*【&ruby(エックス){X};−セイバー】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[STARTER DECK(2009)]]で[[カテゴリ]]化された[[X−セイバー]]を中心とする[[【シンクロ召喚】]]。~ [[ハンデス]]や[[サルベージ]]等多彩な[[効果]]を持ち、現在4種類存在する[[チューナー]]はどれも精鋭揃いである。~ [[《XX−セイバー ボガーナイト》]]での[[手札]]からの[[特殊召喚]]、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]や[[《ガトムズの緊急指令》]]での[[蘇生]]など、決まった時の展開力は相当なものである。~ 《XX−セイバー ダークソウル/XX-Saber Darksoul》 効果モンスター 星3/地属性/獣族/攻 100/守 100 (1):このカードが自分フィールドから墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。 デッキから「X−セイバー」モンスター1体を手札に加える。 《XX−セイバー ボガーナイト/XX-Saber Boggart Knight》 効果モンスター 星4/地属性/獣戦士族/攻1900/守1000 このカードをS素材とする場合、「X−セイバー」モンスターのS召喚にしか使用できない。 (1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 手札からレベル4以下の「X−セイバー」モンスター1体を特殊召喚する。 《XX−セイバー フォルトロール/XX-Saber Faultroll》 特殊召喚・効果モンスター 星6/地属性/戦士族/攻2400/守1800 このカードは通常召喚できない。 自分フィールドに「X−セイバー」モンスターが 2体以上存在する場合のみ特殊召喚できる。 (1):1ターンに1度、自分の墓地のレベル4以下の 「X−セイバー」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 《ガトムズの緊急指令/Gottoms' Emergency Call》 通常罠 (1):フィールドに「X−セイバー」モンスターが存在する場合、 自分・相手の墓地の 「X−セイバー」モンスターを合計2体対象として発動できる。 そのモンスター2体を自分フィールドに特殊召喚する。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] ―[[下級]][[X−セイバー]]~ -非[[チューナー]] --[[《X−セイバー アナペレラ》]]~ [[X−セイバー]]唯一の[[通常モンスター]]であり、[[《レスキューラビット》]]・[[《予想GUY》]]を投入する場合に採用が検討できる。~ 2種目の[[通常モンスター]]を投入するなら[[セイバー]]の名を持つ[[《セイバーザウルス》]]も候補になる。~ --[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]~ [[戦闘破壊]]された時に[[デッキ]]から[[下級]][[X−セイバー]]1体を[[特殊召喚]]できる。~ [[チューナー]]も[[アタッカー]]も[[同名カード]]も状況に応じて[[特殊召喚]]が可能なうえに[[X−セイバー]]では貴重な[[レベル]]3の非[[チューナー]]なので、この[[デッキ]]においては3枚[[積み>積む]]も十分に考えられる。~ --[[《XX−セイバー ガルセム》]]~ [[フィールド]]上で[[効果破壊]]された場合に[[デッキ]]から[[X−セイバー]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持った[[モンスター]]。~ [[サーチ]]手段の乏しい[[《XX−セイバー フォルトロール》]]を[[サーチ]]する事ができる。~ また、[[自分]][[フィールド]]上に存在する[[X−セイバー]]の数によって[[攻撃力]]を上げる[[効果]]を持つ。~ 多数の[[X−セイバー]]が展開できれば高い[[攻撃力]]を得る事が可能。~ --[[《XX−セイバー レイジグラ》]]~ [[召喚・特殊召喚に成功した]]時に、[[墓地]]の[[X−セイバー]]1体を[[サルベージ]]する[[効果]]を持った[[モンスター]]。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]との[[シナジー]]が非常に強く、[[《ワン・フォー・ワン》]]に対応しているのも魅力。~ [[X−セイバー]]を[[コスト]]に[[《ワン・フォー・ワン》]]を[[発動]]し、この[[カード]]を[[特殊召喚]]する事で、[[コスト]]にした[[X−セイバー]]を[[回収>サルベージ]]する事ができるため、[[ディスアドバンテージ]]なく展開が可能。~ --[[《XX−セイバー ダークソウル》]]~ [[自分]][[フィールド]]から[[墓地へ送られた]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に、[[デッキ]]から[[X−セイバー]]1体を[[サーチ]]できる[[モンスター]]。