《-/Brotherhood of the Fire Fist - Peacock》

Link・Effect
LINK2/FIRE/Beast-Warrior/ATK1000
【Link Arrows:左/下】
2 "Fire Fist" monsters
While this card points to a "Fire Fist" monster, your opponent's monsters cannot target this card for attacks.
When this card declares an attack: You can send 1 face-up "Fire Formation" Spell/Trap you control to the GY,
then target 1 monster your opponent controls;
place that opponent's monster in a zone this card points to and take control of it until the End Phase,
but it cannot declare an attack this turn.
You can only use this effect of "Brotherhood of the Fire Fist - Peacock" once per turn. 
日本語訳
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/獣戦士族/攻1000
【リンクマーカー:左/下】
「炎星」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先に「炎星」モンスターが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードの攻撃宣言時に自分フィールドの表側表示の「炎舞」魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてエンドフェイズまでコントロールを得る。
このターンそのモンスターは攻撃できない。

 TCGFists of the Gadgetsで登場した炎属性獣戦士族リンクモンスター
 リンク先炎星が存在する場合に攻撃対象にならなくなる効果、自身の攻撃宣言時に炎舞コスト相手モンスターを自身のリンク先コントロール奪取できる効果を持つ。

 《炎星仙−ワシンジン》と異なり、リンク素材炎星でなければならないため、《熱血獣士ウルフバーク》を使えないというデメリットがある。
 とはいえ、【炎星】なら用意が難しいリンク素材でもないため、状況に応じて適宜使い分けることも十分可能。
 こちらはリンクマーカーの向きや効果の性質上、エクストラデッキからの展開を目的とするリンク先の確保には向いていない。
 一方で、コントロール奪取によって相手ボード・アドバンテージを削る事ができるのはあちらにはない利点である。

 (1)は自身のリンク先炎星がいる場合に攻撃対象にならなくなる効果
 どのモンスターゾーンにいてもリンク先は1か所しか使えず、適用できても全体除去でまとめて処理される可能性も高い。
 (2)の効果を阻害する事にもなるので、基本的には狙わなくていいだろう。

 (2)は自身の攻撃宣言時に発動できるコントロール奪取効果
 奪ったモンスター攻撃できなくなるが、《ヴァレルロード・ドラゴン》と同様メインフェイズ2で各種素材にすると良い。
 こちらは攻撃対象以外も奪える他、コントロール奪取によってバトルステップの巻き戻しが発生するため、攻撃対象の再選択ができる。
 攻撃力はかなり低いため、相手モンスターが残っている場合は攻撃の中断を選ばざるを得ないことも多いだろう。
 効果の持続時間が《ヴァレルロード・ドラゴン》より短く、コントロール相手に戻ってしまうので、そのターンメインフェイズ2で確実に素材としておきたい。

 《炎星仙−ワシンジン》1ターンに1度しか特殊召喚できないため効果を使い終わった炎星モンスター墓地へ送る手軽な手段としても用いることができる。
 特に《Brotherhood of the Fire Fist - Panda》?の(1)の効果を使ったターンその残存効果によりやむを得ずこのカードリンク召喚することになることも多い。
 その場合(2)の効果でコントロール奪取したモンスターの処理は非常に困難になる。

関連カード

―《Brotherhood of the Fire Fist - Peacock》の姿が見られるカード

収録パック等