*【LVモンスター】 [#je7b9109]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#tb252c2d]
 [[LV]]と名のついた[[モンスター]]を取り扱う。~
 いずれも[[デッキ]]の主軸となりうる強力な[[ステータス]]・[[効果]]を持つが、単体での運用、[[サポートカード]]の活用はまた異なる。~
 ここではそうした使い方を含め、[[デッキ]]の構築を考える。~

**[[デッキ]]構築に際して [#y0838519]
***[[モンスターカード]]について [#i634e928]
 以下では、各[[LV]][[モンスター]]の特徴と、その活用法を列挙する。~

-[[アームド・ドラゴン]]~
[[ステータス]]の高さに[[モンスター除去]][[効果]]と、穴がない事が魅力。~
[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]て[[《龍の鏡》]]から[[《F・G・D》]]の[[召喚]]を狙う等、活用もしやすい。~

-[[ホルスの黒炎竜]]~
[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]・[[LV8>《ホルスの黒炎竜 LV8》]]と共に、[[魔法カード]]を封じる。~
特に[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]は、[[禁止カード]]である[[《王宮の勅命》]]を思わせる。~
強力な[[メタカード]]であり、また逆に[[メタを張られやすい>メタを張る]]存在でもある。~
このため、[[LV6>《ホルスの黒炎竜 LV6》]]を主軸とする事もある。~
例えば、[[【フィフティ・フィフティ】]]では[[《レベル制限B地区》]]下で一方的な[[攻撃]]をおこなえる。~
[[《最終戦争》]][[発動]]にも生き残るので、[[フィニッシャー]]としても使える。~

-[[アルティメット・インセクト]]~
[[手札事故]]率が低く、展開力も高い。~
レベルアップが簡単なので、[[《レベルダウン!?》]]で[[レベル]]を一度下げた後、改めてレベルアップし、[[効果の発動]]を狙う事もできる。~
[[【昆虫族】]]はもちろん、[[【アルティメット王虎】]]や[[サポートカード]]が共有できる[[【アームド・ドラゴン】]]等でも活躍できる。~

-[[サイレント・ソードマン]]~
レベルアップするにつれ[[メタ]][[効果]]も強力になるが、その分自分も使い辛くなる。~
[[LV5>《サイレント・ソードマン LV5》]]までならば、[[除去]]軸の[[【戦士族】]]として組み込みやすい。~
[[サイレント・マジシャン]]にも言える事だが、[[《オネスト》]]の存在から[[アタッカー]]としても使える。~
[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]を使用するならば、専用構築を行いたい。~
[[罠カード]]を多めに入れたり、[[ロック]]を強化する[[《王宮のお触れ》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の採用等をすべきだろう。~

-[[サイレント・マジシャン]]~
他の[[LV]][[モンスター]]に比べて、[[《レベルアップ!》]]からすぐに大型[[モンスター]]を展開できるのが魅力。~
しかし自身でのレベルアップはスピードが遅く、また[[LV]][[モンスター]]を採用する[[メリット]]の一つである[[デッキ圧縮]]にも向かない。~
[[魔法使い族]]の[[サポートカード]]も使い辛く、[[《レベル調整》]]での[[蘇生]]も難しいが、レベルアップの条件から[[【魔力カウンター】]]との相性は良い。~
[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]は[[魔法>魔法カード]][[耐性]]を持つ一方、[[罠カード]]や[[モンスター効果]]には無防備であるため、[[《王宮のお触れ》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]でカバーしたい。~
[[《オネスト》]]を共有できる[[《ライオウ》]]や[[魔力カウンター]]を共有できる[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]も採用圏内である。~

