効果モンスター 星6/光属性/天使族/攻1800/守2000 (1):自分フィールドにカードが存在せず、 自分の手札がこのカード1枚のみの場合、 相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。 相手フィールドのカードを全て破壊する。 その後、自分はデッキからモンスター1体を特殊召喚できる。
EXTRA PACK 2018で登場する光属性・天使族の上級モンスター。
相手のカードを全て破壊し、その後任意のモンスター1体をリクルートできる効果を持つ。
相手の優位な状況を一気に崩す効果を持つが、その発動条件は非常に厳しい。
フィールドのカードが除去される機会は多いとはいえ、手札に発動条件を満たせないカードが溜まってしまえばそれだけで発動は困難になる。
発動条件のないカード中心で組むにしても、このカードのみが残る状況というのはそうそうない。
消耗の激しい【フルバーン】であれば《星因士 シャム》をリクルートしてバーンを行いつつ防御といったことも可能ではあるが、《無の煉獄》や《命削りの宝札》とアンチシナジーであり、またそのような苦境に陥って焼ききれるかどうかも微妙。
《妖精伝姫−シラユキ》で他のカードを除外すれば一応発動しやすくなる。
発動に成功すれば全体除去が行え、その後ステータス等の制限なくリクルートが行える。
ただ、破壊耐性を持っていたり、破壊された場合をトリガーとするモンスターも多いため過信はできない。
また、任意のモンスター1体をリクルートできるとはいえ、自分は手札及び魔法&罠ゾーンが0枚の状態で戦わなければならず、ピンチである事には変わりはない。
効果処理後は相手の手札はそのままで相手メインフェイズ2が待っており、発動しただけで即優位に自分のターンを迎えられるとは限らないのがネックである。
《E・HERO バブルマン》をリクルートすれば、あちらの効果により手札を補充できる。
ただし、リクルート先のステータスを問わないという強みと引き替えになり、ハイリスクである。
積極的に狙うというよりは、選択肢の1つ程度と考えておきたい。