*《&ruby(れんぞくまほう){連続魔法};/Serial Spell》 [#g694f82b]
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 速攻魔法
 自分の通常魔法発動時に発動する事ができる。
 手札を全て墓地に捨てる。
 このカードの効果は、その通常魔法の効果と同じになる。

 [[RISE OF DESTINY]]で登場した、[[通常魔法]]の[[効果]]をコピーする[[速攻魔法]]。~
 [[自分]]が[[通常魔法]]を[[発動]]した時に[[手札]]を全て[[墓地に捨てる]]事で[[発動]]する事ができる。~
 とは言うものの、[[手札]]を全て[[墓地に捨て>墓地に捨てる]]ねばならず、[[通常魔法]]以外も回収できる[[《マジック・キャプチャー》]]の方が扱いやすい。~
 しかし複製対象となる[[通常魔法]]の[[発動]][[コスト]]を無視できるのは[[《マジック・キャプチャー》]]にない利点である。~
 [[手札コスト]]・[[ライフコスト]]・[[生け贄]][[コスト]]・[[除外]][[コスト]]など全て無視できるので、[[コスト]]が重い[[通常魔法]]ならばこちらにやや分があるか。~
 また、[[速攻魔法]]であるため初手で[[発動]]できるのも利点である。~
 [[RISE OF DESTINY]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[自分]]が[[通常魔法]]を[[発動]]した時に[[手札]]を全て[[墓地へ捨てる]]事で、その[[通常魔法]]の[[効果]]を[[コピー]]する[[効果]]を持つ。~

 [[手札]]を必ず捨てなければならず、[[手札]]が0枚の時には[[発動]]できない。~
 よって少なくとも1枚の[[手札]]が[[コスト]]になる。~
 手札消費は激しいが、[[手札]]が複数枚あるときは、[[カード]]を1枚残してすべて[[セット]]してしまえば、いく分かは損失を軽減できる。~
 忘れがちだが、コピーしたい自分の[[通常魔法]]に対し[[相手]]が何らかの[[チェーン]]を積んだ場合、このカードは発動できない。~
 特に[[【闇属性】]]では[[《終わりの始まり》]]に[[チェーン]]することで、[[コスト]]として[[手札]]は一度0枚になるものの、合計で6枚もの[[ドロー]]強化が行える。~
 [[通常魔法]]の[[効果]]を[[コピー]]して2回使えるようにするのだが、[[手札コスト]]が[[重い]]。~
 当然、[[手札]]を[[セット]]する等で枚数を調整し、実際に[[捨てる]]のは可能な限り1枚に留める訳だが、それでも使い勝手に劣ることに違いはない。~
 一応、[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[カード]]や、[[未界域]]を[[手札コスト]]にすると言った方法で軽減する手もある。~

-「[[効果]]」のみを複製する。(09/01/16)~
よって、複製する場合[[ライフコスト]]・[[手札コスト]]などを再度支払う必要はない。~
また、「1ターンに1度しか発動できない」[[カード]]でも[[カード]]を[[発動]]するわけではないため、複製は可能である。~
 また、[[通常魔法]]限定であり、2回連続になる関係上、有効活用できない[[カード]]もそれなりに多い。~
 例えば[[《ブラック・ホール》]]は、[[コピー]]した[[効果]]で全ての[[モンスター]]を[[破壊]]した後に同じ範囲を元の[[カード]]で[[破壊]]することになるので、[[耐性]]に回数制限のある[[《飛行エレファント》]]などが並んでいる状況でない限り[[破壊]]する[[カード]]が存在しなくなる。~
 単に[[魔法カード]]を再利用したいだけなら[[《聖なる魔術師》]]や[[《魔法石の採掘》]]の方が使い勝手が良い。~

