効果モンスター 星5/水属性/鳥獣族/攻2200/守1000 自分フィールド上に魚族及び鳥獣族モンスターが存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 この方法で特殊召喚に成功した時、 3から5までの任意のレベルを宣言して発動できる。 自分フィールド上の全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。 この効果を発動したターン、水属性以外の自分のモンスターは効果を発動できない。
LEGACY OF THE VALIANTで登場した水属性・鳥獣族の上級モンスター。
特定の種族が存在する場合に特殊召喚が可能な召喚ルール効果と、その際に自分の全てのモンスターのレベルを変更する[誘発効果]]を持つ。
特殊召喚条件として魚族と鳥獣族の2種族を要求し、これら2つの種族を採用するデッキはほとんどない。
種族間のシナジーが薄く、基本的に専用の構築を行う必要がある。
展開手段が乏しいこれら二つの種族を都合良く並べることも難しいため、ただ採用すればいい問題でもない。
効率面からすれば《クレーンクレーン》でレベル3の魚族を用意したり、種族を操作できる《音響戦士ピアーノ》で補助するのも手か。
《簡易融合》で鳥獣族、魚族のモンスターを出せるようにしておけば特殊召喚補助も可能。
これらの種族を使うテーマデッキでは、《剣闘獣ムルミロ》や《剣闘獣ベストロウリィ》などを採用した剣闘獣があげられる。
【魚族】側に、単体の汎用性が高い《BF−精鋭のゼピュロス》を使うのも手。
魚族と鳥獣族の通常モンスターを入れて《予想GUY》で補助するのも悪くなく、《幻のグリフォン》なら単独でもアタッカーとなる。
自力で特殊召喚するとレベルを変更できるが、その場合、水属性の効果以外が発動できないデメリットも備わっている。
レベル変更は幅が広いが、魚族なら《セイバー・シャーク》や《ゼンマイシャーク》でも容易にレベルを変更できる。
フィールドに2種族を揃える事ができなければ完全に腐ることになり、その見返りも決して良いものとは言えない。
デッキ構築をかなり縛られる上、デメリットを負ってまで採用したいかは疑問が残る。
どうしても採用したいのであれば、魚族・レベル4中心のデッキに《鳥銃士カステル》を絡める方法が近道か。
水属性以外は効果を発動できないだけであり、永続効果は制約されず、展開の制約もない。
そのため、ランク5を出してその上に《迅雷の騎士ガイアドラグーン》を重ねて貫通ダメージを狙うことは可能。
《No.53 偽骸神 Heart−eartH》を経由して《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》に繋ぎ、《No.53 偽骸神 Heart−eartH》を墓地へ送るコンボも使用できる。
Q:既に自分が水属性以外のモンスターの効果を発動したターンに、レベルを変更効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/11/23)