通常罠 攻撃力1000以下のモンスターが 召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 その攻撃力1000以下のモンスターをゲームから除外し、 さらに除外したカードと同名カードを相手の手札・デッキから全て除外する。
混沌を制す者で登場した通常罠。
攻撃力1000以下のモンスターの召喚時に、そのモンスターと手札・デッキの同名カードを根こそぎ除外する効果を持つ。
攻撃力1000以下と効果の範囲は狭いが、対象をとらない効果であり、破壊でもないため、耐性を突破しやすい。
攻撃力の低いモンスターへのメタとして優秀であり、後続ごと根こそぎ除外するため、相手のデッキ次第では致命傷を与えることができる。
特にチューナーやシンクロ素材として使われるモンスターはこのカードの発動条件を満たす物が多く、中でも《クイック・シンクロン》や《デブリ・ドラゴン》など、デッキの中核となるチューナーを除外してしまえば完封勝ちも夢ではない。
再利用を前提とし、上記のチューナーと併用されることも多い《黄泉ガエル》・《ダンディライオン》・《ドッペル・ウォリアー》等に対しても非常に有効に働くため、メタとしてサイドデッキに複数枚を忍ばせておくとよい。
特に《デブリ・ドラゴン》に対しては、自身とその効果で蘇生の対象となるモンスター両方がこのカードの効果対応範囲であるため、非常に効果的。
三枚積まれることもある《カードカー・D》に対しても有効で、ドローする前に除外できる。
《イルミラージュ》と組み合わせれば、大抵のアタッカーですら、まとめて除外して対処も可能となる。
このカードは環境により大きく評価が変わりがちだが、特に2011年11月〜2012年9月期まで猛威を振るった【甲虫装機】等のトップデッキの対策カードとして注目を集めた。
《甲虫装機 ダンセル》を除外すれば相手は《虚空海竜リヴァイエール》を出すまでコンボが起動できなくなるため、爆発力を大幅に削ぐことが出来た。
また、対【聖刻】においても、攻撃力0で特殊召喚されたモンスターを除外できたが、【光デュアル】といったこのカードが通用しないデッキもある為、複数積みしていると機能しない場合もあった。
そういった場合に備え、このカードをピン挿ししたりサイドデッキに入れているプレイヤーが多かった。
今後も主流デッキのキーカードが攻撃力1000以下の場合に、メタカードとしての抑止力が期待される。
―イラスト関連
Q:《ダークゾーン》適用中に《クリッター》を召喚した時に発動できますか?
A:いいえ、できません。
フィールド魔法の効果はフィールドに出た時点で発揮されるため、攻撃力1500のモンスターを召喚した扱いとなるためです。
フィールド魔法以外の永続的な効果が適用されている場合も、同様です。
Q:このカードの発動に対し、相手は《突進》をチェーンしました。
この場合、処理はどのようになりますか?
A:効果処理時にそのモンスターの攻撃力が1000より大きくなった場合、このカードの効果は適用されません。(11/05/28)
Q:このカードの発動に対し、相手が《月の書》をチェーンし、モンスターを裏側守備表示にしました。
この場合、処理はどのようになりますか?
A:効果処理時に裏側表示となった場合、効果は適用されません。(10/11/27)
Q:攻撃力1000以下のモンスターと攻撃力が1000より高いモンスターが同時に特殊召喚されました。この時、このカードを発動することはできますか?
A:はい、できます。その場合、攻撃力1000以下のモンスターのみを除外します。(11/04/10)
Q:攻撃力1000以下のトークンが特殊召喚されました。この時、このカードを発動することはできますか?
A:はい、できます。(11/04/10)
Q:このカードの「デッキをシャッフルする」という一文は効果処理に含まれますか?
(《サイバー・ウロボロス》などがタイミングを逃さず発動できるかどうか)
A:いいえ、含まれません。ルール上の行為として扱います。(10/07/03)
Q:融合モンスター・シンクロモンスター・エクシーズモンスターの特殊召喚に対し発動した場合エクストラデッキのカードを除外しますか?
A:発動して、そのモンスターを除外する事はできますが、エクストラデッキの同名カードは除外されません。(14/03/29)
Q:「そのモンスターをゲームから除外し」と、「相手の手札とデッキから同名カードを全てゲームから除外する」は同時ですか?
A:いいえ、同時ではありません。(10/02/13)
Q:《邪神ドレッド・ルート》効果適用下で、《ハーピィ・クィーン》の召喚成功時に《連鎖除外》を発動しました。
この場合、同名カードを除外する効果によって除外されるカードは《ハーピィ・クィーン》・《ハーピィ・レディ》のどちらですか?
A:手札とデッキから除外されるのは《ハーピィ・クィーン》となります。 (11/11/29)
Q:前問と同様の状況で、《粋カエル》・《E・HERO アナザー・ネオス》・《E・HERO バブルマン・ネオ》・《プロト・サイバー・ドラゴン》・《魔知ガエル》それぞれについて、処理はどうなりますか?
A:それぞれ《粋カエル》・《E・HERO アナザー・ネオス》・《E・HERO バブルマン・ネオ》・《プロト・サイバー・ドラゴン》・《魔知ガエル》が除外されます。
手札とデッキから除外されるのはカードに記載されたカード名と同名カードです。(11/12/14)
Q:このカードが発動されたのに対し、召喚されたモンスターを対象に《禁じられた聖槍》が発動されました。
この時、召喚されたモンスター、また手札とデッキの同名カードはどのように処理しますか?
A:召喚したモンスターは罠カードの効果を受けない状態になり、除外されません。
また、そのモンスターが除外されなかった場合、同名カードも除外されません。(11/08/25)
Q:相手のモンスターを召喚した際に自分がこのカードを発動しました。
効果処理時にそのモンスターが自分の場にコントロール移動していた場合、どう処理しますか?
A:その場合、そのモンスターは除外され、このカードを発動したプレイヤーから見て相手の手札とデッキの同名カードが除外されます。(11/08/25)
Q:このカードの処理後、公開情報内で該当カードがデッキに入れることの出来る上限枚数確認できなかった場合、相手の手札やデッキ(エクストラデッキ)を見て該当カードがまだ残っていないかを確認することは出来ますか?
A:ゲームのルールとして確認が必須であるとは定めておりません。
まずはプレイヤー同士でどのように対戦を進行するか話し合い、解決できない場合はジャッジの判断を仰いでください。(16/06/20)