等の破壊不確定効果に対し発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。(10/09/09)

Ｑ：《次元の裂け目》が存在している時に《竜の騎士》の効果を発動できますか？
Ａ：モンスターカードが破壊される場合には、発動できません。
　　魔法・罠カードが破壊される場合には、発動できます。(08/07/30)

Ｑ：《閃光の追放者》が対象になったとき、《竜の騎士》の効果を発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。（09/08/15）