*《&ruby(ドラクレア){竜血公};ヴァンパイア》 [#top]
 効果モンスター
 星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2100
 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが召喚に成功した場合、
 相手の墓地のモンスターを2体まで対象として発動できる。
 そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
 (2):モンスターの効果が発動した時、
 その同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する場合に発動できる。
 その発動を無効にする。
 (3):相手の墓地からモンスターが特殊召喚された場合、
 自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
 このカードを墓地から特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1334105032606822400

 [[SELECTION 10]]で登場する[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[召喚に成功した]]場合に[[相手]][[モンスター]]を2体まで[[蘇生]]できる[[効果]]、[[同名カード]]が[[墓地]]に存在する[[モンスター]]の[[効果]]の[[発動]]を[[無効]]にできる[[効果]]、[[相手]][[モンスター]]が[[蘇生]]された場合に[[自分]][[モンスター]]2体を[[リリース]]して[[自己再生]]できる[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[相手]][[墓地]]からの2体までの[[蘇生]][[効果]]。~
 [[効果]][[無効]]と[[守備表示]]という指定から、[[蘇生]]後には各種素材や[[コスト]]として活用するのが良いだろう。~
 [[蘇生]]した[[モンスター]]が[[エクシーズモンスター]]以外であれば、その2体で[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]を[[エクシーズ召喚]]できる。~
 [[最上級モンスター]]のこの[[カード]]を[[召喚]]する手間は必要だが、[[【ヴァンパイア】]]では[[《ヴァンパイア・ソーサラー》]]を用いて[[リリース]]無しでの[[召喚]]が狙える。~
 真っ当に2体を消費して[[アドバンス召喚]]しても差し引きは0なので悪い選択肢ではなく、[[《ヴァンパイアの領域》]]の[[召喚権]]追加も活かしやすい。~

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に
 (2)は[[同名カード]]が[[墓地]]に存在する[[モンスター効果]]の[[発動]]の[[無効]]。~
 やや状況に左右されるが、[[デッキ]]の[[キーカード]]等は複数採用されやすいため、[[デュエル]]中盤以降では狙いやすい。~
 自身を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[発動]]する[[モンスター効果]]ならば確実に[[無効]]化でき、特に[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等の汎用[[手札誘発]]は狙い目となる。~

 (3)は[[相手]][[墓地]]からの[[蘇生]]を[[トリガー]]とした[[自己再生]]。~
 [[相手]]の[[蘇生]][[効果]]に加え、[[自分]]の[[効果]]で[[相手]]の[[モンスター]]を[[蘇生]]した場合にも[[発動]]できる。~
 [[【ヴァンパイア】]]ではこの[[カード]]や[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]・[[《ヴァンパイア・サッカー》]]など[[相手]][[墓地]]からの[[蘇生]]手段を豊富に持つので能動的な[[発動]]も容易い。~
 ただし、[[自分]][[モンスター]]2体の[[コスト]]が必要であり、展開しやすい[[下級モンスター]]や[[トークン]]を用いて軽減したい。~
 [[【ヴァンパイア】]]では緩い条件で[[自己再生]]できる[[《ヴァンパイアの使い魔》]]や[[《ヴァンパイアの眷属》]]が[[コスト]]としては使いやすいが、それらが[[除外]]される点は注意。~

 [[効果]]はいずれも[[汎用性]]はあるので、[[【ヴァンパイア】]]以外の[[【アンデット族】]]への投入も検討できる。~
 [[《ヴァンパイア・サッカー》]]は[[【アンデット族】]]全般で採用しやすく、あちらの[[効果]]でこちらの[[召喚]]・[[自己再生]]を共にサポート可能。~
 [[フィールド]]に立たせておくだけでも(2)での一定の[[制圧]]力と高い[[攻撃力]]による[[アタッカー]]として機能するが、[[《ピラミッド・タートル》]]による[[リクルート]]に対応しない点は気を付けたい。~

-[[カード名]]の「ドラクレア」とは、15世紀のワラキア公国の君主として実在した「ヴラド三世」の渾名の一つである。~
父親であるヴラド二世が「ドラクル(Dracul/竜公)」と呼ばれていたことから、息子である彼は「-a(〜の子)」を付けて「ドラクレア(英:ドラキュラ)」と名乗った。~
残酷として知られたヴラド三世は、[[ブラム・ストーカー>《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》]]の小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場する吸血鬼「ドラキュラ伯爵」のモデルとなり、やがて「ドラキュラ」という名前そのものが吸血鬼のシンボルとして創作などに用いられるようになっていった。

--「竜血公」という[[カード名]]もドラクレアの和訳である「竜子公(一般的には小竜公と訳されることが多い)」に由来するものだろう。~

--なお、日本ではヴラド三世を「ヴラド・ツェペシュ」と呼ぶことも多いが、「ツェペシュ」は姓ではなく「串刺し公」という意味であり、「ドラクレア」や「カズィクル・ベイ」と同じくヴラド三世の通称の一つである。~
つまり、本名は「ヴラド」のみである。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ヴァンパイア]]

-[[《見切りの極意》]]

//―《竜血公ヴァンパイア》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SELECTION 10]] SLT1-JP001 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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//タグの記述は、必要になったタイミングで他のページを参考に追加してください
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//効果等が全て明らかになるまでタグは入力しないようお願いします。コメントアウトにしてもタグとしての機能がなくなるわけではありませんので、COではなく「記述しない」ようお願いします。
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