*《&ruby(ろくぼうせい){六芒星};の&ruby(じゅばく){呪縛};/Spellbinding Circle》 [#s406aa08]
 永続罠
 相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターは攻撃する事ができず、表示形式を変更する事もできない。
 選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
//テキストはBE01のもの

 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[相手]][[モンスター]]1体の[[攻撃]]と[[表示形式]]の変更を封じる[[効果]]を持つ。~

 [[裏側守備表示]][[モンスター]]にも使用可能である為、[[《闇の仮面》]]等の[[リバース効果]]の自発的[[発動]]や、[[《スカラベの大群》]]等の[[サイクル・リバース]][[モンスター]]の[[反転召喚]]を防ぐことができる。~
 しかし、ほぼ[[上位互換]]の[[《拷問車輪》]]が存在する為、まず採用されることはないだろう。~

-指定[[モンスター]]が[[バウンス]]されたり[[リリース]]されたりすると、この[[カード]]は無意味に残り続ける。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]などと同様の解釈である。~
その後[[《ハリケーン》]]や[[《霞の谷のファルコン》]]での再利用ができる点や、[[《マジック・プランター》]]や[[《神炎皇ウリア》]]の[[コスト]]として利用できる点で、[[《拷問車輪》]]との差別化を図っていきたいところである。~
しかし、[[表示形式]]の変更こそ封じないもののほぼ同様の使い方ができる[[《デモンズ・チェーン》]]が存在するため、どちらにしてもこの[[カード]]の活躍は難しい。

-この[[カード]]の存在から、当初、[[攻撃]]と[[表示形式]]変更がセットであると考える者が多かった。~
そのため[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]などの初期[[テキスト]]には、わざわざ「([[表示形式]]の変更は可能)」などと書かれていた。

-[[イラスト]]の円の模様は[[《ブラック・マジシャン》]]の背景と同じ模様になっており、原作での模様とは異なっている。

--海外版の[[イラスト]]では、「六芒星」が別の模様に書き換えられている。~
また、[[カード名]]の「六芒星」の部分は、単に「Circle(サークル、円)」となっている。~
六芒星は「ダビデの星」とも呼ばれ、ユダヤ教を象徴する図形であり、こういった宗教上の理由と思われる。

-原作・アニメにおいて―~
「決闘王国編」における「闇遊戯vs死の腹話術師」戦で登場してから、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]と並ぶ闇遊戯の主要[[罠カード]]として度々登場している。~
原作では[[攻撃宣言]]時に限定されるが、[[モンスター]]の[[攻撃力]]を700ダウンさせる[[効果]]も備えており、[[《闇の呪縛》]]に近いカードだった。~
遊戯は、この[[カード]]で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を封じつつ、[[攻撃力]]を下げて他の[[モンスター]]で追撃するという戦術を良く取っていた。~
また[[《オシリスの天空竜》]]の[[攻撃力]]をダウンさせた事もあるので、原作で言う所の上級呪文([[《罅割れゆく斧》]]参照)なのだろう。~
なぜかアニメでは絵柄が違っている(しかも海外版の[[イラスト]]とも違う)が、[[効果]]は原作のものを重視している。~
ちなみに、決闘者王国編では、闇遊戯はこの[[カード]]の他に[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]しか[[罠カード]]を使用していない。~
//([[デッキ]]の全てが判明しているわけでないので、他のスペースに[[罠カード]]が入っていた可能性はある。)~

--「闇遊戯vs死の腹話術師」戦で、この[[カード]]の[[効果]]を受けた[[《青眼の白龍》]](攻撃力2300)を[[《ブラック・マジシャン》]](攻撃力2500)が[[戦闘破壊]]した時、腹話術師はなぜか500も[[ダメージ]]を受けていた。~
また、「闇遊戯&城之内vs迷宮兄弟」戦で、この[[カード]]の[[効果]]を受けた[[《水魔神−スーガ》]](攻撃力1800)を[[《デーモンの召喚》]](攻撃力2500)が[[攻撃]]した際には、迷宮兄弟はなぜか300[[ダメージ]]しか受けていない。~

--なお、遊戯王Rにおいては類似[[カード]]として《幻想の呪縛》なる[[カード]]が存在する。~
こちらは[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げると同時に、特殊[[効果]]を封じる能力を持つ。~
これは「記憶編」でマハードの精霊「[[幻想の魔術師>《ブラック・マジシャン》]]」の使用する能力である。~

--前述にあるように、原作・アニメにおいても[[カード名]]や[[イラスト]]が度々変更されている。~

---遊戯王Rでは単行本収録時、《三角星の呪縛》なる[[カード]]に修正されている。(第1巻は第20刷以降)

---東映版の劇場版では、原作のこの[[カード]]が初登場した時と同じシチュエーションが描かれたが、[[《マジカルシルクハット》]]に仕込まれた[[カード]]は《闇・十字星の呪縛》に変わっていた。~
//「東映版」の方が記述ページが多く、また劇場版も存在するため片方へ統一

---文庫版では《呪縛の円陣》という[[カード名]]に変更されており、[[イラスト]]も変更され六芒星でなくなっている。~

--アニメGXにおける翔の回想シーンにおいて、ゴリ助がこの[[カード]]を伏せていた。~
その時の[[効果]]は実物のものに修正されているが、[[イラスト]]は六芒星ではなかった。~

-コナミのゲーム作品において―~
初期の非OCGルール作品では、「全ての[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を500ポイントダウンさせる」[[効果]]を持つ[[魔法カード]]として登場している。~
原作効果の内攻撃力ダウンのみを再現した形となっているが、[[《闇の呪縛》]]は全く同じ条件で1000ポイントダウンさせられるため、OCG同様[[下位互換]]になってしまう。~

**関連カード [#ueb8941f]
-[[《闇の呪縛》]]
-[[《拷問車輪》]]
-[[《五稜星の呪縛》]]

―《六芒星の呪縛》の姿が見られる[[カード]]
-[[《拘束解放波》]]

**収録パック等 [#af72de26]
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-06 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-35
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-006 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-036
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP006 &size(10){[[Rare]]};
-[[STARTER DECK(2008)]] YSD3-JP034
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP005

**FAQ [#u5e6b797]
Q:選択した[[モンスター]]が[[《月の書》]]等で[[裏側守備表示]]になった場合、この[[カード]]との関係は断ち切られますか?~
A:いいえ。断ち切られません。(08/10/08)

Q:選択した[[モンスター]]がこちらの[[フィールド]]上に戻ってきた場合、どうなりますか?~
A:[[攻撃]]と[[表示形式]]の変更はできないままです。(11/07/18)

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