*《&ruby(りゅう){竜};の&ruby(げきりん){逆鱗};/Dragon's Rage》 [#c91aa68c]
 永続罠
 自分フィールド上のドラゴン族モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時に
 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
 自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、
 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[自分]]の[[フィールド]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]全てに[[貫通]][[効果]]を持たせる。~

 この[[カード]]が登場した第2期はほぼ使い道の無い[[カード]]であった。~
 第4期になり[[ホルスの黒炎竜]][[アームド・ドラゴン]]の登場、[[《龍の鏡》]]から[[《F・G・D》]][[《青眼の究極竜》]]の[[特殊召喚]]ができるようになっても扱いづらかった。~
 単純に[[貫通]][[効果]]がほしいなら[[《ビッグバン・シュート》]]等の[[装備魔法]]を使えばいいことである。~
 第5期前半までは不遇ともいえる[[カード]]であり、この[[カード]]の特徴である永続性と[[全体強化]]を活用できる[[カード]]はなかった。~
 [[ドラゴン族]]には、[[ホルスの黒炎竜]]・[[アームド・ドラゴン]]、[[《龍の鏡》]]から[[特殊召喚]]できる[[《F・G・D》]]・[[《青眼の究極竜》]]等がいるものの、単純に[[貫通]][[効果]]が欲しいなら、既に[[《ビッグバン・シュート》]]が登場していたためである。~

 第5期前半までは不遇ともいえる[[カード]]であり、この[[カード]]の特徴である永続性と全体支援を活用できる[[カード]]はなかった。~
 しかし第5期後半に[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]が登場し、さらに第6期に[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]が多数登場したため、かなり扱いやすくなった。~
 その後、第5期後半から第6期にかけて、[[シンクロモンスター]]の登場もあり、少しずつこれと相性の良い[[ドラゴン族]]が現れ始めた。~
 特に、[[自己再生]]能力で、[[永続罠]]である点を活かせる[[《スターダスト・ドラゴン》]]の登場は大きい。~
 互いを[[蘇生]]しあう[[《太陽龍インティ》]]と[[《月影龍クイラ》]]も相性が良い。~
 また[[全体強化]]も、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]の[[ドラゴン族]]を大量展開する[[効果]]で最大限に活かせる。~
 これで[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《マテリアルドラゴン》]]を[[蘇生]]されれば、[[相手]]はほとんど逃げ道が無くなる。~

 永続性は[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]等の[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]には無意味かもしれないが、[[自己再生]]能力を持つ[[《スターダスト・ドラゴン》]]、お互いを[[蘇生]]しあう[[《太陽龍インティ》]]と[[《月影龍クイラ》]]には相性がいい。~
 全体支援は[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]による大量展開である。~
 このとき[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《マテリアルドラゴン》]]を[[蘇生]]されたら相手はほとんど逃げ道が無くなる。~
 しかし、現[[環境]]では[[モンスター]]を[[守備表示]]で出すことは少ない。~
 不利な状況を除くと[[守備表示]]で出されるのは、[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]や[[《剣闘獣ホプロムス》]]等、[[セット]]することに意味のある[[カード]]がほとんどである。~
 それらを[[除去]]できる[[《抹殺の使徒》]]等の方が、扱いやすい場面は多い。~

 しかし現[[環境]]ではそれほど[[守備表示]]で出すことは少なく、相手が不利な状況を除くと[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]や[[《剣闘獣ホプロムス》]]といった[[セット]]することに意味のある[[カード]]が多いため、それらを[[除去]]できる[[《抹殺の使徒》]]等を入れたほうがいいのかもしれない。~

-[[イラスト]]で怒りを露わにしている竜は[[《洞窟に潜む竜》]]。~
「普段はおとなしいが、怒ると恐ろしい」という[[フレイバー・テキスト]]通りである。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬vs乃亜」戦において海馬が使用。~
この[[効果]]で[[《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》]]と[[《双頭の雷龍》]]に[[貫通]][[効果]]を付加した。~
[[《双頭の雷龍》]]は[[雷族]]のはずだが・・・~
この[[効果]]で[[《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》]]と[[《双頭の雷龍》]](OCGでは[[雷族]])に[[貫通]][[効果]]を付加した。~
また、アニメオリジナル「KCグランプリ編」の「レベッカvsレオン」戦ではレベッカが使用した。~

--アニメGXでは「十代vsミスターT(3戦目)」においてミスターTが使用。~
--アニメGXでは「十代vsミスターT(3戦目)」において、ミスターTが使用。~
[[《F・G・D》]]が存在する状態で[[セット]]し、[[《ドラゴンの宝珠》]]による防御と合わせて次の[[自分]]の[[ターン]]での勝利を狙った。~

--漫画版GXの「十代vs万丈目(2戦目)」において万丈目が、このカードと同じ[[効果]]を持つ[[魔法カード]]《ドラゴニック・エンレイジ》を使用し、十代に[[貫通]][[ダメージ]]を与えている。~
また「吹雪vsジム」戦において、ジムが使用した[[永続魔法]]《太古の進撃》はこの[[カード]]の[[爬虫類族]]版と言える[[効果]]である。

-神話・伝承において―~
「逆鱗」とは、竜の喉元に向きが逆になっている鱗のことで、普段は温厚な竜でもこれに触れると必ず人を殺すとされる。~
慣用句の「逆鱗に触れる」というのはこれが由来である。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[貫通]]

―[[イラスト]]関連
-[[《洞窟に潜む竜》]]

**収録パック等 [#pf52be01]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP163
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-044
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-48
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力−]] SD1-JP024
-[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]] SD19-JP035

//**FAQ 
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