永続罠 自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した永続罠。
自分のフィールドのドラゴン族モンスター全てに貫通効果を持たせる。
第5期前半までは不遇ともいえるカードであり、このカードの特徴である永続性と全体強化を活用できるカードはなかった。
ドラゴン族には、ホルスの黒炎竜・アームド・ドラゴン、《龍の鏡》から特殊召喚できる《F・G・D》・《青眼の究極竜》等がいるものの、単純に貫通効果が欲しいなら、既に《ビッグバン・シュート》が登場していたためである。
その後、第5期後半から第6期にかけて、シンクロモンスターの登場もあり、少しずつこれと相性の良いドラゴン族が現れ始めた。
特に、自己再生能力で、永続罠である点を活かせる《スターダスト・ドラゴン》の登場は大きい。
互いを蘇生しあう《太陽龍インティ》と《月影龍クイラ》も相性が良い。
また全体強化も、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》のドラゴン族を大量展開する効果で最大限に活かせる。
これで《スターダスト・ドラゴン》や《マテリアルドラゴン》を蘇生されれば、相手はほとんど逃げ道が無くなる。
しかし、現環境ではモンスターを守備表示で出すことは少ない。
不利な状況を除くと守備表示で出されるのは、《ライトロード・ハンター ライコウ》や《剣闘獣ホプロムス》等、セットすることに意味のあるカードがほとんどである。
それらを除去できる《抹殺の使徒》等の方が、扱いやすい場面は多い。
―イラスト関連