~ 速攻性には欠けるが、[[コスト]]や[[シンクロ召喚]]等でも[[効果]]を[[発動]]できる。~ [[サーチ]]のタイミングが遅いが、[[X−セイバー]]の貴重な[[サーチ]][[効果]]ゆえに、【X−セイバー】では[[必須カード]]と言っても過言ではなく、特に理由がない限りは複数枚の採用が見込まれる。~ この[[カード]]を投入する際には、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リミット・リバース》]]等との併用も有効である。~ --[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]~ [[召喚に成功した]]時に[[手札]]から[[レベル]]4以下の[[X−セイバー]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~ 1900という[[アタッカー]]クラスの[[攻撃力]]と相まって[[戦闘]]面で大きく優位に立てる。~ これ1枚で[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]がこなせることも見逃せない。~ ただし、[[シンクロ召喚]]においては[[X−セイバー]]の[[シンクロ素材]]にしか使用できない[[効果]]を持つため、[[《月華竜 ブラック・ローズ》]]などの[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]できないことには留意しておきたい。~ -[[チューナー]] --[[《XX−セイバー フラムナイト》]]~ [[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]と、[[X−セイバー]]を[[蘇生]]する[[効果]]をもった[[レベル]]3の[[チューナー]]。~ 特に[[モンスター]]を[[戦闘]]から回避させる[[効果]]は[[《ガトムズの緊急指令》]]などから出すだけで利用できる。~ また[[《X−セイバー エアベルン》]]より[[攻撃力]]が低いので[[《巨大ネズミ》]]で[[リクルート]]可能な点に加えて、[[戦士族]]なので[[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]にも対応しているも大きい。~ 同[[レベル]]の[[《X−セイバー エアベルン》]]とどちらを優先するかは、他の[[カード]]も踏まえて検討すると良いだろう。~ --[[《X−セイバー パシウル》]]~ [[戦闘破壊]]への[[耐性]]を持った[[レベル]]2の[[チューナー]]であり、[[サーチ]]・[[サルベージ]]しやすい[[戦士族]]の[[モンスター]]。~ [[《ガトムズの緊急指令》]]とは特に相性が良く、[[壁]]としても[[シンクロ素材]]としても扱いやすく、非常に柔軟な働きをする。~ また、[[《トゥルース・リインフォース》]]にも対応している。~ --[[《X−セイバー エアベルン》]]~ [[直接攻撃]]時に[[ハンデス]][[効果]]を持つ[[レベル]]3の[[チューナー]]。~ [[《XX−セイバー フラムナイト》]]と違い、こちらは[[《奈落の落とし穴》]]にひっかかってしまう。~ [[《レスキューキャット》]]で非[[チューナー]]と一緒に[[特殊召喚]]できることが利点であり、[[《レスキューキャット》]]を投入するなら是非とも採用したい[[カード]]である。~ [[ハンデス]]の価値も高く[[《素早いビッグハムスター》]]から[[特殊召喚]]した場合は狙いにいってもよい。~ --[[《X−セイバー パロムロ》]]~ [[セイバー]]が[[戦闘破壊]]された時に、自身を[[蘇生]]する[[効果]]を持った[[レベル]]1の[[チューナー]]。~ この[[カード]]2枚で半[[無限ループ]]を組むことができるが、単体での[[ステータス]]の低さが少々厳しい。~ 投入する場合は[[《ワン・フォー・ワン》]]に対応しているので、そちらからの[[特殊召喚]]を狙おう。~ ―[[上級]][[X−セイバー]]~ -[[《XX−セイバー ガルドストライク》]]~ [[墓地]]に[[X−セイバー]]が2体以上あるのが条件だが[[自分]]の[[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない時に[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~ [[通常召喚]]した[[X−セイバー]]と合わせ[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[特殊召喚]]に繋げたりと応用が利く。~ [[メインデッキ]]に入れられる[[《ガトムズの緊急指令》]]で呼び出せる最高[[攻撃力]]なので、入れておいてもいいだろう。~ -[[《XX−セイバー フォルトロール》]]~ [[X−セイバー]]を2体並べることで自身を[[特殊召喚]]できる[[効果]]と、毎[[ターン]][[下級]][[X−セイバー]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持っている。