速攻魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する 「六武衆」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動する。 墓地に存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を 自分フィールド上に特殊召喚する。
GLADIATOR'S ASSAULTで登場した、六武衆を特殊召喚する速攻魔法。
このカードの使い方は大きく分けて三つ。
一つは『対象をとる効果を無効にする』使い方。
もう一つは『対象をとらない効果の条件を外す』使い方。
三つ目は『モンスターを入れ替えることで連続攻撃や効果の連続発動を行なう』使い方である。
まず《六武衆推参!》や《諸刃の活人剣術》の自壊デメリットを回避することができる。
速攻魔法であることがポイントで、相手の対象を取る除去、コントロール奪取にチェーンして使えば事実上ディスアドバンテージなしで蘇生が可能となる。
また、いくつかの対象をとらない効果を回避することも可能。
具体的には《奈落の落とし穴》や《聖なるバリア−ミラーフォース−》などの『破壊するモンスターに条件がある』カードが該当する。
ただ残念なことに一般的に採用される汎用除去である《地割れ》《地砕き》に対処することが出来ないため、破壊からの防御手段としては今ひとつ信用に欠く。
さらに《六武衆推参!》などとは違いフィールド上のモンスターが増える訳では無いので、《大将軍 紫炎》特殊召喚サポートや六武衆の効果使用目的には適さない。
結論としてはバトルフェイズ中に発動して追撃を食らわせる目的でデッキに投入すると良いだろう。
また六武衆は専用蘇生カードがこのカードも含め4種類も存在するため、《生還の宝札》との相性が非常に良い。
《生還の宝札》採用タイプのデッキならディスアドバンテージも軽減できる。
《マクロコスモス》や《閃光の追放者》が存在すると使えない点には要注意。
コストとして墓地に送った六武衆も特殊召喚できる。
うまくいけば、《六武衆−ニサシ》で4回連続攻撃もできる。
相手の魔法・罠カードを《六武衆−ヤイチ》《六武衆−カモン》で1ターンに2枚破壊する事も可能。
珍しい使い方としては《スキルドレイン》発動中に《六武衆−カモン》の効果を発動し、
このカードをチェーンして《六武衆−カモン》を墓地に送れば《スキルドレイン》を破壊することも出来る。
ちなみに相手の墓地の六武衆も特殊召喚できる。憶えておくとミラーマッチで役に立つことがあるかもしれない。
単純な効果ながらその用途は意外なほどに広く、デッキに数枚入れておくとかなりトリッキーな動きが出来るようになるだろう。
―イラスト関連
Q:相手の墓地に存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事は可能ですか?
A:はい、可能です。(07/07/28)
Q:自分と相手のどちらかの墓地に「六武衆」と名のつくモンスターが1体以上存在する時にこのカードを発動し、発動時に墓地に送った「六武衆」と名のつくモンスターを特殊召喚する事は可能ですか?
A:はい、可能です。(07/08/02)
Q:自分と相手のどちらの墓地にも「六武衆」と名のつくモンスターが1体も存在しない時にこのカードを発動し、発動時に墓地に送った「六武衆」と名のつくモンスターを特殊召喚する事は可能ですか?
A:いいえ、発動自体できません。(07/08/02)