※07/03/01の制限改訂で《ヴィクトリー・ドラゴン》が禁止カードとなり、実質的に消滅している。
除去効果を持つカードなどで場をコントロールし、《ヴィクトリー・ドラゴン》でトドメを刺しマッチキルを狙うデッキ。
《ヴィクトリー・ドラゴン/Victory Dragon》 効果モンスター（禁止カード） 星８/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守3000 このカードは特殊召喚できない。 自分フィールド上のドラゴン族モンスター３体を 生け贄にして生け贄召喚しなければならない。 このカードの直接攻撃によって相手ライフを０にした場合、 このカードのコントローラーはマッチに勝利する。
究極のコントロール・パーミッション・ロックデッキであり、｢いかに相手を完全に消耗させ《ヴィクトリー・ドラゴン》で勝つか｣に集約される。
このデッキタイプには様々な亜種があるのだが、ここで紹介するのはもっともポピュラーなタイプである【ロックＶ】と呼ばれるタイプである。
《ヴィクトリー・ドラゴン》の攻撃を通すため、様々なカードを搭載しロックを仕掛けるのが特徴。
魔法カードは《異次元の境界線》に依存するタイプと《レベル制限Ｂ地区》に依存するタイプの２種類が有る。
アドバンテージは強力なサイクル・リバースモンスターによって奪う。
《闇の仮面》を《月読命》によりサイクルさせ《刻の封印》によりロックを決める。
サポートカードとしては 《スカラベの大群》、《デス・ラクーダ》、《イナゴの軍勢》である。
ロックカードは《レベル制限Ｂ地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》《光の護封壁》を採用する。
《レベル制限Ｂ地区》は《異次元の境界線》でも良い。
その場合、魔法カードはこれらのカードのみとすること。
罠カードはカウンター罠を多く採用する。
《神の宣告》、《マジック・ジャマー》、《天罰》、は三枚積みは必須である。
《盗賊の七つ道具》、《サンダー・ブレイク》等も採用候補。
《月読命》と《闇の仮面》でカウンター罠を回収しロックを強固にする。
上記の回収コンボに《刻の封印》をからめてドローロックをおこなう。
最後に、《ヴィクトリー・ドラゴン》の生け贄確保用のカードを投入する。
《竜の血族》によりフィールド上のモンスターをドラゴン族へ変更する。
ロックカードをカウンター罠で守りつつ、ひたすら《デス・ラクーダ》
、《スカラベの大群》、《イナゴの軍勢》の三体でアドバンテージを取り続ける。
必要なカードを手札に揃えたら、《闇の仮面》、《月読命》、《刻の封印》で完全に相手のドローを打ち切らせる。
デッキ切れを防ぐために《現世と冥界の逆転》または、《王家の財宝》を採用する
《王家の財宝》の使い方は
�．妊奪�が尽きる寸前に発動（エンドフェイズ時）
�▲疋蹇爾嚢イ�なカードを回収
��《闇の仮面》で《王家の財宝》を回収
��《月読命》召喚で《闇の仮面》裏守備に
�キ，慳瓩�
《現世と冥界の逆転》との違いは、1000ライフを払わなくて済むこと、墓地の好きなカードを回収できるという点である。
《ヴィクトリー・ドラゴン》の攻撃が届く前の不本意な勝利を防ぐ手段がルール的に問題があるとされ一部で批判があった。
その後【ＭＣＶ】の封印を兼ねて06/03/01の制限改訂で《ヴィクトリー・ドラゴン》が禁止となったのでこのデッキは完全消滅となった。
が、06/09/01に《ヴィクトリー・ドラゴン》が制限復帰したために復活。
強力な攻撃ロックカードはなくなりドローロックコンボも不可能、しかし【アロマ・コントロール】の原理を利用した魔法封じを採用したタイプや、腐るのを覚悟で《不幸を告げる黒猫》を三枚積みし安全性を追求したものも登場。
しかし07/03/01の制限改訂で《ヴィクトリー・ドラゴン》が再度禁止カードとなり、再び構築が不可能となった。
相手のライフを500未満にして《魔力の枷》を使って完全ロックするタイプ。
《クリボー》の対策も可能だが、相手ライフを削る必要もあるのでやや不安定。
【コスモロック】に《ヴィクトリー・ドラゴン》を投入したタイプ。
【八汰ロック】に《ヴィクトリー・ドラゴン》を投入したタイプ。
《混沌帝龍 −終焉の使者−》＋《八汰烏》のコンボがあったころは【カオス】にこれが入っていることもあった。
【サイエンカタパ】に《ヴィクトリー・ドラゴン》を投入したタイプ。
１ターンキルなのでコントロールとはいえないが。