*《&ruby(ひすい){翡翠};の&ruby(むしぶえ){蟲笛};/Jade Insect Whistle》 [#y53884e8]
 通常魔法
 相手プレイヤーはデッキから昆虫族モンスター1枚を選択し、
 デッキをシャッフルした後そのカードをデッキの一番上に置く。

 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[相手]][[プレイヤー]]の[[昆虫族]][[モンスター]]を[[デッキの一番上]]に[[置く]]。~

 [[相手]]の次の[[ドロー]]を[[昆虫族]]に固定するため、[[《増殖するG》]]などを採用した特定[[カテゴリ]]の[[デッキ]]なら展開の妨害を行うことが可能となる。~
 場合によっては攻め手を遅らせることも狙える。~
 しかし、[[相手]]の[[手札]]が多ければ意味がなく、[[ドロー]]させた[[《増殖するG》]]などの[[効果]]を使われてしまうと結局意味をなさない。~
 [[相手]]の[[デッキ]]に[[昆虫族]]が入っていなければ[[デッキ]]を[[ピーピング]]することは可能だが、それだけを狙う意味も薄い。~

 [[《寄生虫パラサイド》]]の[[リバース効果]]を[[適用]]させてこの[[カード]]を使えば[[相手]]の[[デッキトップ]]に[[《寄生虫パラサイド》]]を置く[[コンボ]]が可能。~
 しかし[[《寄生虫パラサイド》]]を[[リバース]]させる必要があり、成功しても[[ダメージ]]と[[種族]]変更[[効果]]を使えるだけである。~
 [[《DNA改造手術》]]なら、[[《寄生虫パラサイド》]]よりもよほど早く[[コンボ]]を成立できる。

 また、首尾良く[[《寄生虫パラサイド》]]を[[リバース]]させたとしても、[[相手]]が[[デッキ]]に他の[[昆虫族]][[モンスター]]を入れていれば、それを[[デッキトップ]]に置かれてしまう。~
 特に展開力のある[[【インフェルニティ】]]や[[【X−セイバー】]]の[[キーカード]]には[[《インフェルニティ・ビートル》]]や[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]がいる。~
 ([[手札コスト]]にされれば意味はないが、既に相手の[[墓地]]に1体以上の[[《インフェルニティ・ビートル》]]がいる場合には、一応不要な[[カード]]を[[ドロー]]させることができる。)~
 [[シンクロモンスター]][[メタ]]の[[《黒光りするG》]]や[[攻撃力]]3200までを一方的に[[戦闘破壊]]できる[[《アーマード・ビー》]]も戦力として採用されていてもおかしくない。~
 [[【雑貨貪欲ターボ】]]の[[《魔導雑貨商人》]]を[[《抹殺の使徒》]]で狙い撃ちする際に使うという手もあるが、ほぼ確実に[[相手]]に読まれるであろう。~
 [[【デミスドーザー】]]相手に発動し、[[《デビルドーザー》]]を[[サーチ]]されたあげくに[[1ターンキル]]されたらもう笑うしかない。~
 [[相手]]が[[【昆虫族】]]であれば[[《虫除けバリアー》]][[《トゲトゲ神の殺虫剤》]]など[[昆虫族]][[メタ]]が使いやすくなるということではあるが。~

 この[[カード]]を有効活用するとすれば、[[相手]]の[[デッキ]]に[[昆虫族]][[モンスター]]がいない場合に[[デッキ]]をすべて確認できるという点においてであろう。~
 しかしその目的ならば[[《闇の指名者》]]を使ったほうがまだマシである。~
 現在の[[環境]]においては[[【甲虫装機】]]や単体で機能する[[《増殖するG》]]に遭遇する可能性もあり、[[サイドデッキ]]にすらお呼びがかからない[[カード]]になってしまっている。~

 [[ドロー]]を阻害しつつ[[《マインドクラッシュ》]]、という[[コンボ]]が可能だが、やはり安定性は低い。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ版DMにおける「バトルシティ編」の「城之内vs羽蛾」戦ではこの[[カード]]に[[効果]]が似た[[魔法カード]]《寄生虫の暴走》が出てくる。~
[[《寄生虫パラサイド》]]の項目も参照。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《寄生虫パラサイド》]]

**収録パック等 [#s10b95dd]
-[[暗黒の侵略者]] 307-045
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP101

//**FAQ [#w369c960]
//Q:
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