*《&ruby(れいこんしょうめつ){霊魂消滅};/Spirit Elimination》 [#xb137dea]
 通常魔法
 墓地のモンスターをゲームから除外する場合、
 その代わりとして自分のフィールド上からモンスターを除外する。
 この効果は発動ターンのみ有効。

 [[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[墓地]]の[[コスト]]を[[フィールド]]の[[コスト]]に変換できる。~
 場の[[コスト]]を[[墓地]]の[[コスト]]に変換するのなら見所はあったが、これは逆なので全くの割高になる。~
 要するに、普通はこの[[カード]]を使うのではなく[[自分]]の場の[[モンスター]]を[[墓地]]に送ればそれで済むのである。~
 基本的には[[《痛み分け》]]などでも代わりに投入すればいい。~

 しかし、場にしか存在できない[[トークン]]を代替に出来る点は[[メリット]]として評価できる。~
 例えば、[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[特殊召喚]]を[[《クリボー》]][[《増殖》]]で補える。~
 加えて、[[光属性]]・[[天使族]]を[[召喚]]すれば[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[特殊召喚]]も狙える。~
 また、[[《アリの増殖》]]を使用し、[[《デビルドーザー》]]を[[特殊召喚]]する事も出来る。~

//-しかし、[[フィールド]]上の[[トークン]]は本来「[[コスト]]として[[除外]]」する事はできないはずである。~
//([[トークン]]を「[[効果]]で[[除外]]」する事は可能)~
//何故この[[カードの効果]]が適用されている間は[[トークン]]を[[コスト]]として[[除外]]する事が可能なのかという事自体、ルール上に矛盾をきたしている。~
//[[カードの効果]]はルールに勝るので、テキストに特記があれば問題はないのだが。~
//なお、[[《サイバー・エルタニン》]]でも同様の事態が発生している。
////トークンの除外は可能
////モンスタートークンのページに「「コストとして」除外する、手札に戻す、デッキに戻すことも不可能である。 」とあります
//↑記述が変わったので、コメントアウト

-[[コスト]]で[[トークン>モンスタートークン]]を[[除外]]できる非常に珍しい[[カード]]。~
他に該当するのは以下の7枚。~
--[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]
--[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]
--[[《邪龍アナンタ》]]
--[[《サイバー・エルタニン》]]
--[[《The アトモスフィア》]]
--[[《ユニバード》]]
--[[《ジェムナイト・エメラル》]]

-[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]とはなかなか相性がいい。~
[[特殊召喚]]した後[[墓地]]の3枚の[[闇属性]][[モンスター]]を[[除外]]して[[フィールド上のカード]]を3枚[[破壊]]した後この[[カード]]を[[発動]]すれば、さらに[[自分]]の[[フィールド]]上の[[モンスター]]や[[クリボートークン]]を[[除外]]することで[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]できる。~
また、この場合は[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]自身を[[除外]]して[[効果]]を[[発動]]することもできる。~
[[フィールド]]からの[[除外]]にのみ対応する[[《異次元の生還者》]]を[[除外]]するのも良い。

-[[《ヒーロー・マスク》]]を絡める事で、[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]の[[起動効果]]が自分[[フィールド]]上の[[モンスター]]全ての[[モンスター効果]]をコピーできるものとなる。~

-自身を[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]する[[効果]]を使用する場合、肩代わりさせることはできない。

-この[[カード]]の存在は「[[KONAMI]]が『[[墓地]]の[[カード]]を[[除外]]する[[コスト]]は[[フィールド上のカード]]を[[除外]]するよりも[[重い]]』と考えていた証拠であり、故に[[カオス]]の様な[[カード]]が登場したのだ」と引き合いに出される事もあった。~
現在は上記の様に[[コンボ]]可能なカードも発見されているが、当時の状況を踏まえればそう取られても仕方がなかったかも知れない。~
//それならば[[カオス]]の緩い[[召喚条件]]と、それに釣り合わない壊れた[[効果]]にも納得がいく。~
//とはいえ、この[[カード]]は[[カオス]]よりも大分前に登場したものである。~
//同パックで登場した[[墓地]][[除外]]を活用する[[カード]]と併用するには使いにくいものだったが、この[[カード]]は後に[[カオス]]のような[[カード]]が登場する布石だったのかもしれない。
//そうかもしれないし、そうでないかもしれない。これは主観過ぎじゃない?

