《麗の魔妖−妲姫》 †
チューナー・効果モンスター
星2/炎属性/アンデット族/攻1000/守 0
(1):「麗の魔妖−妲姫」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
「魔妖」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズで登場する炎属性・アンデット族の下級モンスターのチューナー。
同名カードの存在を制限する効果、エクストラデッキから魔妖が特殊召喚された場合に自己再生する効果を持つ。
- カード名のモチーフは中国の歴史上の人物である「妲己」だろう。
- 妲己とは、中国の殷王朝において最後の帝である紂王に献上され妾となった女性である。
妲己はその美貌から紂王に溺愛され、彼女の言うことを鵜呑みにしていた紂王は暴政を敷いていた。
しかし紂王以前から暗愚な帝が続いて疲弊していた殷はこれがトドメとなりついに周によって滅ぼされ、紂王は自害し妲己も周の武王によって首を斬られてしまった。
このことから美人の代名詞ともなっているが、美貌によって権力者を操り国を滅亡へと導く傾国の美女の代名詞ともなっている。
- 上記の通り妲己は実在の人物だが、後にこの殷王朝滅亡は物語の題材として大幅に脚色され、元時代の『武王伐紂平話』を経て、明時代に『封神演義』が成立する。
この中では妲己は九尾の狐であるとされており、日本の玉藻前伝説等の様々な妖狐伝説のルーツとして有名な存在となっていった。
関連カード †
―《麗の魔妖−妲姫》の姿が見られるカード
収録パック等 †