~ この[[デッキ]]の主軸となる重要な[[モンスター]]で、状況次第では[[1ターンキル]]も狙うことができる程の力を発揮する。~ この[[カード]]を素早く[[手札]]に[[加え>加える]]、いかにして[[特殊召喚]]の条件を満たすかがこの[[デッキ]]における重要なポイントとなる。~ ―[[X−セイバー]]以外の[[モンスター]]~ -[[《レスキューキャット》]]~ 1枚で[[レベル]]2〜6の[[シンクロ召喚]]ができる[[カード]]。~ この[[デッキ]]においては[[《XX−セイバー ダークソウル》]]と[[《X−セイバー エアベルン》]]を[[リクルート]]できるため、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[召喚条件]]を満たすこともできる。~ [[効果]]が[[無効]]になるが、[[シンクロ素材]]にすれば問題なく、[[《XX−セイバー ダークソウル》]]などの[[墓地]][[発動]]は[[無効]]にならないためさほど気にならない。~ -[[《素早いビッグハムスター》]]~ [[デッキ]]から[[レベル]]3以下の[[獣族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]をもった[[リバースモンスター]]。~ [[《レスキューキャット》]]に比べると展開力は劣るものの、[[効果]]が[[無効]]にならず、[[リクルート]]先を共有できるので、[[デッキ]]タイプによっては採用も考えられる。~ -[[《巨大ネズミ》]]~ [[X−セイバー]]は全て[[地属性]][[モンスター]]なので、[[地属性]][[リクルーター]]のこの[[カード]]が果たす役割は大きい。~ 特に[[《XX−セイバー レイジグラ》]]の補助には最適で、状況次第で[[《X−セイバー パロムロ》]]や[[《X−セイバー パシウル》]]も出していこう。~ [[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]の登場により以前に比べて優先度は減ったが、その[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]や[[《レスキューキャット》]]を[[特殊召喚]]することも可能なので採用は充分考えられる。~ -[[《カードガンナー》]]~ [[ライトロード]]と同様に[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]要員として使え、[[地属性]]なので、[[《XX−セイバー ガトムズ》]]の[[シンクロ素材]]にもなれる。~ [[相手]]の[[ターン]]には低[[攻撃力]]を晒すことになってしまうが、[[ドロー]][[効果]]も付いているのであまり気にならないだろう。~ -[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~ [[墓地]]を肥やし、[[X−セイバー]]の豊富な[[蘇生]][[効果]]をフルに発揮させる。~ [[《光の援軍》]]による[[墓地]]肥やしや[[サーチ]]にも対応し、[[《素早いビッグハムスター》]]とも相性が非常に良い。~ -[[《TG ストライカー》]]~ [[特殊召喚]]可能な[[地属性]][[チューナー]]。~ [[ナチュル]][[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚]]が狙いやすくなり、[[《増援》]]にも対応している。 -[[《レスキューラビット》]]~ [[《ガトムズの緊急指令》]]・[[《XX−セイバー フォルトロール》]]との相性が良く、[[エクシーズ召喚]]にも利用できる。~ ただし、選択肢は[[《X−セイバー アナペレラ》]]のみである。~ また、[[《レスキューラビット》]]自身にも制約が多いため、[[《レスキューキャット》]]のように気軽に採用しても、[[腐り>腐る]]やすいだけである。~ 採用の際は[[セイバー]]繋がりのある[[《セイバーザウルス》]]と一緒に入れ、[[《エヴォルカイザー・ラギア》]]の[[エクシーズ召喚]]を狙うのがいいだろう。~ -[[《SRベイゴマックス》]]+[[《SRタケトンボーグ》]]+[[十二獣]]~ [[《SRベイゴマックス》]]と[[《SRタケトンボーグ》]]で[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]]を[[エクシーズ召喚]]できる。~ そこから[[X−セイバー]]を[[リクルート]]して[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の展開につなげられる。~ //それだけでなく、[[《十二獣ブルホーン》]]を重ねることでこの[[デッキ]]で展開の要となる[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]、[[《XX−セイバー レイジグラ》]]の[[サーチ]]が可能。~ //[[《XX−セイバー ガルセム》]]を[[《十二獣の会局》]]で[[破壊]]するのも手で、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[サーチ]]も可能。