*《&ruby(チェーン・ロスト){連鎖除外};/Chain Disappearance》 [#k289d5d2]
 通常罠
 攻撃力１０００以下のモンスターが
 召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動する事ができる。
 そのモンスターをゲームから除外し、
 さらに相手の手札とデッキから除外したカードと同名カードを
 全てゲームから除外する。
 その後デッキをシャッフルする。

　[[混沌を制す者]]で登場した[[通常罠]]。~
　[[モンスター除去]]・[[ハンデス]]・[[デッキ破壊]][[効果]]を持つ[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]反応型[[カード]]。~
　[[対象をとる効果>対象をとる（指定する）効果]]ではない。

　[[攻撃力]]1000以下の[[モンスター]]と[[効果]]対象が非常に狭い代わりに類似[[カード]]の[[《連鎖破壊》]][[《奈落の落とし穴》]]より強力な[[効果]]を持つ。

　[[相手]]の[[デッキ]]次第で大幅に戦術を狂わせることができる[[カード]]である。~
　現在[[環境]]を席巻している[[シンクロ召喚]]において、[[チューナー]]や[[シンクロ素材]]として使われる[[モンスター]]はこの[[カード]]の[[発動条件]]を満たす物が多い。~
　[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《エーリアンモナイト》]]、[[《太陽の神官》]]など[[デッキ]]の中核となる[[モンスター]]もこの[[カードの効果]]を受ける。~
　その他には、最近猛威をふるっている[[ガエル]]達や[[《ダンディライオン》]]等も十分な狙い目だろう。これらは比較的[[デュエル]]シーンでもお目に掛かる事が多いため、[[サイドデッキ]]に忍ばせておくと[[メタ]]次第では切り札となり得る。~
　ただし、[[優先権]]の都合上[[《ローンファイア・ブロッサム》]]や[[《レスキューキャット》]]、[[《ならず者傭兵部隊》]]などに対しこの[[カード]]を[[発動]]することは基本的にできない。~
　[[《つまずき》]]を採用すればそれらの[[モンスター]]も無効化することはできるが、そのためだけに[[カード]]を割きたくないのが現実。~
　[[《ドリーム・ピエロ》]]等、[[《つまずき》]]を能動的に使用できる[[カード]]が入っている[[デッキ]]なら無駄にならないが。
//異次元の偵察機に発動しても意味が無いだろう。サイバー・ウロボロスに変えておくぞ
//このカードっていうのはおそらくつまずきを指していた。自分のモンスターに連鎖除外発動しても自分のデッキからは除外できないから

　後半の[[効果]]は無視して、単純に[[召喚]]された[[モンスター]]を[[落とす]]ためだけにも使える。~
　[[《抹殺の使徒》]]を警戒して[[《クリッター》]]が[[攻撃表示]]で[[召喚]]される事はあるだろう。

　[[《強者の苦痛》]]をはじめ[[《邪神ドレッド・ルート》]]や[[アルティメット・インセクト]]等の[[永続効果]]で[[攻撃力]]を下げれば、｢各種[[リクルーター]]｣｢[[ガジェット]]｣に使うことも可能。~
　これらの[[カード]]を使う[[デッキ]]に入れると多くの[[デッキ]]に[[刺さる]]だろう。

　[[自分]]が[[召喚]]した[[モンスター]]に対して[[発動]]し、[[相手]]の[[デッキ]]・[[手札]]から[[同名カード]]を[[除外]]することも可能。~
　[[相手]]の[[手札]]に２枚の[[同名カード]]があると分かっている状況ならば[[２：２交換>１：１交換]]もできるというのは覚えておいて損はない使い方である。~
//　とはいえ[[手札]]に無くとも、上記の[[《ゾンビキャリア》]]等を[[相手]]の[[デッキ]]から全て[[除外]]できれば、単純な交換以上の[[アドバンテージ]]を得ることができるだろう。

-[[《レスキューキャット》]][[《異次元からの帰還》]]などで同時に複数種類の[[攻撃力]]1000以下[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されていた場合、その全種類を全て[[除外]]する。

-[[《連鎖破壊》]]と名前と[[効果]]は似ているが、[[《連鎖破壊》]]は[[召喚]]した[[モンスター]]に影響がなく、[[破壊]]するのは[[対象]]となった[[カード]]の[[コントローラー]]の[[手札]]と[[デッキ]]であること。~
《連鎖除外》は[[召喚]]した[[モンスター]]も[[除外]]し、[[自分]]の[[モンスター]]に使っても[[相手]]の[[デッキ]]及び[[手札]]の[[同名カード]]を[[除外]]する。~
また、[[《連鎖破壊》]]は[[対象をとる効果>対象をとる（指定する）効果]]、《連鎖除外》は[[対象をとらない効果>対象をとる（指定する）効果]]になっている。~
複数の[[モンスター]]が同時に[[特殊召喚]]された場合、[[《連鎖破壊》]]はその中から１体を選択する。~
《連鎖除外》は該当する全ての[[モンスター]]に[[効果]]を与える。~
[[《連鎖破壊》]]は[[フィールド]]の[[モンスター]]は[[破壊]]できないが、[[自分]]、もしくは[[相手]]の[[同名カード]]を落とす役割に使える。~
一方《連鎖除外》はそのまま使っても[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[除外]]できるので、単純に[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]への[[除去]]としても機能する。~
[[効果]]範囲である[[攻撃力]]の違いなどもあり、役割が違うものと考えられる。