-[[《マジック・キャプチャー》]]登場以前は[[【真紅眼の黒竜】]]に於いて、[[《黒炎弾》]]との[[コンボ]]で4800[[ダメージ]]に貢献していた。~
しかし[[《黒炎弾》]]は[[発動]]に[[コスト]]が不要なため、現在の[[【真紅眼の黒竜】]]は[[《マジック・キャプチャー》]]の方が主流である。~
//だが、それ以前に[[《黒炎弾》]]を複数回撃ちたいなら、[[《黒炎弾》]]を3枚積みすればよく、手札にきた[[《黒炎弾》]]を連続で[[発動]]すれば[[手札コスト]]もかからない。~
//4枚以上使いたい時の事を言ってるんだろ。
 こちらの利点は、[[効果]]のみ[[コピー]]するため[[発動]][[コスト]]や[[1ターンに1度]]しか[[発動]]できない制限を無視できること。~
 この[[カード]]を採用するならこの利点を最大限活かし、何と[[コンボ]]するのか構築段階からよく吟味する必要がある。~
 [[手札交換]]を行う[[カード]]に使い[[ドロー]]ブーストとするのが実用的な使い方であり、[[《トレード・イン》]]や[[《強欲で貪欲な壺》]]等の[[汎用性]]の高いものに使っていける。~
 [[墓地]]に必要な[[カード]]が多くなるが、[[《終わりの始まり》]]を[[コピー]]すれば合計6枚[[ドロー]]するため[[手札コスト]]の消費分も取り戻せる。~
 [[手札交換]]を多数搭載した[[デッキ]]なら[[腐る]]ようなこともないだろう。~
 [[《烙印融合》]]や条件を満たした[[《影依融合》]]で連続[[デッキ融合]]を狙うのも良い。~
 [[【デッキ破壊1キル】]]でも[[《手札抹殺》]]で[[1ターンキル]]を行うために使われる(後述)。~

-[[《強制接収》]]を予め[[発動]]させておくと、[[相手]]の[[手札]]をズタズタにできる。~
しかし、この「[[《強制接収》]]を予め[[発動]]させておく」ことが難しい。~
[[《死者転生》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]等の「[[手札コスト]]」系は[[タイミングを逃す]]ので「[[《強制接収》]]の[[カードの発動]]を行うトリガー」として利用できないのだ。~
-[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]と同じく[[通常魔法]]を対象とする[[カード]]だが、[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]の[[効果]]に対してこの[[カード]]は使用できないので注意。~

-かつて[[【レンハン】]]の[[キーカード]]として一躍有名になった。~
[[【レンハン】]]の登場時は[[《キラー・スネーク》]]や[[《深淵の暗殺者》]]の制限が緩かったので、現在よりははるかに扱いやすく、今はなき[[《強欲な壺》]]や[[《いたずら好きな双子悪魔》]]と併用する事で、大量の[[アドバンテージ]]を稼ぐことができた。~
また、高速型[[【三原式】]]の[[《手札抹殺》]]との[[コンボ]]で採用された。~
これは《連続魔法》の[[コスト]]で自分は[[ドロー]]せずに済み、[[相手]]だけ[[《手札抹殺》]]の効果を2回分を食らい、[[1ターンキル]]できたからである。~
-[[自分]]の[[魔法カード]]に必ず[[チェーン]][[発動]]する必要があるため、[[相手]]に適当な[[カード]]を[[発動]]されると妨害されてしまう。~

-遊戯王OCGデュエルモンスターズ MASTER GUIDEの中にある「Let's 詰めデュエル」の中にこのカードを使った問題(DUEL 04)がある。~
だが、回答によれば「[[速攻魔法]]」である[[《ご隠居の猛毒薬》]]に[[チェーン]]をして使用しなければならない上、攻撃力も足りない為、この[[詰めデュエル]]を解くことは不可能になっている。~
訂正版では解くことができる。
-[[コピー]]先の[[通常魔法]]の[[コスト]]を支払わないため、[[《強欲で金満な壺》]]のように[[コスト]]と[[効果]]処理が関連する[[カード]]に対して[[発動]]することはできない。~

