*《&ruby(リアクティブアーマー){炸裂装甲};/Sakuretsu Armor》 [#idcd5914]
 通常罠
 相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
 その攻撃モンスター1体を破壊する。

 [[闇魔界の脅威]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[攻撃宣言]]に反応し、[[相手]]の[[攻撃モンスター]]1体を[[破壊]]する。

 このカードと同じ[[発動条件]]で相手を[[破壊]]ではなく[[除外]]する[[カード]]として[[《次元幽閉》]]が存在する。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]などに妨害され、かつ相手の[[墓地]]利用を許してしまうこの[[カード]]よりも[[《次元幽閉》]]の方が総じて強力であり、この[[カード]]はほぼ[[下位互換]]であるといえる。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]などに[[無効]]化され、[[相手]]の[[墓地]]利用を許してしまうこの[[カード]]よりも総じて強力であり、[[下位互換]]といえる。~

 こちらの主な[[メリット]]は[[《王宮の鉄壁》]][[発動]]時にも使用できることぐらいだろう。~
 また、[[自分]]が[[《撲滅の使徒》]]を使用したい場合には、採用率の低いこの[[カード]]を投入した方が安全に[[発動]]できる。~
 [[《次元幽閉》]]と違い[[《グリード・グラード》]]の[[発動条件]]を満たすことができるが、能動的な[[発動]]が不可能なので他の[[除去]][[カード]]を使ったほうが安定する。~
//能動的という記述のため差し戻し

-かつては[[《奈落の落とし穴》]]と並んで頻繁に見られる[[除去]][[罠カード]]であったが、先述の通り現在は[[《次元幽閉》]]にその立場を譲っている。~
-かつては[[攻撃宣言]]反応型の[[除去]][[罠カード]]の基本として頻繁に使われていたが、先述の通り現在は[[《次元幽閉》]]にその立場を譲っている。~
[[《次元融合》]]が現役の頃は、[[相手]][[モンスター]]を[[帰還]]させないため、[[《次元幽閉》]]より優先される事もあった。~
また、[[《次元幽閉》]]は入手難度が高く、代用として採用する場合もあった。~
しかし[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]となり、[[《次元幽閉》]]も再録され入手しやすくなったため、いずれも過去の話である。~

-[[ゲーム付属カード]]として登場した[[《次元幽閉》]]は入手難度が高いため、代用として採用する場合があった。~
しかし、[[《次元幽閉》]]が再録され入手しやすくなっているため、採用率は下がっている。~

-「リアクティブアーマー」とは、主に戦車の補助装甲として使用される装甲板の一種。~
2枚の鉄板の間に爆発性の物質を挟んだ構造をしており、砲弾などで攻撃を受けた際に内部の爆発物が爆発して鉄板を吹き飛ばし、その勢いで攻撃を相殺する。~
実に攻撃反応型罠らしいネーミングであるが、爆発した際に破片で敵ではなく味方の兵士をしばしば殺傷してしまうというOCGとは真逆な性質を持っていたりする。~
現在、砲弾がAPFSDS等の運動エネルギー弾へと世代交代が進み、それに対して有効的ではないリアクティブアーマーはあまり使用されなくなってきている。~
尚、「炸裂装甲」はOCGの造語であり、日本語では爆発反応装甲と呼ばれる。~


-[[英語名]]は「Sakuretsu Armor(サクレツアーマー)」。~
なぜか炸裂だけそのままである。~

-[[《堕落》]]やこの[[カード]]の[[イラスト]]を見ると、[[漆黒の魔王]]に行き着くことができるだろう。~

-[[STARTER DECK(2006)]] 、[[(2007)>STARTER DECK(2007)]] 、[[(2008)>STARTER DECK(2008)]] に収録されており、以前から比較的容易に入手できた。~
資産の少ない[[プレイヤー]]には嬉しいところだったが、[[《次元幽閉》]]が[[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]]に再録され、大した[[メリット]]ではなくなった。

--現在はほとんどお役御免になった[[カード]]だが、長年第一線で活躍していたことを認められたのか[[《次元幽閉》]]を差し置いて晴れて[[GOLD SERIES 2010]]に収録されている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「ジムvs覇王十代」戦においてジムが使用。~
[[《ダーク・フュージョン》]]で[[融合召喚]]された[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]]の[[攻撃]]に対し[[発動]]された。~
だが、[[《ダーク・フュージョン》]]によって与えられた「[[召喚]][[ターン]]内の[[破壊]][[耐性]]」によって[[無効]]化されてしまった。~

