*「する」と「できる」 [#mf5b5a09]
 カード説明では、「〜する」と「〜できる」という表現が使われていますが、これには違いがあります。~
 「〜する」は必ず行わなければならない[[効果]]、「〜できる」は実行するかしないかを[[プレイヤー]]が選択できる[[効果]]であることを意味します。
*「する」と「できる」 [#top]
 [[カード]]説明では、「〜する」と「〜できる」という表現が使われていますが、これには違いがあります。~
 「〜する」は必ず行わなければならない[[効果]]、「〜できる」は実行するかしないかを[[プレイヤー]]が選択できる[[効果]]である事を意味します。

 (公式ルールブック Version 2.1 より引用)
 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
//番号が巻戻っていて新旧の区別がつかなくなってしまうので

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//検索に引っかかりやすいように「するとできる」

-いわゆる[[強制効果]]と[[任意効果]]の違い。~
(強制=〜する/任意=〜できる)~
-一般的に「〜する」は[[強制効果]]、「〜できる」は[[任意効果]]と呼ばれる。~
[[誘発効果]]が同時に[[発動]]したときにこの差で処理順番が決まる等、意外と重要な事項である。~

-同時に複数[[効果]]が[[発動]]した場合は、「[[自分]]の[[強制効果]]」「[[相手]]の[[強制効果]]」「[[自分]]の[[任意効果]]」「[[相手]]の[[任意効果]]」の順番で[[チェーンを積む]]。~
なお、ここで言う「[[自分]]」とは「[[ターンプレイヤー]]」のことである。~
→[[タイミングを逃す]]と混同しないように注意。具体例は[[《生還の宝札》]]を参照。~
-[[同時に複数のカードが発動した場合]]、「[[自分]]の[[強制効果]]」→「[[相手]]の[[強制効果]]」→「[[自分]]の[[任意効果]]」→「[[相手]]の[[任意効果]]」の順に[[チェーンを積む]]。~
なお、ここで言う「[[自分]]」とは[[ターンプレイヤー]]のことである。~
([[タイミングを逃す]]と混同しないように注意)~

-「〜する」と書いてあっても、その前の部分で条件の書き方によって[[任意効果]]となる。~
--例:[[《ワイトキング》]]~
-「〜する」と書いてあっても、その前の部分で条件の書き方によって[[任意効果]]となる場合がある。~
また、それらの記述の[[カード]]は再録された際は[[エラッタ]]され「〜できる」に変更される傾向にある。~

--例:[[《ワイトキング》]]
 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 自分の墓地の「ワイトキング」または「ワイト」1体を
 ゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。
「[[自分]]の[[墓地]]の『[[《ワイトキング》]]』または『[[《ワイト》]]』1体を[[ゲームから除外する>ゲームから除外する(取り除く)]]事で」が条件でここが任意。~
[[除外]]すれば[[特殊召喚]]されるが、[[除外]]しなくても良い。[[除外]]しなければ[[蘇生]]しない。
---同類:[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]や[[《カードトレーダー》]]、[[レベルアップモンスター]]など
『[[自分]]の[[墓地]]の「[[《ワイトキング》]]」または「[[《ワイト》]]」1体を[[除外]]する事で』が条件でここが任意。~
[[除外]]する場合は必ず[[特殊召喚]]しなければならないが、[[除外]]せずに[[特殊召喚]]しないという選択肢もある。~
よって、全体としては[[任意効果]]になる。~

--例:[[《ならず者傭兵部隊》]]~
 このカードを生け贄に捧げる。
 フィールド上のモンスター1体を破壊する。
[[生け贄に捧げる]]行為は任意であり、[[召喚]]した直後に[[生け贄に捧げる]]行為を強制されたりはしない。~
---同類:[[《創世の預言者》]]など
---同類:[[《カードトレーダー》]]・[[LVモンスター>LV]]など。~

-[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]は、[[起動効果]]なのに「〜する」とある。~
これは「1[[ターン]]に一度、([[メインフェイズ]]中に)いつでもいいから必ず[[発動]]せよ」という意味である。
--例:[[《サイバー・ジムナティクス》]](旧[[テキスト]])
 手札を1枚捨てる。
 相手フィールド上に存在する表側攻撃表示モンスター1体を破壊する。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
[[手札]]を[[捨てる]]行為は任意であり、[[召喚に成功した]]時などに強制されることはない。~

**関連リンク [#pccc1c8c]
---同類:[[《サイバネティック・マジシャン》]]など

--例:[[《決闘塔アルカトラズ》]]
 (1):自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動する。
 お互いはそれぞれ自身のデッキから攻撃力?以外のモンスター1体を選ぶ事ができる。
 選んだモンスターをお互いに確認し、裏側表示で除外する。
 攻撃力が一番高いモンスターを選んだプレイヤーは手札からモンスター1体を特殊召喚できる。
 この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できる。
特定のタイミングで必ず[[効果の発動]]はするが、その後の[[効果の適用]]は任意。~
主に[[お互い]]の[[プレイヤー]]に影響を及ぼす[[カード]]に使われる。~

---同類:[[《Battle Royal Mode−Joining》]]など

//-[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]の[[除外]][[効果]]は[[強制効果]]とも受け取れるが、[[任意効果]]である。
//[[《Dragoon D−END》]]の記述はエラッタ済み
//--[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]は、発売当初は[[強制効果]]であったが[[裁定変更]]された。

-以下の二つの[[テキスト]]は、書き口は違うが全く同じ[[効果]]である。
 ○○して発動する。
 △△する。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
~
 1ターンに1度、○○する事で、
 △△する。

//--前者は[[《A・O・J サイクロン・クリエイター》]]など、後者は[[《ライトロード・サモナー ルミナス》]]などが該当する。
//↑エラッタ済み

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D's公式サイトのデュエルワンポイントレッスンにおいて、『「する」と「できる」』というタイトルで[[《セイヴァー・デモン・ドラゴン》]]の[[効果]]の強制性と第59話のジャックの行動について解説がされている。~
なお、[[《セイヴァー・デモン・ドラゴン》]]はOCG化に際し[[効果]]が変更されている。

**関連リンク [#link]
-[[強制効果]]
-[[任意効果]]

-[[タイミングを逃す]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/play/play01.html]]
-[[公式ルールブック:https://www.yugioh-card.com/japan/howto/#rule_book]]