-[[ミスティック・ソードマン]]~
[[LV2>《ミスティック・ソードマン LV2》]]の[[汎用性]]が目立つが、レベルアップするとより制圧力が高くなる。~
ただ[[効果]]でレベルアップさせるのは現実的ではない。~
[[LV4>《ミスティック・ソードマン LV4》]]を[[特殊召喚]]させることですぐ[[攻撃]]、[[LV6>《ミスティック・ソードマン LV6》]]まで成長させたい。~
[[《闇の護封剣》]]を採用したり、[[《閃光の双剣−トライス》]]を装備して複数[[デッキ]]に[[戻す]]ことで[[相手]]は身動きがとれなくなるだろう。~
いずれの[[レベル]]でも[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]を[[破壊]]する限り、[[無効]]化する[[効果]]は非常に強力である。~
ちなみに[[《ADチェンジャー》]]を使えば[[セット]]した[[ミスティック・ソードマン]]を即座に反転できる。~
[[《ADチェンジャー》]]を[[リリース]]して[[LV6>《ミスティック・ソードマン LV6》]]を[[セット]]し、[[リリース]]した[[《ADチェンジャー》]]の[[効果]]をすぐに[[発動]]すれば無駄がない。~
[[《ADチェンジャー》]]は[[LV2>《ミスティック・ソードマン LV2》]]と[[LV4>《ミスティック・ソードマン LV4》]]による[[戦闘破壊]]の補助にもなるので、覚えておいて損はしないだろう。~

-[[漆黒の魔王]]~
レベルアップの条件が厳しく、また[[LV6>《漆黒の魔王 LV6》]]の低[[ステータス]]が気になる。~
この[[ステータス]]で[[戦闘破壊]]できる[[モンスター]]は限られ、[[LV4>《漆黒の魔王 LV4》]]を出した後に、[[相手]]が展開してくるかどうか。~
またレベルアップ条件を満たしても、最後の課題である次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]まで[[フィールド]]に維持する必要がある。~
そこまで苦労して出した[[LV8>《漆黒の魔王 LV8》]]が、[[《月の書》]]等にあっさりやられる事も少なくない。~
[[LV4>《漆黒の魔王 LV4》]]を単体で[[《黄泉ガエル》]]等への対策として活用するのもありだろうか。~
また[[レベル]]8で唯一の[[蘇生制限]]の無い[[LV]][[モンスター]]なので、[[《レベル調整》]]でいきなり[[特殊召喚]]できる。~

-[[魅惑の女王]]~
正規の手順でレベルアップしないと[[効果]]を[[発動]]できないことも厳しいが、その[[効果]]が[[《サクリファイス》]]に大きく劣ることも問題である。~
[[モンスター]]を装備していれば[[破壊]][[耐性]]がつくが、この[[装備カード]]を維持しなければレベルアップは不可能できなくなる。~
[[LV3>《魅惑の女王 LV3》]]は[[《キラー・トマト》]]や[[《ナーガ》]]+[[《モンスター回収》]]で[[リクルート]]できるので、[[レベル]]3以下の[[モンスター]]が[[召喚]]されてきたときに[[召喚]]して利用するといいかもしれない。~
[[LV5>《魅惑の女王 LV5》]]は[[装備カード]]化する[[モンスター]]には困らないが[[ステータス]]が貧弱なので、[[守備表示]]で出すべき。~
無理にレベルアップせず、この状態で[[相手]][[フィールド]]を一掃してもいいかもしれない。~
[[LV7>《魅惑の女王 LV7》]]は[[装備カード]]の制限こそないが、追加[[効果]]がないのでありがたみが薄い。~
[[装備カード]]が外れる上に[[反転召喚]]・[[リバース]]すると[[効果]]が再[[発動]]できないと、二重の意味で[[《月の書》]]は天敵である。
[[装備カード]]を維持するために[[《女王親衛隊》]]がサポートとして存在し、 [[《切り込み隊長》]]と一緒に出すと強力な防御策として働く。~

-[[暗黒のミミック]]~
[[ドロー]]加速を行える[[LV]][[モンスター]]。~
[[《暗黒のミミック LV1》]]のレベルアップ[[効果]]を使えれば、[[ドロー]]1+[[サーチ]][[リクルート]]1+[[ドロー]]2の4枚の[[デッキ圧縮]]として活躍する。~
//1枚を[[ドロー]]の後、 [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体に使用することもできる。~
[[悪魔族]]であることから[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[墓地コスト]]にもなる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#t016fea4]
 [[LV]]と名の付いた[[モンスター]]の[[サポートカード]]の特徴について紹介する。~
 [[LV]][[モンスター]]を何かの[[デッキ]]に採用する時は、併用を検討したい。~

