効果モンスター 星３/地属性/戦士族/攻1000/守 100 自分フィールド上に植物族モンスターが存在し、 相手が罠カードを発動した時、 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
Ｖジャンプ(2012年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した地属性・戦士族の下級モンスター。
自身を手札から墓地へ送ることで罠カードの効果を無効にして破壊する誘発即時効果を持つ。
植物族が自分フィールド上に存在しなければならない条件が存在するものの、植物族モンスターを出した時に相手が《奈落の落とし穴》を使っても無効にできる。
後出しでセットされた《強制脱出装置》等のフリーチェーン罠カードを自分のドローフェイズ〜スタンバイフェイズで発動される事に対処でき、１：１交換に持ちこめるのが利点である。
《サイクロン》、《ナイト・ショット》にない利点として、ごく一部の手札から発動可能な罠カードに対応できる点が挙げられる。
植物族をサポートする効果を持ちながら植物族ではないため、サポートカードを共有できない。
そのため、墓地へ置いても《薔薇の刻印》等で除外することができず、アドバンテージを稼ぎにくい。
また、罠カードのみしか対処できないため、植物族の大きな弱点の一つである《サイクロン》等の魔法カードに対してはまた別の対策が必要となる。
デッキの枠を割く上で罠カードを除去する手段は、相手がセットした《サイクロン》も破壊することができる《サイクロン》・《ナイト・ショット》が優先されやすい。
植物族が主体であってもシンクロモンスター、エクシーズモンスターの植物族は数が乏しく、別の種族を出した時を狙われる可能性も高い。
専用サポートカードとして一見強力な効果だが、これらの欠点のため、採用には十分検討する必要があるだろう。
しかし、デッキタイプによっては若干使いやすくもなる。
地属性モンスターであることから、《巌征竜−レドックス》の蘇生効果のコストにできるという《サイクロン》・《ナイト・ショット》などにはない利点を持つ。
そのため、《巌征竜−レドックス》を入れた【ギガプラビート】には採用の余地がある。
また、植物族は地属性チューナーが多いことからナチュルのシンクロモンスターを出しやすい。
そのサポートとして《切り込み隊長》・《ゴブリンドバーグ》・《ＴＧ ストライカー》などの戦士族を複数採用したデッキならば、このカードの《増援》対応というメリットも活かせるか。