-この[[カードの発動]]に[[チェーン]]を組んで[[サクリファイス・エスケープ]]された場合、[[デッキ]]・[[手札]]の[[カード]]を[[除外]]することはできない。~
また、もちろん[[チェーン]]２以降で[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[モンスター]]に対しては[[発動]]することすらできない。

-副次的に[[ピーピング]]として役立つことも期待できる。~
最大で合計３枚の[[カード]]が[[除外]]されることになるが、[[公開]]されている[[カード]]がその枚数に満たない場合、[[《地獄の暴走召喚》]]と同じくそれ以上[[除外]]できない([[デッキ]]･[[手札]]に無い)ことを[[確認]]する事ができる。(10/09/09)~
ただし当然、[[制限カード]]であるなど明らかにそれ以上の[[モンスター]]が[[デッキ]]に入っていないことがわかる場合は[[確認]]することができない。~
ちなみに、[[《地獄の暴走召喚》]]とは違い強制的に[[確認]]する処理は必要ではない。~

-[[自分]]の[[モンスター]]に使っても[[相手]]の[[モンスター]]を連鎖[[除外]]することができる。
//この時[[ピーピング]]を行うことはできない。~
//[[除外]]はあくまで[[相手]]の自己申告によって行われる。~
//この件に関しては不正してもバレやすいので、イカサマをする人はいないと思うが。
//相手の手札やデッキを確認できるという裁定が出ましたのでコメントアウトします。


-[[【サイバー・ダーク】]]や[[【ディフォーマー】]]にとっては悪夢のような[[カード]]である。

-[[イラスト]]では[[《人喰い虫》]]が２体[[除外]]されている。~
ちなみに同じ事をした場合、[[破壊]][[効果]]は[[無効]]にできないので注意。

//-原作・アニメにおいて―~
//アニメGXの第2期OPで確認できる。~
//エド・フェニックスが初登場したときに買ったパックに入っていたと思われる。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《連鎖破壊》]]
-[[《連鎖爆撃》]]
-[[《連鎖炸薬》]]
-[[《連鎖旋風》]]

-[[《落とし大穴》]]

-[[《因果切断》]]

-[[《抹殺の使徒》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《人喰い虫》]]

**収録パック等 [#wf17c84d]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP052 &size(10){[[Rare]]};
-[[混沌を制す者]] 306-052 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#c2e3d8f5]
Ｑ：[[《ダークゾーン》]][[発動]]中に[[《クリッター》]]を[[召喚]]した時に[[発動]]できますか？~
Ａ：いいえ、できません。~
　　[[フィールド魔法]]の[[効果]]は[[フィールド]]に出た時点で発揮されるため、[[攻撃力]]1500の[[モンスター]]を[[召喚]]した扱いとなるためです。~
　　[[フィールド魔法]]以外の永続的な[[効果]]が適用されている場合も、同様です。

Ｑ：[[攻撃力]]1000の[[モンスター]]の[[特殊召喚]]時にこのカードを[[発動]]したところ、[[相手]]はこの[[カード]]に[[チェーン]]し[[《突進》]]を[[発動]]しました。~
　　この場合、処理はどのようになりますか？~
Ａ：[[発動]]に成功した後の[[攻撃力]]は不問です。問題なく処理を行います。

Ｑ：この[[カード]]の「[[デッキ]]を[[シャッフル]]する」という一文は[[効果]]処理に含まれますか？~
　　（[[《サイバー・ウロボロス》]]などが[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]][[発動]]できるかどうか）~
Ａ：いいえ、含まれません。ルール上の行為として扱います。(10/07/03)

Ｑ：[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]の[[特殊召喚]]に対し[[発動]]した場合[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を[[除外]]しますか？~
Ａ：はい、[[除外]]されます。(08/09/15)

Ｑ：「その[[モンスター]]をゲームから[[除外]]し」と、「相手の[[手札]]と[[デッキ]]から[[同名カード]]を全てゲームから[[除外]]する」は同時ですか？~
Ａ：同時ではありません。(10/02/13)

Ｑ：この[[カード]]の処理後、[[公開情報]]内で該当[[カード]]が[[デッキ]]に入れることの出来る上限枚数確認できなかった場合、[[相手]]の[[手札]]や[[デッキ]]（[[エクストラデッキ]]）を見て該当[[カード]]がまだ残っていないかを確認することは出来ますか？~
Ａ：はい、可能です。(10/09/09)