**関連カード [#he104332]
-[[《闇よりの罠》]]
-[[《真紅眼融合》]]に対して[[発動]]する事はできない。~
これは、[[《真紅眼融合》]]の「([[チェーン]]1の)[[《真紅眼融合》]]以外で[[特殊召喚]]することができない」に引っ掛かってしまうためである。

-[[コピー]]共通の裁定に関しては、[[コピー]]を参照。~
ただし、この[[カード]]は例外的に[[発動条件]]を無視して[[発動]]することができる。~

-かつては幾つかの[[デッキ]]で[[キーカード]]となっていた。~
--[[【サイエンカタパ】]]では、[[《遺言状》]]を二連発する事で、[[《魔導サイエンティスト》]]と[[《カタパルト・タートル》]]を[[フィールド]]に揃えるために使われていた。~

--[[【レンハン】]]の[[キーカード]]として一躍有名になった事もある。~
これは、[[《キラー・スネーク》]]や[[《深淵の暗殺者》]]を[[手札コスト]]にして[[ディスアドバンテージ]]を軽減しつつ、当時[[制限カード]]の[[《強欲な壺》]]や[[《いたずら好きな双子悪魔》]]を2連発する事で、大量の[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[デッキ]]である。~
--高速型[[【三原式】]]では、[[お互い]]の[[手札]]を増やした後に[[《手札抹殺》]]を2連発するために採用された。~
この[[カード]]の[[手札コスト]]で[[手札]]0の[[自分]]は[[ドロー]]せずに済み、[[相手]]だけ[[《手札抹殺》]]の[[効果]]を2回分を食らい、[[デッキ切れ]]で[[1ターンキル]]ができたからである。~
この[[コンボ]]は現在でも[[【デッキ破壊1キル】]]で使われている。~

-「マスターガイド」の中にある「Let's [[詰めデュエル]]」の中にこの[[カード]]を使った問題がある。~
だが、[[速攻魔法]]である[[《ご隠居の猛毒薬》]]に[[チェーン]]をして使用しなければならない上、[[攻撃力]]も足りず、この[[詰めデュエル]]は解けない。~
訂正版では、この点が修正されている。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《マジック・キャプチャー》]]

-[[《二重魔法》]]

-[[効果処理時に他のカードの効果を適用する効果>コピー#apply_effect]]

―[[イラスト]]関連
-[[《魔力枯渇》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#ce13bb0f]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サイエンカタパ】]]
-[[【デッキ破壊1キル】]]
-[[【レンハン】]]

**収録パック等 [#z58c3960]
**収録パック等 [#pack]
-[[RISE OF DESTINY]] RDS-JP037 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP097 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#n53fb109]
Q:捨てる[[手札]]がない場合は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[手札]]を全て捨てるのが[[発動]][[コスト]]のため、捨てる[[手札]]がない場合は[[発動]]できません。~
**FAQ [#faq]
Q:[[捨てる]][[手札]]がない場合は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[手札]]を全て[[捨てる]]のが[[発動]][[コスト]]のため、[[捨てる]][[手札]]がない場合は[[発動]]できません。~

Q:このカードを発動する場合、[[コスト]]のある[[通常魔法]]と同じ[[コスト]]を再び払う必要はありますか?~
Q:この[[カード]]を[[発動]]する場合、[[コスト]]のある[[通常魔法]]と同じ[[コスト]]を再び払う必要はありますか?~
A:いいえ、[[コスト]]は[[効果]]でないため、再び払う必要はありません。~
  例えば[[《死者転生》]]は、手札を捨てることなく[[モンスター]]を回収します。(08/03/22)
  例えば[[《死者転生》]]は、[[手札]]を[[捨てる]]ことなく[[モンスター]]を回収します。(08/03/22)

Q:[[暗黒界]]の[[モンスター]]を捨てた場合[[特殊召喚]]されますか?~
A:いいえ、[[手札]]を全て捨てるのが発動[[コスト]]のため、[[暗黒界]][[モンスター]]の[[効果]]は発動できません。~

