遊戯王カードWiki - 《輪廻のパーシアス》のバックアップ(No.18)

《輪廻(りんね)のパーシアス/Rebirth of Parshath》 †

カウンター罠
(1)：モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
手札のカウンター罠カード１枚を相手に見せ、手札を１枚捨て、１０００ＬＰを払って発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
その後、デッキ・ＥＸデッキから「パーシアス」モンスター１体を選んで特殊召喚できる。

　ストラクチャーデッキR－神光の波動－で登場したカウンター罠。
　手札の公開・手札コスト・ライフコストの３つのコストを払い、モンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にしてデッキに戻し、デッキ・エクストラデッキからパーシアスを特殊召喚できる効果を持つ。

　カウンターできる範囲が広い上に、デッキに戻すことで墓地アドバンテージを与える心配もない。
　カウンター罠に多い破壊に対して耐性を持っていたり墓地発動できる効果を持つカードも安全に処理できる。
　だがその分発動コストがかなり厳しいので、《解放のアリアドネ》でコストを踏み倒したいところ。
　パーシアスを特殊召喚できる効果もあるので、そのまま使っても手札コスト分のカード・アドバンテージ相殺はできる。
　その一方で特殊召喚が含まれるので《神の警告》によって無効にされる点は注意。

　手札にカウンター罠が無いと発動できない。
　しかし殆どのカウンター罠は手札にあっても発動できず、このカードのために手札にカウンター罠を残しておくと相手ターンで使用できる妨害が減ってしまうことになる。
　マストカウンターを1つでも通すと苦しくなる【パーミッション】ではこの1枚の不足が勝敗を決することもある。
　自分フィールドに《豊穣のアルテミス》が存在する場合や手札に《増殖するＧ》を持っている場合等、状況によってはカウンター罠を手札に残さず全て伏せておき、追加のドローに期待するプレイングも考えられる。
　そのためにも、このカードを採用する場合にはデッキのカウンター罠の比率を多くしておきたい。

　特殊召喚するパーシアスは基本的に単体でも扱いやすい《天空聖騎士アークパーシアス》になるだろう。
　表示形式変更効果を持つ《神聖騎士パーシアス》、大きな攻撃力が得られる《天空勇士ネオパーシアス》、リンク先を確保できる《天空神騎士ロードパーシアス》辺りも選択肢となる。
　《神聖騎士パーシアス》と《天空神騎士ロードパーシアス》はエクストラデッキのモンスターなので、手札事故になる恐れがない点も利点になる。

「そのカードを持ち主のデッキに戻す。」が正しく処理されない場合、「その後」以下の効果は処理されない。
ただし、デッキの代わりにエクストラデッキに戻る場合は問題なく処理できる。
また、《エフェクト・ヴェーラー》のように、発動時と効果処理時でカードの場所が変わる場合はデッキに戻せないことにも注意が必要である。
詳しくは同様の効果を持つ《竜星の九支》を参照。