*《-/Mischief of the Time Goddess》 [#top]
 Quick-Play Spell
 Neither player can activate cards or effects in response to this card’s activation.
 Cannot be activated as Chain Link 2 or higher.
 At the end of your Battle Phase, if all monsters you control are “Valkyrie” monsters (min. 1):
 Send this card to the GY, also, immediately after this effect resolves,
 skip to the start of the Battle Phase of your next turn.
 If you do, you cannot activate “Mischief of the Time Goddess” until the end of that turn.
//ソース:https://yugiohblog.konami.com/articles/?p=8832

 日本語訳
 速攻魔法
 このカードの発動に対してカードの効果は発動できず、このカードはチェーン2以降では発動できない。
 (1):自分フィールドのモンスターが「Valkyrie」モンスターのみの場合、自分バトルフェイズ終了時に発動できる。
 このカードを墓地に送り、次の自分バトルフェイズ開始時までターンをスキップする。
 その後、ターン終了時まで自分は「Mischief of the Time Goddess」を発動できない。

 [[TCG]]の[[Shadows in Valhalla]]で登場する[[速攻魔法]]。~
 [[自分]][[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]から次の[[自分]][[バトルフェイズ開始時>スタートステップ]]に[[ターン]]を[[スキップ]]する[[効果]]を持つ。~

 [[発動]]できれば[[バトルフェイズ]]をもう1度行うことができ、大きな[[戦闘ダメージ]]が期待できる。~
 実質[[自分]][[モンスター]]に[[2回攻撃]]を付与するに等しく、[[《Valkyrie Zweite》]]で2枚分の[[サルベージ]]ができる。~
 [[《Ride of the Valkyries》]]は[[発動条件]]に必要な[[Valkyrie]][[モンスター]]を[[フィールド]]に用意しつつ、この[[カード]]の[[サーチ]]をしてくれる。~

-「Send this card to the GY」(この[[カード]]を[[墓地へ送る]])という[[テキスト]]に関して―~
[[TCG]]公式サイトの紹介記事では[[ターン]]を[[スキップ]]するという性質からプレイテスターが混乱してしまう事があったため、[[発動]]した後[[墓地へ送る]]事を明確にするために追加されていると説明されている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「KCグランプリ編」の「海馬vsジーク・ロイド」戦でジーク・ロイドが使用した《時の女神の悪戯》がこの[[カード]]である。~
[[攻撃]]を一通り終えてから[[発動]]し、2度目の[[バトルフェイズ]]に移行して追撃にて海馬を倒す算段であった。~
しかし、海馬の[[通常罠]]《機械じかけのマジックミラー》により[[効果]]をコピーされた事で海馬の[[バトルフェイズ]]に移行。~
海馬の[[フィールド]]に[[モンスター]]がいなかったことで[[攻撃]]はされなかったものの、追撃は不発に終わった。~
//《機械じかけのマジックミラー》の「じかけ」はひらがな表記が正しい
ただし、[[デュエル]]の処理としては[[ターン]]が切り替わった扱いのため、[[《Walkuren Ritt》>《Ride of the Valkyries》]]による[[エンドフェイズ]]の[[バウンス]][[デメリット]]は帳消しとなった。~

--アニメ版では[[発動条件]]や制約が一切無かったため非常に[[強力なカード>パワーカード]]であった。~
[[先攻]]1[[ターン]]目の[[メインフェイズ]]に[[発動]]すれば実質的な[[先攻]][[1ターンキル]]も可能であり、現に下記のオージーンはその使い方をしている。~

---現実に登場するにあたり、ジーク・ロイドの使用[[モンスター]]である[[Valkyrie]]の[[サポートカード]]とした上で幾つかの点に制約を付けて調整している。~
ただし、上記のシーン自体は現実のこの[[カードの効果]]でも可能なように再現されている。~

---ちなみに海外サイトの紹介文では、この[[カード]]を「Once thought to be too powerful to ever be printed in real life, this classic Spell Card from the original Yu-Gi-Oh!」(一度は現実に出るには強力すぎるとされた遊戯王DMの古典的[[魔法カード]])と紹介している。~

--[[イラスト]]に描かれている女神は、同作においてジーク・ロイドが使用した[[永続魔法]][[《女神スクルドの託宣》>《Goddess Skuld's Oracle》]]の[[イラスト]]にも描かれている。~
なお、[[TCG]]の[[イラスト]]はアニメ版と絵柄が大きく異なっている。~
//スクルドは三姉妹である運命の女神の中で「未来」を司る。カードの効果から「スクルドの力で未来に跳ばされている」という趣旨の抜擢と思われる。~

--アニメGXの「斎王vsオージーン王子」戦ではオージーンが[[先攻]]1[[ターン]]目に使用。~
自身の[[《サテライト・キャノン》]]を[[先攻]]1[[ターン]]目(処理としては[[先攻]]2[[ターン]]目)に[[攻撃]]させ[[1ターンキル]]を狙った。~
しかし斎王の[[《アルカナフォースXIV−TEMPERANCE》]]により[[戦闘ダメージ]]を0にされ失敗に終わった。~

---ちなみに、オージーンはその後[[メインフェイズ]]2に《サテライト・ベース》を[[召喚]]して守りを固めようとしている。~
だがそれが斎王の[[手札]]にあった[[通常魔法]]《運命の介在》の[[トリガー]]となってしまい、[[後攻]][[0ターンキル>1ターンキル]]を作り出す要因になった。~
なお、オージーンは[[召喚権]]を消費して[[《サテライト・キャノン》]]を[[召喚]]していたため、この[[カード]]を使用していなければ《サテライト・ベース》を[[召喚]]できなかった。~
結果的にはこの[[カード]]を使用したことが[[後攻]][[0ターンキル>1ターンキル]]を作り出す一因となってしまったといえる。~

--ジーク・ロイドは[[速攻魔法]]と発言しているが、DM劇中の作画上及びアニメGXのED1で確認できるこの[[カード]]には[[アイコン>効果アイコン]]が無かった。~
また、オージーンが使用する場面でもいずれも[[アイコン>効果アイコン]]の部分が視聴者から見えない状態となっており、オージーンも「マジックカード」としか発言していない。~
結局[[通常魔法]]・[[速攻魔法]]のどちらなのかはあやふやなのだが、どちらであったとしても上記の2つの[[デュエル]]の流れには影響はない。~
現実ではジーク・ロイドの発言通り[[速攻魔法]]として[[カード]]化されている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[日本未発売カード]]

-[[Valkyrie]]

-[[《Valkyrie Erste》]]
-[[《Ride of the Valkyries》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《Goddess Skuld's Oracle》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Shadows in Valhalla]] SHVA-EN007 &size(10){[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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//※※重要※※
//タグ記述のルールはページ作成時に消さない!
//海外新規カードには、タグをつけないでください