-発売当時の[[《光と闇の竜》]]並に[[調整中]]の多かった[[カード]]。~
現在は(全てではないものの)それなりに裁定が定まっているが、かつては[[カオス]]や[[《ギガンテス》]]等「[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[コスト]]」と、[[《ミラクル・フュージョン》]]等の[[融合素材]]としての[[除外]]を除く、ほぼ全ての[[除外]]行為が[[調整中]]であった(ちなみに、[[《サイバー・エルタニン》]]等の[[召喚ルール効果]]で[[トークン]]を[[除外]]する事は可能)。~
そういった事情もあってか、ゲームでは収録されない。

-現在は[[絶版]]である。~
かなり特殊な[[カード]]である事を考えると、再販される事はあまり期待できないかもしれない。~

//-発売当時の[[《光と闇の竜》]]並に[[調整中]]の多い[[カード]]。~
//[[カオス]]や[[《ギガンテス》]]ら、「[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[コスト]]」と、[[《ミラクル・フュージョン》]]等の[[融合素材]]としての[[除外]]を除く、ほぼ全ての[[除外]]行為が[[調整中]]である。~
//(ちなみに、[[《サイバー・エルタニン》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]等の[[召喚ルール効果]]で[[トークン]]を[[除外]]する事はそもそも可能)~
//そういった事情もあり、ゲームでは収録されない。
//
//-現在は[[絶版]]である。~
//上記の事情もあり、おそらく再販されることは無いであろう。~

-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王オンラインDUELACCELERATORでは実装されていたものの、2010年7月30日から[[《財宝への隠し通路》]]とともに完全に使用不能な[[カード]]となってしまった。~
公式ページにもその告知が載せられたが、[[禁止カード]]になるどころか存在自体がゲームから抹消される事態となっている。~
詳細は不明だが、霊魂消滅は、魂は不滅であるとするキリスト教の教義に反する思想であるため、海外展開するうえで不都合であるためと思われる。
詳細は不明だが、霊魂消滅は、魂は不滅であるとするキリスト教の教義に反する思想であるため、海外展開するうえで不都合であるためと思われる。~
~
また上記の通り、ゲーム作品においても未収録が続くカードの1枚(ほぼ全てのカードを収録している「タッグフォース」シリーズにおいても未だ収録されない)。

//**関連カード
//-[[]]
//(先頭のスラッシュを削除すると表示されるようになります。)

**収録パック等 [#g11e7172]
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-134
-[[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]] LN-51

**FAQ [#yec096e9]
Q:[[《ミラクル・フュージョン》]][[《龍の鏡》]][[《オーバーロード・フュージョン》]]を使用する場合、どうなりますか?~
A:[[フィールド]]上の[[融合素材]]しか[[除外]]できなくなります。

Q:《霊魂消滅》が[[効果の適用]]中、[[イーバトークン]]を[[コスト]]として、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[破壊]][[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。(10/04/12)

Q:[[墓地]]の[[《馬頭鬼》]]の[[効果]]を使う場合、この[[カード]]を使用して[[フィールド]]の他の[[モンスター]]を[[除外]]して[[《馬頭鬼》]]の[[効果]]を使えますか?~
A:このカードが存在する時に[[墓地]]の[[《馬頭鬼》]]の[[効果]]を[[発動]]する事自体できるか[[調整中]]。(11/08/01)
//A:[[効果]]を[[発動]]した[[《馬頭鬼》]]を[[コスト]]とする必要があるため、[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[除外]]できません。(10/11/30)

//A:はい、できます。ただし、その場合でも《馬頭鬼》は除外されます。(11/07/27)

Q:[[墓地]]の[[《ネクロ・ガードナー》]]の[[効果]]を使う場合、この[[カード]]を使用して[[フィールド]]の他の[[モンスター]]を[[除外]]して[[《ネクロ・ガードナー》]]の[[効果]]を使えますか?~
A:このカードが存在する時に[[墓地]]の[[《ネクロ・ガードナー》]]の[[効果]]を[[発動]]する事自体できるか[[調整中]]。(11/08/01)
//A:はい、できます。ただし、その場合でも《ネクロ・ガードナー》は除外されます。(11/07/27)

Q:[[自分]][[フィールド]]上にこのカードと[[《ネクロ・ガードナー》]]や[[《馬頭鬼》]]が存在する時に、[[フィールド]]上の[[《ネクロ・ガードナー》]]等を[[除外]]して自身の[[効果]]を[[発動]]する事ができますか?~
A:[[調整中]]。(11/08/01)

Q:[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[植物族]]を[[除外]]するとき、かわりに[[自分]][[フィールド]]の[[植物族]]以外[[モンスター]]も[[除外]]できますか?~
A:[[調整中]]。(11/08/05)
//A:はい、できます。このとき、[[除外]]する[[モンスター]]は[[植物族]]以外でも構いません。(11/07/27)~

Q:[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[効果]]で[[相手]]の[[墓地]]を[[除外]]する場合、[[自分]]の[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~
A:はい、[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]のかわりに[[自分]]の場の[[モンスター]]を[[除外]]します。このとき、[[フィールド]]に除外できる[[モンスター]]がいない場合、[[効果]]は[[不発]]になります。(11/07/26)