*《&ruby(ひび){罅};&ruby(わ){割};れゆく&ruby(おの){斧};/Shattered Axe》 [#bd443d7b]
 永続罠
 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。
 選択したモンスターの攻撃力は、このカードがフィールド上に存在する限り
 自分のスタンバイフェイズ毎に500ポイントダウンする。
 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。

 [[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[スタンバイフェイズ]]毎に選択した[[モンスター]]の[[攻撃力]]を減少させる。~

 [[除去]]したほうが手っ取り早く[[ダメージ]]を与えられるため、[[コンバットトリック]]に使えない[[弱体化]][[カード]]は使い道が少ないのだが、中でもこの[[カード]]は特に使いにくい。~
 [[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]ごとに[[攻撃力]]を減らしていくため、迎撃に使えないのである。~
 使い勝手では[[《収縮》]]に遠く及ばず、[[《粘着落とし穴》]]や[[《闇の呪縛》]]よりもさらに使われる機会はないであろう。

 加えて[[《リビングデッドの呼び声》]]同様、[[破壊]]以外の方法で選択した[[モンスター]]が離れても、この[[カード]]だけ残ってしまう。~
 さらにはもちろん[[《オベリスクの巨神兵》]]にも効かないので、なりきりに使う価値すらもなくなってしまった。

-[[自分]]の[[モンスター]]にも使用可能。~
[[発動]]する機会はそうないと思われるが、[[相手]][[モンスター]]がいない場合でも[[《マジック・プランター》]]の[[コスト]]に使うことはできる。

-原作最後の決闘で登場した、由緒正しき[[攻撃力]]減少系罠。~
しかし、原作における[[効果]]がOCGでは面倒なため、このような[[効果]]になってしまった。

-通常市販パックにおいて、最後の原作出身[[カード]]となっている。~
(通常パックを除けば、今のところ[[《オシリスの天空竜》]]が最後)~

-原作・アニメにおいて―~
原作の「戦いの儀」における「遊戯vsアテム」戦にて遊戯が使用。~
原作では「この[[カード]]を伏せた[[ターン]]数×500ポイント[[攻撃力]]をダウンさせる」[[効果]]であった。~
瞬時に3[[ターン]]を経過させる[[速攻魔法]]《時の飛躍−ターン・ジャンプ−》と併用し、神の1体である[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[攻撃力]]を2500にまで下げ、同時に[[攻撃力]]の上がった[[サイレント・ソードマン]]と[[相打ち]]になった。~
本来は神に罠は効かないはずだが、遊戯王Rのウィラーによると「上級呪文は神に対しても1[[ターン]]有効になる」らしい。~
どう見極めるのかは不明だがこの[[カード]]は上級呪文に分類されるのだろう。~
アニメでは、辻褄合わせとして[[相手]]の場全体に[[効果]]を及ぼす[[罠カード]]《大地の侵食》に差し替えられた。~

--漫画GXでは、アモンがこの[[カード]]と類似した[[効果]]を持つ[[罠カード]]《真言の呪縛》を使用している。~
そちらは[[発動]]に[[ライフコスト]]が必要だが、[[攻撃]]を封じる[[効果]]が追加されている。~

**関連カード [#j32a1e92]
-[[《粘着落とし穴》]]
-[[《闇の呪縛》]]

**収録パック等 [#q10bd9c6]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP239
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP059

**FAQ [#afd286b9]
Q:この[[効果]]に[[チェーンブロック]]は作られますか?~
A:[[チェーンブロック]]を作ります。(10/09/06)