永続罠 自分フィールドの攻撃力・守備力が2500以下の ドラゴン族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 お互いに対象のモンスターの元々の攻撃力以下のモンスターを特殊召喚できない。 (2):対象のモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
ブレイカーズ・オブ・シャドウで登場する永続罠。
特定ステータスのドラゴン族を対象に発動し、そのモンスターの元々の攻撃力以下のモンスターの特殊召喚を制限する効果を持つ。
ドラゴン族モンスターと併用し、同時に維持しなければならないが、特殊召喚を制限することで相手の動きを封じられる。
発動条件はフィールドに存在する時のモンスターのステータスを参照するが、特殊召喚制限は元々の攻撃力である。
そのため、攻撃力を下げれば元々の攻撃力が2501以上のモンスターも対象にできる。
特に聖刻とは相性がよく、その効果で特殊召喚したモンスターを対象にすれば、より高い数値のモンスターの特殊召喚を制限する事が可能になる。
対象をとる効果である事から《聖刻龍−ドラゴンヌート》を選択すれば効果を利用しやすい。
それ以外だと耐性効果を持つ《閃こう竜 スターダスト》や《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》が有力だろう。
《真紅眼の黒竜》や《ホーリー・ナイト・ドラゴン》など《王者の看破》を使用できるモンスターでバックを固めるのもいいだろう。
弱体化を受けたとしても特殊召喚制限は継続するが、戦闘破壊はされやすくなる。
対象のモンスターが裏側表示となった場合は制限も解除される。
下級アタッカーを対象にした場合でもシンクロ素材やエクシーズ素材の展開は困難になるため、これらに頼ったデッキには強く刺さる。
一方で、融合モンスターや儀式モンスターが相手だと通常の最大ラインである攻撃力2500を超えるモンスターも多く制限が機能しづらいので、メタを読んだ動きが重要だろう。
特殊召喚制限以外のデメリットは無いため、《虚無空間》同様使い捨て覚悟で使用する手も考えられる。
―イラスト関連