~ //-[[《巌征竜−レドックス》]]~ //[[X−セイバー]]は全て[[地属性]]なので無理なく投入できる。~ //また、[[《XX−セイバー ガトムズ》]]の[[シンクロ素材]]としても利用可能。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] ―[[X−セイバー]]の[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]~ 現在6種の[[モンスター]]がいるが、[[コンボ]]性の高いものや、汎用[[シンクロモンスター]]に性能が劣るものも少なくない。~ しかし[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]の存在や[[セイバー]][[魔法・罠カード]]の存在から、なるべく用意しておけば戦術の幅が広がる。~ -[[レベル]]5~ --[[《X−セイバー ウェイン》]]~ [[手札]]の[[レベル]]4以下の[[戦士族]]を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~ [[チューナー]]を[[特殊召喚]]することで、さらに高[[レベル]]の[[シンクロ召喚]]に繋げることができる。~ [[X−セイバー]]の[[シンクロモンスター]]だが、同[[レベル]]には[[《A・O・J カタストル》]]等の[[アドバンテージ]]を取れる[[モンスター]]がおり、こちらは[[攻撃力]]が低いので優先しにくい。~ しかし、一度出せば以降は[[《ガトムズの緊急指令》]]で使いまわせて便利なので、[[エクストラデッキ]]に枠があれば用意しておくのも悪くない。~ -[[レベル]]6~ --[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]~ [[相手]]の[[魔法・罠カード]]を3枚まで[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~ [[アドバンテージ]]を大きく稼ぐことができ、対[[ロック]][[デッキ]]において活躍が期待できる。~ ただし、[[《スターライト・ロード》]]等には注意が必要。~ -[[レベル]]7~ --[[《X−セイバー ソウザ》]]~ [[X−セイバー]]を[[リリース]]する事で、[[ダメージ計算]]を行わずに[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]、もしくは[[罠カード]]への[[耐性]]を付与する。~ 回数制限はないので、両方を付与させることもできる。~ これも[[《XX−セイバー ガトムズ》]]と同様に、[[《XX−セイバー レイジグラ》]]と[[《XX−セイバー フォルトロール》]]2枚を用いることで問題なく両方の[[効果]]を付与できる。~ --[[《X−セイバー ウルベルム》]]~ [[X−セイバー]]の[[シンクロモンスター]]だが、同じ[[レベル]]には[[攻撃力]]の高い[[《X−セイバー ソウザ》]]がおり、[[効果]]も限定的である。~ [[ドローロック]]が刺さった場合には完封すら狙えるが、条件を満たせない場合が多く、余裕があれば採用しておいても良い程度。~ -[[レベル]]9~ --[[《XX−セイバー ガトムズ》]]~ 非常に高い[[攻撃力]]と、[[X−セイバー]]を[[リリース]]して[[発動]]する[[ハンデス]][[効果]]を持った、[[デッキ]]の[[切り札>フィニッシャー]]となる[[シンクロモンスター]]。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]と[[レベル]]3[[チューナー]]で出せ、それ以降は[[《ガトムズの緊急指令》]]で呼び出せたりと使い勝手も良い。~ [[《XX−セイバー レイジグラ》]]と[[《XX−セイバー フォルトロール》]]2枚を用いることで、1[[ターン]]で[[手札]]を0枚にすることができる。~ -[[エクシーズモンスター]]~ --[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]]~ [[リクルート]]できる[[X−セイバー]]は[[《X−セイバー アナペレラ》]]・[[《X−セイバー ウルズ》]]・[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]に限られる。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]に繋げられるが、前述の通り[[リクルート]]できる[[モンスター]]が少ないので、他の[[リクルート]]対象を増やしても良い。~ ―[[X−セイバー]]以外の[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]~ -[[シンクロモンスター]]~ --[[《ナチュル・ビースト》]]・[[《ナチュル・パルキオン》]]~ [[X−セイバー]]は全て[[地属性]]であるために[[シンクロ召喚]]が容易である。