通常罠 (1):このターンに特殊召喚された相手フィールドのモンスターが効果を発動した時に発動できる。 その効果を無効にし破壊する。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した通常罠。
特殊召喚されたモンスターがそのターン内にモンスター効果を発動した時に無効にする効果を持つ。
《天罰》と違いノーコストでモンスター効果を無効にできるが、特殊召喚されたモンスターであり、尚且つ特殊召喚されたターン内にモンスター効果を発動していなければならないと言う発動条件が課せられている。
「特殊召喚されたモンスターの効果を無効にして破壊する」という共通点を持つカードとして、《煉獄の落とし穴》が存在する。
両者を比較すると、こちらは相手の攻撃力に左右されずに破壊できる点と、特殊召喚されたタイミング以外でも発動できる点で勝るが、永続効果等の発動しない効果には無力である点で劣る。
各種蟲惑魔のサポートに対応する。
特に《トリオンの蟲惑魔》でサーチ可能だが、あるとわかっていれば回避するのは簡単な効果なので、牽制以上の意味は持てない。
ほかに《アトラの蟲惑魔》であれば手札から発動出来、擬似的にノーコストの《朱光の宣告者》となる。
問題は前述のように、落とし穴の中でも相手に依存しがちな性能であること。
特殊召喚されたモンスターがそのターン内にモンスター効果を発動しなければ発動できないので、牽制はできるものの腐ってしまう。
《煉獄の落とし穴》同様、対応範囲はまた異なるが有無を言わさず特殊召喚を阻止できる《昇天の黒角笛》というライバルも存在する。
性能面では、より汎用性の高く確実な除去が可能な《神の警告》や、同じく蟲惑魔のサポートに対応しより強力な《奈落の落とし穴》より優先する程の価値はない。
特殊召喚が蔓延する現環境では発動機会自体には恵まれているため、【蟲惑魔】では《奈落の落とし穴》以降に、選択肢の一つとして検討可能。
この場合、《煉獄の落とし穴》や《落とし穴》とは周囲の環境に合わせて選択していくことになるだろう。
―イラスト関連
Q:ダメージステップ時に発動できますか?
A:いいえ、できません。(13/04/26)
Q:《スキルドレイン》が存在する時に、特殊召喚したモンスターが効果を発動した場合、このカードを発動する事はできますか?
A:発動する事はできますが、効果を適用し破壊する事はできません。(13/06/23)
Q:このカードの効果は対象をとりますか?
A:いいえ、対象をとりません。(13/04/26)
Q:このターン特殊召喚された《始祖の守護者ティラス》の相手フィールド上のカードを破壊する効果に対しこのカードを発動した場合、《始祖の守護者ティラス》は破壊されますか?
A:《始祖の守護者ティラス》の相手フィールド上のカードを破壊する効果は無効にすることができますが、カード効果では破壊されない効果は無効にしないので、《始祖の守護者ティラス》は破壊されません。(13/05/16)
Q:特殊召喚されて効果を発動した《星因士 デネブ》に対しこのカードをチェーンしたところ、その《星因士 デネブ》を対象に《天架ける星因士》を発動されました。
この場合《星因士 デネブ》の効果は無効になりますか?
A:《星因士 デネブ》の効果は無効になりますが、デッキ内で破壊されることはありません。(15/08/27)