*《&ruby(れいきし){励輝士}; ヴェルズビュート》 [#p8940a12]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/光属性/悪魔族/攻1900/守   0
 レベル4モンスター×2
 相手の手札・フィールド上のカードを合計した数が
 自分の手札・フィールド上のカードを合計した数より多い場合、
 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
 この効果を発動したターン、相手プレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
 この効果は自分のメインフェイズ時及び相手のバトルフェイズ時にのみ発動できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:10/21発売のVJより

 [[LEGACY OF THE VALIANT]]で登場する[[光属性]]・[[悪魔族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]]の[[手札]]・[[フィールド]]上の[[カード]]を合計した数が[[自分]]より多い場合、この[[カード]]以外の[[フィールド]]上の[[カード]]を全て[[破壊]]する[[効果]]、この[[効果]]を[[発動]]した[[ターン]]に[[相手]]が受ける全ての[[ダメージ]]が0になる[[効果]]を持つ。~

 特殊な[[発動条件]]と[[全体除去]]という特性上、劣勢時の立て直しはもちろん、他の[[ランク]]4で干渉しにくい[[魔法・罠カード]]、特にこれらが複数存在する場合の利用に適している。~
 互いの[[カード・アドバンテージ]]が均衡している場合でも、この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]で1枚分が動くので、汎用[[単体除去]]のような感覚で扱う事もできる。~
 通常は節約すべきところにあるような[[カード]]を使って展開し、それによって[[発動条件]]を満たすという荒業も可能。~
 [[1ターンに1度]]の制約もないため、[[耐性]]を付与する[[カード]]が存在したとしても、1度目でそれを[[破壊]]し、条件が引き続き満たせれば2度目に無防備になった[[カード]]を[[破壊]]できる。~
 [[エクシーズ素材]]は[[レベル]]4[[モンスター]]2体と非常に緩い条件なので、[[全体除去]]・[[魔法・罠除去]]・[[対象をとらない>対象をとる(指定する)効果]][[除去]]・大量展開[[メタカード]]といった多くの役割を補完する[[カード]]として、幅広い[[デッキ]]で利用できる。~

 [[デメリット]]として、この[[効果]]を使った[[ターン]]中、[[相手]]に[[ダメージ]]を与えることができなくなる。~
 そのため、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]のように[[全体除去]]から攻勢に転じることができない。~
 確実に[[相手]]の次[[ターン]]の動きを想定する必要があるので、当然ながら同じような感覚では使えない。~
 [[1ターンキル]]に向かないのは勿論だが、[[ロック]]の打破などに用いた場合、1[[ターン]]とはいえ、[[相手]]の狙いを延長する形になる事もあるので注意。~

 [[発動条件]]も含めると、劣勢時の立て直しや、他の[[ランク]]4で干渉しにくい[[魔法・罠カード]]、特にこれらが複数存在する場合の利用に適している。~
 互いの[[カード・アドバンテージ]]が均衡している場合でも、この[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]で1枚分が動くので、汎用[[単体除去]]のような感覚で扱う事もできる。~
 通常は節約すべきところにあるような[[カード]]を使って展開し、それによって[[発動条件]]を満たすという荒業も可能。~
 [[1ターンに1度]]の制約もないため、[[耐性]]を付与する[[カード]]が存在したとしても、1度目でそれを[[破壊]]し、条件が引き続き満たせれば2度目に無防備になった[[カード]]を[[破壊]]できる。~
 [[エクシーズ素材]]は[[レベル]]4[[モンスター]]2体と非常に緩い条件なので、[[全体除去]]・[[魔法・罠除去]]・[[対象をとらない>対象をとる(指定する)効果]][[除去]]・大量展開[[メタカード]]といった多くの役割を補完する[[カード]]として、幅広い[[デッキ]]で利用できる。~