--遊戯王Rにおける特別編「闇遊戯vs百野真澄」戦では、類似した[[罠カード]]として《偏光プリズム》が登場している。

--アニメGXのデュエルアカデミアの3年生の筆記試験に、この[[カード]]の漢字表記を問う問題があった。~

--アニメ5D'sの「アキvsジル・ド・ランスボウ」戦においてジルが使用。~
[[セット]]されたが[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[効果]]により[[破壊]]された。~
「クロウvsセキュリティ」戦においてはセキュリティが使用。~
先攻1[[ターン]]目で[[セット]]されたが、[[発動]]される事なく[[《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》]]によって[[破壊]]されてしまった。~

--基本的にアニメはあまり汎用[[除去]][[カード]]を推奨していないが、「かませ」として扱う分には良いのだろう。~
この[[カード]]は強力かつシンプルな[[効果]]故に、「かませ」としての出番が多い。~

--漫画版GXでは、この[[カード]]に[[墓地]]に[[レベル]]5以上の[[HERO]]の存在を条件付けられた完全[[下位互換]]の《レスポンシィビリティ》が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
GB版DMシリーズには、この[[カード]]の[[下位互換]]と言える[[罠カード]]として[[《粘着テープの家》]][[《ねずみ取り》]]《ベア・トラップ》《見えないピアノ線》[[《硫酸のたまった落とし穴》]]が登場している。~
それぞれ[[破壊]]できる[[攻撃力]]の上限が決まっており、それぞれ[[攻撃力]]500、1000、1500、2000、3000までを[[破壊]]できる。~
また、[[《万能地雷グレイモヤ》]]はずばり今日のこのカードと同じ効果を持っていた。~
--[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]で配信される特殊な[[禁止・制限カード]]リストでは、[[《次元幽閉》]]と共に[[準制限カード]]に指定されている。~
恐らく、[[汎用性]]が高いのでどちらか一方だけでは不十分という意図だろう。


**関連カード [#l2f18f1d]
-[[《万能地雷グレイモヤ》]]
-[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]
-[[《D−カウンター》]]
-[[《カオス・バースト》]]
-[[《次元幽閉》]]

-[[漆黒の魔王]]

**収録パック等 [#hd25d27a]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP264
-[[闇魔界の脅威]] 305-049
-[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]] SD8-JP034
-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]] SD10-JP033
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP036
-[[STARTER DECK(2006)]] YSD-JP037
-[[STARTER DECK(2007)]] YSD2-JP037
-[[STARTER DECK(2008)]] YSD3-JP037
-[[GOLD SERIES 2010]] GS02-JP020 &size(10){([[Gold]])};

**FAQ [#g8cc1606]
Q:[[モンスター]]が[[攻撃]]した時に《炸裂装甲》を[[発動]]し、それに[[チェーン]]して[[《迎撃準備》]]や[[《月の書》]]を使われた場合、[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:いいえ、[[破壊]]されません。~

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]をして[[《くず鉄のかかし》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]([[レベル]]4以上の[[モンスター]]の[[攻撃宣言]]時)を[[発動]]した場合は《炸裂装甲》の[[効果解決時]]に[[攻撃モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[《くず鉄のかかし》]]を[[チェーン]]した場合は[[攻撃]]を[[無効]]にするため[[攻撃モンスター]]は[[破壊]]されません。~
  [[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]を[[チェーン]]した場合は[[攻撃]]を[[無効]]にする扱いにはならないため[[攻撃モンスター]]は[[破壊]]されます。(09/01/29)

Q:[[モンスター]]が[[攻撃]]した時に《炸裂装甲》を[[発動]]し、それに[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]を[[発動]]して[[モンスター]]が[[守備表示]]になった場合、[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:いいえ、[[破壊]]されません。~
([[守備表示]]になることで「[[攻撃モンスター]]」ではなくなる)

Q:上記の質問のケースで[[攻撃モンスター]]が[[《絶対防御将軍》]]([[攻撃表示]])だった場合はどうなりますか?~
A:[[《絶対防御将軍》]]は[[守備表示]]でも[[攻撃]]が可能な[[モンスター]]です。~
[[守備表示]]になっても「[[攻撃モンスター]]」なので[[破壊]]されます。