永続罠 相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。 自分の手札から相手がランダムに1枚カードを選択し、 相手はそのカードの種類(モンスター・魔法・罠)を当てる。 ハズレの場合、その攻撃モンスターは持ち主の手札に戻る。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した永続罠。
不確実ながらも相手の攻撃モンスターをバウンスできる。
不確定要素が絡み確実性には欠けるが、維持コスト・発動条件の無い永続的な防御カードは貴重。
防御に失敗したり、このカードが破壊されてもこちらがデメリットを負う事も無い。
さらに、破壊ではなくバウンスであるため、《スターダスト・ドラゴン》などに防がれる事も無い。
シンクロモンスターはエクストラデッキに戻るため、完全な除去となる。
以上の点から、「時間稼ぎ系」のカードの中ではかなり優秀な部類である。
ただ、相手に手札を公開したときに情報アドバンテージを失う事は、小さいながらもデメリットになる。
もっとも、このカードはあくまでも時間稼ぎにしかならず、勝利に直接結びつくカードではない。
よって、キーカードを手札に集め、一撃必殺を行うようなデッキに適したカードと言えるだろう。
《モンスターBOX》と同時に発動すれば、さらに防御力が増す。
《縮退回路》を発動させていれば、攻撃モンスターを繰り返し除外できる。
《カードトレーダー》・《リロード》を筆頭に《ゴブリンのやりくり上手》・《白兵戦型お手伝いロボ》等で手札を入れ替えるとより効果的。
大量にドローし、消費する【フルバーン】・【ウォールバーン】も手札の入れ替えが激しいため、利用価値が高い。
―イラスト関連
Q:自分の手札が0枚の時にこのカードを発動できますか?
A:発動はできますが、相手に見せるカードが無いため不発になります(08/08/06)
Q:チェーンブロックを作ったこのカードの効果に対し、さらにこのカードの効果をチェーンさせ、延々とチェーンを積み重ね続けることはできますか?
A:いいえ、できません。(09/01/29)