通常罠 「貪欲な瓶」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):「貪欲な瓶」以外の自分の墓地のカード5枚を対象として発動できる。 そのカード5枚をデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。
クロスオーバー・ソウルズで登場した通常罠。
墓地のカードをデッキに戻し、その後1枚ドローする効果を持つ。
《貪欲な壺》と似た効果だが、こちらは魔法カード・罠カードも対象にできるので発動は難しくない。
しかし、ドロー目的ならば条件の無い《強欲な瓶》や《八汰烏の骸》が存在している。
そのため、このカードはドローでは無く墓地のカードをデッキに戻す使い方が主となる。
魔法・罠カードを損失無しでデッキに戻せる効果を持つカードは貴重である。
しかし、デッキに戻したとしても必ず引けるわけではなく、2枚目以降の同名カードがあるならデッキに戻す意味もない。
よって、制限カードの魔法・罠カードをサーチできるデッキや、同名カードをサーチできる魔法・罠カードを用いるデッキでの採用が基本となる。
例としては、《霞の谷の神風》や《ハーピィの羽根帚》をサーチできる【ハーピィ】などが挙げられる。
【魔力カウンター】では、使い終えた《トゥーンのもくじ》や《魔力掌握》2枚をデッキに戻す事で発動回数を増やす事ができる。
また、回収手段が少ない永続罠等をキーカードとするデッキに手札事故の対策として採用するのも手か。
《死者蘇生》等の有用な制限カードやエクストラデッキのモンスターを戻せば、デッキ枚数の増加も気にならない。
エクストラデッキは15枚の制限があるため、やむを得ずピン挿ししていたカードでも再利用することができる。
特に《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》や 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》 は、エクシーズ素材として多数のモンスターを使用するため、条件を満たすのも容易だろう。
あるいは、【チェーンバーン】等のデッキで《強欲な瓶》と《八汰烏の骸》をフル投入した上で7枚目以降としての採用も考えられる。
Q:対象に選択したカードの内1枚が墓地に存在しなくなった場合、残りの選択したカードをデッキに戻す処理は行われませんか?
A:はい、行われず、ドローする処理も行われません。(15/02/14)