-[[《レベルアップ!》]]~
要は、[[フィールド]]上の[[LV]][[モンスター]]からそのテキストに書かれる[[LV]][[モンスター]]を[[リクルート]]できる。~
最[[上位種]]から一つ下の[[下位種]]の[[召喚]]も狙えるが、それは[[《レベルダウン!?》]]の方が都合はよい。~
ただし[[《サイレント・ソードマン LV7》]]から[[《サイレント・ソードマン LV5》]]へは、[[無効]]化されるので通常不可能である。~
なお、この[[カード]]でのレベルアップは[[モンスター効果]]によるものではないので、条件を満たさないと[[効果]]を発揮できない[[モンスター]]には注意。~
また、[[特殊召喚モンスター]]は[[蘇生制限]]もクリアできない。~
以上の点から[[アームド・ドラゴン]]や[[ホルスの黒炎竜]]、[[サイレント・ソードマン]]、[[サイレント・マジシャン]]、[[ミスティック・ソードマン]]に合っている。~
[[アルティメット・インセクト]]も強力であるため、使ってはいけないというほどではない。~

-[[《レベルダウン!?》]]~
[[速攻魔法]]であるため、[[サクリファイス・エスケープ]]に使える。~
[[自分]]の[[バトルフェイズ]]で使用し、[[レベルアップモンスター]]での[[連続攻撃]]も可能。~
[[アームド・ドラゴン]]と[[アルティメット・インセクト]]は、[[相手]]の[[ターン]]で使い、次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]ですぐにレベルアップ可能。~
[[相手]]の[[LV]][[モンスター]]にも使える。~

-[[《レベル調整》]]~
[[相手]]に2枚もの[[ドロー]]を許すので使い方が問われる。~
また[[蘇生制限]]の関係で、[[《レベルアップ!》]]との併用には注意が必要。~
[[蘇生]]させた[[ターン]]は[[効果]]がないが、次の[[相手]]の[[ターン]]には[[効果]]が[[発動]]する。~
[[蘇生制限]]をクリアした[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]が存在するのであれば、[[相手]]に[[ドロー]]させた以上に活躍は見込める。~
[[相手]][[ドロー]]させるので、[[《大暴落》]]や[[《バブル・クラッシュ》]]との[[コンボ]]も考えられる。~

-[[《四次元の墓》]]~
[[レベルアップモンスター]]を再利用できるが、多くの[[ディスアドバンテージ]]を負う。~
とはいえさほど厳しく考えることもなく、[[下位種]]からレベルアップできる[[上位種]]を[[デッキ]]に戻せば、すぐに[[リクルート]]は可能。~
[[モンスター]]切れを防ぐ目的として、特に[[【お触れホルス】]]では[[LV8>《ホルスの黒炎竜 LV8》]]が[[墓地]]ある時等に重宝する。~
しかし、より[[汎用性]]の高いカードとして[[《転生の予言》]]というカードがあることをお忘れなく。~
あちらは[[通常罠]]なので、[[《王宮のお触れ》]][[発動]]下では使えない欠点もあるのだが。

***その他相性の良い[[カード]] [#c8accfba]
-[[《貪欲な壺》]]~
[[レベルアップモンスター]]はいずれも[[墓地に送る]]ことで[[特殊召喚]]されるため[[リクルーター]]としての性質も合さり[[墓地]]が肥えやすい。~
 他の[[リクルーター]]を経由してレベルアップを狙うのであれば容易に[[発動]]条件を満たせるだろう。~
 また高[[レベル]]の[[モンスター]]は[[召喚制限]]の都合等で[[デッキ]]に投入する枚数を抑える事が多く、それらが[[墓地]]に落ちてしまった場合の再利用手段として有効と言える。~

-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]・[[《カードトレーダー》]]~
[[デッキ]]からの[[リクルート]]が基本となるため有効。~
もっともそれだけのために[[アドバンテージ]]を消費していては本末転倒なので他に相性の良い[[カード]]と併用する事となる。~
前者は[[【やりくりターボ】]]のギミックが想起されようが、[[レベルアップモンスター]]の多くが補助となる[[カード]]を必要とするため、これ自体が[[手札事故]]を招く恐れもある。~
 複数を一度に[[コスト]]とする事はできないが、低[[レベル]]の[[モンスター]]を守る[[《強制終了》]]と組み合わせるのも手か。~

