効果モンスター 星４/闇属性/魔法使い族/攻1850/守1500 このカードは自分フィールド上の「闇霊使いダルク」１体と 闇属性モンスター１体を墓地へ送り、 手札またはデッキから特殊召喚できる。 この方法で特殊召喚に成功した時、 デッキからレベル３またはレベル４の魔法使い族・光属性モンスター１体を 手札に加える事ができる。 また、この方法で特殊召喚したこのカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
ORDER OF CHAOSで登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
憑依装着共通の特殊召喚・貫通効果に加え、レベル３・４の光属性・魔法使い族をサーチする誘発効果を持つ。
アタッカーとしては属性・種族を考えても《熟練の黒魔術師》が存在し、貫通効果も同じ属性に攻撃力は劣るが強力な《ツイン・ブレイカー》や《ランサー・デーモン》が存在している。
しかしこのモンスターはサーチ効果を持つため、それらとは違った働きが可能。
強力ではあるがコントロール奪取後の処理が難しかった《闇霊使いダルク》の効果を活用できる。
また、状況によっては《闇霊使いダルク》を通常召喚・特殊召喚してそのまま特殊召喚する事も考えられる。
サーチ効果により特殊召喚のディスアドバンテージを軽減でき、奪った相手のモンスターをコストにすればアドバンテージも生まれる。
自分のモンスターをコストにする場合、特殊召喚の容易な《ジェスター・コンフィ》は、種族が同じ事もありとても相性がいい。
《カオス・インフィニティ》により《機皇兵ワイゼル・アイン》を特殊召喚してコストにするのもよい。
サーチできるモンスターには《ライトロード・マジシャン ライラ》・《クルセイダー・オブ・エンディミオン》・《幻想召喚師》・《久遠の魔術師ミラ》等有用なものが存在している。
ディスアドバンテージは気になるが、《ディメンション・マジック》でサーチしたモンスターを特殊召喚するのも面白い。
また、同じ霊使いである《光霊使いライナ》もサーチできる。
総じて憑依装着の中でも対応する属性もあいまって強力なカードといえる。
【魔法使い族】において４枚目以降の《熟練の黒魔術師》に出来ない事もないが、やはり前述のようなサポートカードやサーチ先を用いる専用のデッキ、とりわけ魔法使い族を軸にした【カオス】などで活きるカードといえる。
―イラスト関連