~ 単純にどちらも制圧力が高い上、一度[[シンクロ召喚]]に成功すれば[[《XX−セイバー フォルトロール》]]を呼ぶまでの一線を任せることができる。~ --[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]~ [[地属性]][[縛り]]もこの[[デッキ]]では気にせず[[シンクロ召喚]]できる。~ 高い[[攻撃力]]と[[蘇生]][[効果]]を持つため、[[《レスキューキャット》]]から繋げられる[[アタッカー]]として使用できる。~ --[[《スクラップ・ドラゴン》]]~ [[《XX−セイバー ガルセム》]]や[[《XX−セイバー ダークソウル》]]の[[サーチ]][[効果]]を能動的に[[発動]]できる。~ 特に前者であれば即時[[サーチ]][[効果]]が[[発動]]できるので相性がいい。~ --[[《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》]]・[[《ゴヨウ・キング》]]~ 共に非[[チューナー]]に[[シンクロモンスター]]を指定しているが、この[[デッキ]]では[[シンクロ召喚]]が容易で、[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]、[[《X−セイバー パシウル》]]、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の3枚が[[手札]]にあれば[[シンクロ召喚]]できる。~ 途中で[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]を[[シンクロ召喚]]して[[相手]]の[[魔法&罠ゾーン]]の[[カード]]を3枚まで[[破壊]]できるので比較的安全に[[攻撃]]を通すこともできる。~ -[[エクシーズモンスター]]~ //-[[《虚空海竜リヴァイエール》]]~ //[[レベル]]3の[[X−セイバー]]が多いこの[[デッキ]]では[[エクシーズ召喚]]も容易。~ //[[《巌征竜−レドックス》]]の[[特殊召喚]]に使った[[モンスター]]を[[特殊召喚]]し、さらなる展開に繋げられる。~ --[[《恐牙狼 ダイヤウルフ》]]~ [[《スクラップ・ドラゴン》]]同様に、[[《XX−セイバー ガルセム》]]や[[《XX−セイバー ダークソウル》]]の[[サーチ]][[効果]]を能動的に[[発動]]できる。~ [[《XX−セイバー ボガーナイト》]]の存在から、[[エクシーズ召喚]]はさほど難しくない。~ --[[《セイクリッド・トレミスM7》]]~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]や[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]から[[エクシーズ召喚]]できる。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]の再利用や、使い終わった[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]を[[エクストラデッキ]]に戻したりと用途は多い。~ -[[リンクモンスター]]~ --[[《ミセス・レディエント》]]~ [[地属性]]メインのこの[[デッキ]]では[[全体強化]]が生かせ、[[《レスキューキャット》]]などから容易に[[リンク召喚]]できる。~ [[シンクロモンスター]]の複数展開にも役立つ。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] ―[[X−セイバー]]の[[サポートカード]]~ [[セイバー]]・[[ガトムズ]]は[[《セイバー・リフレクト》]]で[[サーチ]]が可能。~ -[[セイバー]][[魔法・罠カード]]~ --[[《セイバー・スラッシュ》]]~ [[表側攻撃表示]]の[[X−セイバー]]の数だけ、[[フィールド]]の[[表側表示]]の[[カード]]を[[破壊]]する[[除去]][[カード]]。~ [[永続魔法]]・[[永続罠]]を多用する[[相手]]にも有効な他、[[《XX−セイバー ガルセム》]]を巻き込んで[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]することも可能。~ しかし、[[相手]]の[[カード]]が多数展開された状況で[[X−セイバー]]を展開していくのは厳しい。~ 2枚[[破壊]]で十分[[アドバンテージ]]を確保できるため、温存しすぎないようにしたい。~ --[[《セイバー・ホール》]]~ [[X−セイバー]]が[[フィールド]]に存在する場合、あらゆる[[召喚]]を[[無効]]にする。~ [[発動条件]]とは一見適合しているように見えるが、[[X−セイバー]]以外の[[シンクロモンスター]]に繋いでしまう事も多く、[[腐る]]可能性がある事を考慮する必要がある。~ プレイングや[[デッキ]]構築次第では[[X−セイバー]]を残しつつ[[ターン]]を渡せるため、型によっては投入が検討できる。