「時」と「場合」/"When" and "If"

 カードの効果テキストでは、そのカードの効果使用できるタイミングや条件などを説明するために、「〜時」と「〜場合」という表現が使われていますが、これには違いがあります。
 「〜時」は、その処理や条件が満たされたその直後のみ使用できる事を表しています。
 そのため、何らかの効果チェーン処理など途中でその処理や条件を満たしていたとしてもそのカードの効果使用できない事があります。
 「〜場合」はその処理や条件が満たされる事で使用できる事を表しています。
 「〜時」とは違い、何らかの効果チェーンの処理などの途中でその処理や条件を満たされている場合であれば、それらの処理が終わった後でそのカードの効果使用する事ができます。

 (公式ルールブック マスタールール2対応 バージョン 1.2 より引用)


 「破壊された」や「墓地へ送られた」など、特定の処理をトリガー発動できるカードならびにカードの効果は数多く存在する。
 そのうち、発動するかどうかをプレイヤーが選ぶことができる任意効果は、発動条件が「〜した」か、あるいは「〜した場合」かによって処理の方法が異なる。

 「〜した」が発動条件任意効果は、その条件を満たした直後にしか発動できない。
 このため、発動条件を満たした後に別の処理が行われた場合、タイミングを逃すとしてその効果発動できなくなってしまう。
 「〜した場合」が発動条件効果は原則としてタイミングを逃さない。

 「〜した」の任意効果発動できなくなる具体的な状況は「タイミングを逃す」のページを参照。

 この二つを区別するために、「時の任意効果」と「場合の任意効果」とそれぞれ呼ぶこともある。
 これに「強制効果」をくわえて、以下のように考えておくとよい。

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