Q:[[《マクロコスモス》]]などで[[墓地に送る]]カードが[[除外]]される状況でも使用できますか?~
Q:[[《マクロコスモス》]]などで[[墓地へ送る]][[カード]]が[[除外]]される状況でも使用できますか?~
A:いいえ、できません。

Q:[[《突然変異》]]を複製した場合はどうなりますか?~
A:《連続魔法》自身は[[モンスター]]を[[生け贄]]にしていないため、[[モンスター]]の[[レベル]]を決定できず[[特殊召喚]]は出来ません。
//Q:[[《突然変異》]]を複製した場合はどうなりますか?~
//A:《連続魔法》自身は[[モンスター]]を[[リリース]]していないため、[[モンスター]]の[[レベル]]を決定できず[[特殊召喚]]は出来ません。
Q:[[レベル]]4を[[リリース]]して[[発動]]した[[《孵化》]]に[[チェーン]]して[[発動]]した場合、《連続魔法》と[[《孵化》]]の両方で[[レベル]]5の[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[《孵化》]]に[[チェーン]]して《連続魔法》を[[発動]]すること自体ができません。(19/11/03)

Q:[[《死者蘇生》]]などの[[対象]]を指定する魔法カードを複製した場合はどうなりますか?~
A:[[発動]]時に対象を選択します。また、[[コスト]]で捨てたモンスターも対象とできます。(09/01/16)
Q:[[《死者蘇生》]]などの[[対象]]を指定する[[魔法カード]]を複製した場合はどうなりますか?~
A:[[発動]]時に[[対象]]を選択します。~
  また、[[コスト]]で[[捨てた>捨てる]][[モンスター]]も[[対象]]とできます。(09/01/16)

//Q:[[《迷える仔羊》]]に[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
//A:[[発動]]できますが、[[チェーン]]1の[[《迷える仔羊》]]の[[効果]]では[[特殊召喚]]されません。(14/02/27)
//A:[[特殊召喚]]を行う[[カード]]ではないため、[[発動]]できます。~
//  また、[[トークン]]も両方の[[効果]]で[[特殊召喚]]されます。(10/09/12)
//公式Q&A裁定と矛盾しているためCO
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=9608&keyword=&tag=-1

Q:[[《戦火の残滓》]]に[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/04/05)

Q:[[《無の煉獄》]]に[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/04/05)

Q:[[《終わりの始まり》]]を[[発動]]して[[墓地]]の[[闇属性]][[モンスター]]が2体になった場合、[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/04/05)

Q:[[《オーバーレイ・リジェネレート》]]に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(15/01/09)~

Q:[[《おとり人形》]]に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。~
  また、この[[カード]]を[[発動]]した場合、[[《おとり人形》]]の[[効果]]が[[適用]]されますので、[[発動]]したこの[[カード]]は[[デッキ]]へ戻ります。(15/04/15)~

Q:[[《融合徴兵》]]に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]しました。~
  『この[[カードの発動]]後、[[ターン]]終了時まで』の[[効果]]も[[適用]]され、この[[カードの効果]]で[[手札]]に[[加えた>加える]][[モンスター]]も[[通常召喚]]できませんか?~
A:『この[[カードの発動]]後、[[ターン]]終了時まで[[自分]]はこの[[効果]]で[[手札]]に[[加えた>加える]][[モンスター]]及びその[[同名モンスター>同名カード]]を[[通常召喚]]・[[特殊召喚]]できず、その[[モンスター効果]]は[[発動]]できない』[[効果]]も[[適用]]されるため、[[チェーン]]2のこの[[カードの効果]]で[[手札]]に[[加えた>加える]][[モンスター]]は、この[[ターン]][[通常召喚]]できません。(16/02/27)~

Q:「このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。」の制約を持つ[[魔法カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]して、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。(21/11/22)
//《海竜神の激昂》で確認

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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