煉獄龍(れんごくりゅう) オーガ・ドラグーン/Void Ogre Dragon》

シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、
相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 PREMIUM PACK 14で登場した闇属性ドラゴン族シンクロモンスター
 手札が0枚のとき、魔法・罠カード発動無効にする誘発即時効果を持つ。

 シンクロ素材縛りはそれほど厳しくなく、同レベルシンクロモンスターとしては《レッド・デーモンズ・ドラゴン》等に並ぶ最大級の攻撃力、そして守備力を持つ。
 手札0枚が発動条件効果のみを持つため、活かすならばやはり【インフェルニティ】だろう。
 【インフェルニティ】以外でも出すことはできるが、手札0を維持しなければモンスター効果使用できず、プレイングが大きく制限されることになる。
 とはいえ、モンスターが少なめのデッキならば採用してもいいだろう。

 1枚で流れを変えうる魔法・罠カードを毎ターン無効にできるので、同じチューナー縛り攻撃力効果発動条件を持つ《インフェルニティ・デス・ドラゴン》よりも相手に与える影響は大きい。
 しかし、さらに対応範囲の広い《インフェルニティ・バリア》発動条件をこのカードだけでは満たせないので、併用できるあちらに劣る面もある。
 効果の面では受動的なこちらに対し、《インフェルニティ・デス・ドラゴン》は即座にアドバンテージを稼げるため、状況によって使い分ける必要がある。
 《インフェルニティ・ブレイク》は問題なく発動出来るので、このシンクロモンスターを多用する場合はそちらを優先的にサーチできるよう意識したい。

 《インフェルニティ・デス・ドラゴン》《インフェルニティ・バリア》と比べると、こちらは罠カードと異なりシンクロ召喚直後から使用できる。
 そのため、《奈落の落とし穴》《次元幽閉》などを気にせずそのまま素早く攻め込むことが可能。
 連続シンクロ召喚などが可能な場面ならば、まずこのカードを保険に立てつつ本命のシンクロモンスター罠カードを並べることで、各種罠カードエンドサイクを封じることができる。
 ただし、通常ドローフェイズ時には手札が0枚でなくなるため、フリーチェーンによって除去される可能性がある。
 一応優先権によりドロー直後に《鳳翼の爆風》等を使い手札を減らすことで上記の弱点対策になることは覚えておいて損は無い。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:ダメージステップ時(ダメージ計算時)に発動できますか?
A:はい、発動できます。(11/12/17)

Q:効果解決時自分手札が1枚以上になった場合でもこのカードの効果適用されますか?
A:はい、適用されます。(11/12/17)