遊戯王カードWiki - 《霊魂消滅》のバックアップ(No.71)

《霊魂消滅(れいこんしょうめつ)/Spirit Elimination》 †

通常魔法
墓地のモンスターをゲームから除外する場合、
その代わりとして自分のフィールド上からモンスターを除外する。
この効果は発動ターンのみ有効。

　このカードゲームにおいて、墓地を肥やす戦術をとるデッキは大抵が効率的にカードを墓地に送る手段を持っており、フィールドに出すよりも楽な場合が多い。
　そのため、そういったデッキでこのカードを使っても大抵はアンチシナジーとなる。

このカードの存在は「KONAMIが『墓地のカードを除外するコストはフィールド上のカードを除外するよりも重い』と考えていた証拠であり、故にカオスの様なカードが登場したのだ」と引き合いに出される事もあった。
現在は上記の様にコンボ可能なカードも発見されているが、当時の状況を踏まえればそう取られても仕方がなかったかも知れない。

発売当時の《光と闇の竜》並に調整中の多かったカード。
現在は（全てではないものの）それなりに裁定が定まっているが、かつてはカオスや《ギガンテス》等「モンスターを特殊召喚するコスト」と、《ミラクル・フュージョン》等の融合素材としての除外を除く、ほぼ全ての除外行為が調整中であった（ちなみに、《サイバー・エルタニン》等の召喚ルール効果でトークンを除外する事は可能）。

「霊魂消滅(Annihilation)」とは、罪人が絶滅・消滅するという思想のこと。
しかし、これはごく少数の宗派によって支持されるものであり、多くの宗教に反する思想でもある。

コナミのゲーム作品において―
遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORでは実装されていたものの、2010年7月30日から《財宝への隠し通路》と共に使用不能になった。
公式ページにもその告知が載せられたが、禁止カードになるどころか、存在自体がゲームから抹消されている。

他のゲーム作品においても収録されない事が多い。
OCG、アニメオリジナルカードを問わず、あらゆるカードを収録しているTAG FORCEシリーズにすら、収録されていない。

Ｑ：墓地の《馬頭鬼》の効果を使う場合、このカードを使用してフィールドの他のモンスターを除外して《馬頭鬼》の効果を使えますか？
Ａ：このカードが存在する時に墓地の《馬頭鬼》の効果を発動する事自体できるか調整中。（11/08/01）

Ｑ：自分フィールド上にこのカードと《ネクロ・ガードナー》や《馬頭鬼》が存在する時に、フィールド上の《ネクロ・ガードナー》等を除外して自身の効果を発動する事ができますか？
Ａ：いいえ、できません。（12/09/26）

Ｑ：《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果で墓地の植物族を除外するとき、かわりに自分フィールドの植物族以外モンスターも除外できますか？
Ａ：いいえ、できません。このとき、除外するモンスターは植物族でなければいけません。(12/09/26)