 [[相手]]の[[バトルフェイズ]]にも[[発動]]できるため、返しの[[戦闘破壊]]や[[《エフェクト・ヴェーラー》]]に対してもある程度のけん制力を持つ。~
 [[エクシーズ召喚]]時に[[除去]]を行った流れで[[発動条件]]を満たしにくくなる場合もあるが、[[除去]]する[[カード]]が少なく、[[相手]]の[[手札]]が多い場合は[[自分]]・[[相手]][[ターン]]でそれぞれ[[除去]]が狙える。~
 ただこの場合、[[相手]]の選択肢も多くなり対処もされやすいので注意。~
 [[除去]]+[[相手]][[ターン]]を耐えしのぐという点では、[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]なども存在しており、対応範囲はまったく異なるものの、重なる状況も存在するので上手く使い分けたい。~
 [[除去]]+[[相手]][[ターン]]を耐えしのぐという点では[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]なども存在しており、対応範囲はまったく異なるものの、重なる状況も存在するので上手く使い分けたい。~

 [[相手]][[ターン]]での[[発動]]を狙う場合、[[メインフェイズ]]中は無防備なので、[[除去]]されやすいのはもちろん[[手札]]・[[フィールド]]の数を調整され、[[発動条件]]を回避される恐れがある。~
 また[[発動条件]]は満たせても[[バトルフェイズ]]に入らず放置された場合、[[全体除去]]に巻き込む点から攻め手を追加しにくく、[[デメリット]]もあるので、その返しで[[発動]]するかは読み合いが強くなる。~
 また、[[発動条件]]は満たせても[[バトルフェイズ]]に入らず放置された場合、[[全体除去]]に巻き込む点から攻め手を追加しにくく、[[デメリット]]もあるのでその返しで[[発動]]するかは読み合いが強くなる。~
 ただ、この性質はあくまでプラスアルファを得るにあたってかかる部分であり、[[除去]]要員として使ったうえで[[相手]]の行動に影響を与えられるという事である。~
 状況次第では他の[[エクシーズモンスター]]で処理できる範囲のところを、こちらに任せるという事も考えられるだろう。~

 [[墓地]]にある状態ならば[[《エクシーズ・リボーン》]]で奇襲が狙える。~
 [[《ジェネレーション・フォース》]]で[[サーチ]]する事もでき、[[《サイクロン》]]にも強いので[[情報アドバンテージ]]の損失が[[相手]]への抑止に変わる。~
 一方で、先に[[除去]]されて[[墓地]]にある状態ならば、[[《エクシーズ・リボーン》]]での奇襲が狙える。~
 [[《ジェネレーション・フォース》]]で[[サーチ]]も可能であり、[[相手]]の[[攻撃]]抑止を誘いやすくなる。~
 [[サーチ]]でない場合は[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]などに近い動きとなるが、それらと違って[[《サイクロン》]]に強い利点もある。~
//この場合、[[相手]]が[[バトルフェイズ]]での行動を一通り終えて、[[バトルフェイズ]]終了前のタイミングで[[蘇生]]させるのが最適だろう。~
//その一通りの行動でライフ削りきられたら意味がない。開始時なら行動自体を止められるから、タイミングは状況次第

 [[ランク]]4を扱う[[デッキ]]全般で利用できる[[カード]]だが、[[【ゴゴゴ】]]や[[【紋章獣】]]といった[[墓地リソース]]の扱いに長ける[[デッキ]]ならばより相性が良い。~
 [[手札]]・[[フィールド]]の[[カード・アドバンテージ]]を[[墓地]]に格納する形で、[[発動条件]]の補助とその後の優位性を確保できる。~
 ただ、[[レベル]]を問わず、[[相手]]がそのような[[デッキ]]だと[[発動条件]]も厳しくなり立て直しも許しやすい。~
 ただし、[[レベル]]を問わず[[相手]]がそのような[[デッキ]]だと、[[発動条件]]も厳しくなり立て直しも許しやすい。~
 特定の[[カード]]に対する[[除去]]をこの[[カード]]に依存する場合や、前述のように[[カード]]を余分に消費して展開する場合には注意が必要である。

