効果モンスター 星5/水属性/鳥獣族/攻2200/守 800 自分フィールド上に魚族及び鳥獣族モンスターが存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 この方法で特殊召喚に成功した時、 3から5までの任意のレベルを宣言して発動できる。 自分フィールド上の全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。 この効果を発動したターン、水属性以外の自分のモンスターは効果を発動できない。
LEGACY OF THE VALIANTで登場した水属性・鳥獣族の上級モンスター。
特定の種族が存在する場合に特殊召喚が可能で、その際に発動可能なレベルを変更効果を持つ。
特殊召喚条件として2種族を要求し、普通のデッキでこれら2つを採用するデッキはほとんどない。
種族間のシナジーが薄いのはもちろんだが、どちらも単体で汎用性が高いモンスターもほとんど存在しないため、基本的に専用の構築を行う必要がある。
効率面からすれば《クレーンクレーン》でレベル3の魚族を用意するという動きが無難。
ただ《クレーンクレーン》は早々に展開に使ってしまう事もあるので、これだけに鳥獣族を依存するのは難しい。
また特殊召喚するとレベルを変更できるが、その場合、水属性の効果以外が発動できないデメリットも備わっている。
レベル変更は幅が広いが、このカードに頼らなくとも、デメリットもなくレベル変更できるモンスターは沢山存在しており利点にはなりにくい。
また、このカードを展開した段階ではアドバンテージが稼げているわけではなく、隙が大きいのも難点である。
最低でも2体モンスターが必要であり、そこにこのカードを出した時に《激流葬》などを発動されてしまうと大幅なディスアドバンテージになってしまう。
もちろん、2種族を出せなければ完全に腐ることになり、デッキ構築をかなり縛られる上、デメリットを負ってまで採用したいかは疑問が残る。