*《&ruby(りゅうかく){竜核};の&ruby(じゅりょうしゃ){呪霊者};》 [#top] チューナー・通常モンスター 星8/闇属性/ドラゴン族/攻2300/守3000 永きに渡って狩り続けたドラゴンの返り血により、常人ならざる力を宿した女戦士。 その魂は斃されたドラゴンの怨嗟に染まり、疫病を撒き散らす邪悪な竜核へと成り果てた。 もはや帰る故郷もなく、本能のままに刃を血に染めたその目的は、彼女自身にも思い出せない・・・。 //英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除 [[インベイジョン・オブ・ヴェノム]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]の[[チューナー]]。~ [[闇属性]]・[[ドラゴン族]]・[[レベル]]8・[[通常モンスター]]という点から、様々な[[サポートカード]]を使用できる。~ [[《終末の騎士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]・[[《竜の渓谷》]]・[[《竜の霊廟》]]等の存在から[[墓地へ送る]]手段に困ることは無い。~ その[[蘇生]]手段も、[[《銀龍の轟咆》]]・[[《復活の福音》]]・[[《思い出のブランコ》]]・[[《黙する死者》]]と、選択肢には困らない。~ // [[墓地]]に[[《レベル・スティーラー》]]が存在する場合には、[[蘇生]][[カード]]1枚で[[レベル]]8[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]できる。~ [[聖刻]]の存在から、[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]も容易である。~ [[手札]]に来た場合は[[《トレード・イン》]]・[[《闇の誘惑》]]で[[手札交換]]できる。~ //他のレベル8チューナーより対応カードが多いので記載 豊富な[[サポートカード]]を使用できることから、[[《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》]]を採用した[[儀式召喚]]軸の[[【青眼の白龍】]]に採用するのも良い。~ [[【青眼の白龍】]]では[[《青き眼の賢士》]]や[[《太古の白石》]]など豊富な[[サポートカード]]の影響で[[《高等儀式術》]]を[[発動]]する前に[[デッキ]]内の[[《青眼の白龍》]]が枯渇することも珍しくなく、その代替[[カード]]として使用できる。~ [[《トレード・イン》]]や[[《復活の福音》]]等の[[サポートカード]]を無理なく共有できることが大きな利点となる。 ただ、[[《レベル・スティーラー》]]が[[禁止カード]]となった現在では、[[特殊召喚]]する手段が豊富とはいえこの[[カード]]を[[シンクロ素材]]に用いるのは難しくなってしまった。~ [[レベル]]8[[チューナー]]であることから、他に[[レベル]]8の非[[チューナー]]がいれば、[[《アルティマヤ・ツィオルキン》]]や[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]を[[特殊召喚]]できるため、その用途が一般的となるだろう。~ -上述の[[【青眼の白龍】]]とは相性が良く、非[[チューナー]]を[[《青眼の白龍》]]または[[《青眼の亜白龍》]]とすれば容易に[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]が[[特殊召喚]]できる。~ [[効果]]により[[邪眼神トークン]]を生成して[[《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》]]で[[攻撃]]すれば、それだけで8000[[ダメージ]]で[[1ターンキル]]となる。 -[[通常モンスター]]としては初の[[レベル]]8[[チューナー]]であり、[[通常モンスター]]の[[チューナー]]では[[レベル]]と[[守備力]]は最大である。~ --意外かもしれないが、[[デュエル]]に使用可能な[[最上級]][[通常モンスター]]で、[[守備力]]3000の[[モンスター]]はこの[[カード]]が初である。~ [[上級モンスター]]には第1期から[[《千年の盾》]]が登場しており、その後も[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]・[[《ネオアクア・マドール》]]が登場していったが、[[最上級モンスター]]は他には[[デュエル]]に使用不可能な[[《輝銀の天空船−レオ号》]]しか存在しない。~ あちらも第9期出身の[[カード]]であり、[[《千年の盾》]]の登場から実に17年近くもの時が経っていることが分かる。 -「[[りゅうかくのしゅりょうしゃ>《竜角の狩猟者》]]」と[[カード名]]が酷似しているので、[[カード名]]を[[宣言]]する場合は注意が必要である。~ -[[カード名]]や[[イラスト]]・[[フレイバー・テキスト]]からすると、[[《竜角の狩猟者》]]の成れの果てと考えられる。~ 故郷を救えなかっただけでなく、自身が疫病をばら撒く[[竜>ドラゴン族]]になるという、あまりにも悲劇的な末路を辿る事となった。~ 代わりに「常人ならざる力を宿した」とされるが、果たしてこれは彼女の望むところだったのだろうか。~ --[[フレイバー・テキスト]]内の「怨嗟(えんさ)」とは「恨み嘆くこと」という意味である。~ また、「斃された」は「倒された」と同音ではあるが、こちらは「倒し倒れて命をなくすこと」という意味である。~ //軍歌 「雪の進軍」の歌詞(戦前発行の軍歌集)「馬は斃(たふ)れる 捨ててもおけず」より --なお、「常人ならざる力を宿した」という[[テキスト]]に反して[[攻撃力]]は上昇しておらず、[[ペンデュラムモンスター]]でもなくなっている。~ 一方[[守備力]]は2000上昇しており、[[チューナー]]となり[[レベル]]も8に上昇している。~ また、自身の魂が竜核へと変化したことに伴い、[[種族]]も[[戦士族]]から[[ドラゴン族]]となった。~ --[[《ゼラの戦士》]]等にも言えることだが、[[通常モンスター]]がストーリー化される場合、バッドエンドへと行きつく傾向がある。~ その中には[[《戦士ダイ・グレファー》]]や[[《ガガギゴ》]]のように後年になってフォローされているものも存在するが、彼女が救われる日は来るのだろうか。 //-原作・アニメにおいて―~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[《竜角の狩猟者》]] //―《竜核の呪霊者》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[インベイジョン・オブ・ヴェノム]] INOV-JP001 &size(10){[[Rare]]}; ---- &tag(《竜核の呪霊者》,モンスター,チューナーモンスター,通常モンスター,星8/闇属性/ドラゴン族/攻2300/守3000);