//切り返し以外にも役割が持てるなど、用途が広く他のランク4と異なる性質が強いので全面的に記述を変更。以下変更前のCOを残しておきます
//また、[[発動条件]]である「[[相手]]の[[手札]]・[[フィールド]]上の[[カード]]を合計した数が[[自分]]より多い」という状況は、[[相手]]が優勢の時であると言い換えられる。~
//[[効果]]を使ってもその[[ターン]]中に勝負を決めることができず、[[相手]]に[[ターン]]が回るので、巻き返しを食らわぬよう、可能であれば[[相手]]が[[手札]]を使い切った時を狙いたい。~
//手札枚数は必ずしも有利不利には繋がらないし、相手に手札が多ければ再発動しやすいと言う意味でもある。それにあくまでトドメを刺せないと言うだけで、相手ターンに回してしまった場合にこのカードが特別不利と言う訳ではない(むしろ有利)。
//前者はまあ分かるが、後者は相手にターンを回してしまうことそれ自体がデメリットなので、回してしまった場合に特別不利と言う訳ではないのは当たり前かと。二文目を復帰させます。
//確かにこのカードでトドメは刺せないが、それは「トドメを刺せない時はこのカードを出すな」ではなく「他のカードでトドメ刺せるならそっち出せ」だろう。
//少なくとも次の[[相手]][[ターン]]は耐える必要があり、当然[[全体除去]]後も[[相手]]が何も出来ないとも限らず、そのまま押し返される事もある。~
//だからそんなもんこのカードに限った話じゃ無いというか、あまりに当たり前過ぎて記述する意味がない。「相手が何もできないとは限らない」って全てのカードに当てはまるだろ。
//確かにそうだけど、重要度ではこちらが上だろ。発動ターンに一切ライフを削れない以上、絶対相手にターンを回す必要があるし。
//だから、「他のエクシーズなら相手にトドメを刺せるが、このカードでは無理」と言う状況以外では、「相手にターンを回すのは他のカードでも同じ」なんだよ、何度も何度も言ってるのに理解して貰えないみたいけど。実際のデュエルでは「他のエクシーズでもこのカードでもトドメを刺せない」事も多いのに、コメントアウトしたこの記述は上の状況についてしか考えてなくて片手落ち過ぎる。
//あくまで劣勢の打破に特化した[[効果]]であるため、[[単体除去]]からでも攻められる時などは他の同[[ランク]]に任せるようにし、上手く使い分けたい。~
//相手の方が手札が多いけどフィールドは有利、みたいな事もあるし、必ずしも劣勢特化とは言えんかと。それに、永続やフィールドも破壊できるし。


-[[カード名]]の「[[ヴェルズ]]ビュート」は、[[ベルゼブブ>《悪魔ガエル》]]のフランス語読みである「ベルゼビュート」をもじったものだろう。~
「ベルゼブブ」はヘブライ語で「ハエの王」を意味すると言われ、[[イラスト]]はハエのような兜を被っている。~
--肩書きの方は、音から考えると「励起(原子の持つエネルギーが高くなり活発になった状態)」と「騎士」の複合だろう。~
--肩書きの方は、「励起(原子の持つエネルギーが高くなり活発になった状態)」と「騎士」を合わせた造語だろう。~
「輝」は、下記の[[セイクリッド]](星をモチーフとした集団)からか。

-[[《インヴェルズ・ローチ》]]の一部パーツが白くなり、頭部は上記の通りハエのような兜を被っている。~
羽根の裏側には黒い星座が描かれており、[[セイクリッド]]との関連を匂わせている。~
--この点から、おそらく八十八星座の蝿座とつながっていると思われる。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#n5938c11]
-[[ヴェルズ]]

-[[《インヴェルズ・ローチ》]]

-[[《インヴェルズ・グレズ》]]
-[[《裁きの龍》]]
-[[《海竜−ダイダロス》]]
-[[《終焉の王デミス》]]
-[[《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》]]

-[[《血の代償》]]
-[[《バーサーキング》]]

//―ゴキブリ系[[モンスター]]は[[《コカローチ・ナイト》]]を参照。~
//特別誘導させる程の内容には思えない

//―《励輝士 ヴェルズビュート》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#t781cc9c]
-[[LEGACY OF THE VALIANT]] LVAL-JP056

//**FAQ
//Q:同一[[チェーン]]上で複数回[[発動]]できますか?~
//A:(発売をお待ち下さい)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。