-[[《安全地帯》]]~
その名の通り安全にレベルアップに繋げる事ができる。~
[[耐性]]こそ失うものの、[[直接攻撃]]不可と[[自壊]]の[[デメリット]]も消えるため使い切りの防御[[カード]]として扱う事が出来る。~
また高[[レベル]]の[[モンスター]]は[[フィールド]]全体に強い影響力を与えるため、これら[[デメリット]]を負ってでも維持したい状況も少なくない。~
特に[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]・[[《サイレント・ソードマン LV7》]]は天敵となる[[《サイクロン》]]・[[《ハリケーン》]]を[[無効]]化できる点で相性に優れる。~
ただし[[《サイレント・ソードマン LV5》]]が持つレベルアップ条件との兼ね合いに注意。~

**[[デッキ]]の種類 [#macb943c]
 以下には[[LV]][[モンスター]]を軸とする[[デッキ]]を列挙する。~

***[[【アームド・ドラゴン】]] [#j4134216]
 [[アームド・ドラゴン]]を軸とした[[【ドラゴン族】]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【お触れホルス】]] [#s9483a92]
 [[ホルスの黒炎竜]]を軸とした[[ロック]][[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【アルティメット王虎】]] [#l298bd10]
 [[アルティメット・インセクト]]と[[《王虎ワンフー》]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【昆虫族】アルティメット・インセクト軸>【昆虫族】#x97645b0]] [#a09618f8]
 [[アルティメット・インセクト]]を軸とした[[【昆虫族】]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【サイレント・ソードマン】]] [#ddcb1838]
 [[サイレント・ソードマン]]を軸とした[[【戦士族】]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【魔力カウンター】サイレント・マジシャン軸>【魔力カウンター】#b0d74a71]] [#ydf740ee]
 [[サイレント・マジシャン]]を軸とした[[【魔力カウンター】]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***【ミスティック・ソードマン】 [#ia770a58]
 [[ミスティック・ソードマン]]を主力に置いた[[デッキ]]。~
 [[裏側守備表示]][[モンスター]]に対して強く、どんなに[[守備力]]の高い[[モンスター]]でも一方的に[[破壊]]してしまう。~
 つまり、戦闘で[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[ビートダウン]][[デッキ]]と相性が抜群である。~

 中心となるのは、[[LV2>《ミスティック・ソードマン LV2》]]である。~
 [[裏側守備表示]][[モンスター]]を[[破壊]]し、返しの[[ターン]]で[[攻撃]]してくる[[モンスター]]を[[戦闘]]補助を駆使して迎撃するのである。~
 再度[[効果]][[破壊]]を狙うなら[[《月の書》]]、[[戦闘破壊]]によりレベルアップを狙うならば[[《エネミーコントローラー》]]や[[《収縮》]]、[[《突進》]]等で補助すると良いだろう。~

 しかし、これらの[[カード]]は単発であるため心許ない。~
 [[サーチ]][[カード]]の[[《増援》]]を採用できる[[【戦士族】]]型にし、[[《一族の結束》]]を採用するのが一つの手である。~
 [[《忍者マスター SASUKE》]]や[[《ツイン・ブレイカー》]]等の戦闘補助カードと相性の良い[[モンスター]]が多い。~
 また、[[《コアキメイル・ベルグザーク》]]や[[《E・HERO エアーマン》]]、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]等[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]もいる。~
 これらの[[モンスター]]たちと共に[[LV2>《ミスティック・ソードマン LV2》]]のレベルアップを狙うのである。~

 この[[デッキ]]においては[[LV4>《ミスティック・ソードマン LV4》]]は[[上級モンスター]]、[[LV6>《ミスティック・ソードマン LV6》]]は[[最上級モンスター]]的な扱いとなる。~
 [[手札]]に来ても[[セット]]をせずに温存し、他の[[モンスター]]を出した方が[[ビートダウン]]の邪魔にはならない。~

//**代表的なカード
//-[[]]

**関連リンク [#i851773b]
-[[LV]]

-[[【アームド・ドラゴン】]]
-[[【アルティメット王虎】]]
-[[【お触れホルス】]]
-[[【サイレント・ソードマン】]]

-[[デッキ集]]