除去効果を持つカードなどで場をコントロールし、《ヴィクトリー・ドラゴン》でトドメを刺しマッチキルを狙うデッキ。
《ヴィクトリー・ドラゴン》 効果モンスター（禁止カード） 星８/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守3000 このカードは特殊召喚できない。 自分フィールド上のドラゴン族モンスター３体を 生け贄にして生け贄召喚しなければならない。 このカードの直接攻撃によって相手ライフを０にした場合、 このカードのコントローラーはマッチに勝利する。
究極のコントロール・パーミッション・ロックデッキといえるこのデッキは、｢いかに相手を完全に消耗させ《ヴィクトリー・ドラゴン》で勝つか｣に集約される。
攻撃ロック手段としては《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》や《光の護封壁》、後期からは《異次元の境界線》が採用されていった。
それらを破壊しに来る《大嵐》などは《神の宣告》で防ぎきる。
モンスターにはドロー加速の《デス・ラクーダ》や各種罠カードを回収する《闇の仮面》、それを使いまわす《月読命》が入る。
サレンダーによるマッチ勝利の妨害はサレンダー拒否が可能。（サレンダー=投了はルール上にはないため拒否することが可能）
デッキ切れによる望まない勝利は《現世と冥界の逆転》で防ぐ。
相手のカードを消耗させたら《刻の封印》を使いまわしドローをロック、あとは《ヴィクトリー・ドラゴン》を召喚しフィニッシュ。
デッキとしては完璧だったのだがあまりにも完璧すぎたために多くのプレイヤーのやる気を削ぐデッキでもあった。
【ＭＣＶ】の封印を兼ねて06/03/01の制限改訂で《ヴィクトリー・ドラゴン》が禁止となったのでこのデッキは完全消滅となった。