永続罠 相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。 選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した永続罠。
相手フィールドのモンスター1体を対象とし、攻撃及び表示形式の変更を封じる効果を持つ。
ほぼ同じ効果で相手にダメージも与えられる《拷問車輪》の下位互換。
《拷問車輪》との違いとしては、《リビングデッドの呼び声》などと同様に、指定モンスターが破壊以外の方法でフィールドから離れた場合、このカードがフィールドに残り続ける点がある。
その後《霞の谷のファルコン》での再利用ができる点や、《マジック・プランター》や《神炎皇ウリア》のコストとして利用できるのは、《拷問車輪》にできない運用と言える。
しかし、このカードと自壊条件が同じで、表示形式変更を封じない代わりにモンスター効果を無効にできる《デモンズ・チェーン》が存在する。
【セルフ・バウンス】や【神炎皇ウリア】でもこれらが優先されるので、採用は難しいだろう。
このカードに攻撃を加えた者は六芒星の呪いを受ける
攻撃宣言時に発動できる通常罠であり、モンスターの攻撃力を700ダウンさせる効果も備えており、《闇の呪縛》に近いカードだった。
《マジカルシルクハット》(原作効果)とのコンボや《カードを狩る死神》から、テキストの通りこのカードに攻撃を加えられた時に発動することが多かった。
遊戯は、このカードで相手モンスターの攻撃を封じつつ、攻撃力を下げて他のモンスターで追撃するという戦術を良く取っていた。
ただし、攻撃を止めることができるかは回によって描写がまちまちである。
(攻撃を止めることができなかった場合も、多くは攻撃力ダウンを利用して返り討ちにしている。)
また《オシリスの天空竜》の攻撃力をダウンさせた事もあるので、原作で言う所の上級呪文(《罅割れゆく斧》参照)なのだろう。
ちなみに、決闘者の王国編では、闇遊戯はこのカードの他に《聖なるバリア −ミラーフォース−》しか罠カードを使用していない。
―《六芒星の呪縛》の姿が見られるカード
Q:選択したモンスターが《月の書》などで裏側守備表示になった場合、このカードとの関係は断ち切られますか?
A:いいえ、断ち切られません。(08/10/08)
Q:選択したモンスターがこちらのフィールドにコントロールが移った場合、どうなりますか?
A:攻撃と表示形式の変更はできないままです。(11/07/18)