~ --[[《セイバー・リフレクト》]]~ [[X−セイバー]]が[[フィールド]]に存在する場合、受けた[[ダメージ]]を跳ね返し、さらに[[セイバー]][[魔法・罠カード]]か[[ガトムズ]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~ [[サーチ]]先の筆頭候補は[[《ガトムズの緊急指令》]]で、[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]の[[自爆特攻]]から繋げればスムーズに繋げられる。~ [[同名カード]]も[[サーチ]]できるので、継続して持つことで[[相手]]にプレッシャーをかける手もある。~ -[[ガトムズ]][[魔法・罠カード]]~ --[[《ガトムズの緊急指令》]]~ [[X−セイバー]]が存在している時に、[[墓地]]の[[X−セイバー]]2体を[[自分]][[フィールド]]上に展開することができる[[罠カード]]。~ とにかく爆発力が凄まじく、この[[デッキ]]では[[シンクロ召喚]]をはじめとした様々な用途に使える。~ ただし[[墓地が肥えて>墓地を肥やす]]いなければ簡単に腐ってしまうため、3枚[[積み>積む]]は控えるのも手。~ --[[《ガトムズの非常召集》]]~ [[X−セイバー]]の[[シンクロモンスター]]が存在する場合に[[墓地]]の[[X−セイバー]]2体を[[召喚条件]]を無視して[[自分]][[フィールド]]上に展開することができる[[通常魔法]]。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]も[[蘇生]]できるのは[[《ガトムズの緊急指令》]]にない利点であり、[[魔法カード]]なので速効性も勝る。~ ただし[[バトルフェイズ]]を行えない[[デメリット]]は非常に痛い。~ [[エンドフェイズ]]には[[自壊]]してしまうので、それまでに[[シンクロ素材]]にするなどしておきたい。~ ―それ以外の相性の良い[[カード]]~ -各[[種族]]の[[サポートカード]]~ --[[《増援》]]~ [[X−セイバー]]には4種類の[[戦士族]][[下級モンスター]]が存在し、[[アタッカー]]以外にも[[チューナー]]の[[《XX−セイバー フラムナイト》]]や[[《X−セイバー パシウル》]]を[[サーチ]]できるため、投入しておく価値はある。~ --[[《トゥルース・リインフォース》]]~ [[《X−セイバー パシウル》]]を[[リクルート]]することで[[壁]]として用いることができるだけでなく、次の[[ターン]]に[[シンクロ召喚]]の素材にするなどできれば[[コスト]]も気にならない。~ --[[《炎舞−「天キ」》]]~ 展開のカギとなる[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]を[[サーチ]]できる。~ [[《XX−セイバー ボガーナイト》]]で[[《ライオウ》]]など、[[戦闘破壊]]できる範囲が広がり、[[下級]][[アタッカー]]を潰すことができる。~ --[[《幻獣の角》]]~ [[獣族]]と[[獣戦士族]]に装備が可能な[[通常罠]]。~ [[《身剣一体》]]と似た[[効果]]を持つ[[カード]]であり、この[[カード]]群に多い[[種族]]が対象であるのが魅力的。~ [[《身剣一体》]]と違い、[[フィールド]]に[[モンスター]]が2体以上いても装備が可能であるのも使いやすい。~ --[[《クローザー・フォレスト》]]~ [[獣族]]サポートにもなり、[[【墓守】]]に対しての対策にもなる。~ [[《X−セイバー エアベルン》]]等で[[《ライオウ》]]等打点が高い[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]できるようになるのは魅力的。~ -展開補助~ --[[《ワン・フォー・ワン》]]~ [[レベル]]1の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる[[通常魔法]]。~ この[[デッキ]]では3種類の[[X−セイバー]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]でき、[[コスト]]で[[墓地を肥やす]]事ができるため、投入を検討できる。~ 主に[[《X−セイバー パロムロ》]]や[[《XX−セイバー レイジグラ》]]を[[特殊召喚]]することになるだろう。~ --[[《簡易融合》]]~ [[X−セイバー]]には場持ちの良い[[チューナー]]こそ多いが、[[チューナー]]以外の[[モンスター]]に関しては能力不足な[[カード]]が多い。~ この[[カード]]を投入することで幅広い[[レベル]]の[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚]]を行うことができる。~ [[エクストラデッキ]]の[[融合モンスター]]のスペースが少々大きくなるが、投入してみるのも面白い。~ --[[《二重召喚》]]~ 第8期以降は[[伏せカード]]は[[バウンス]]や[[除去]]によって処理されるため、[[戦闘破壊]]によって[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]を使った戦略を使うのは難しい。~ 展開力に乏しい[[【X−セイバー】]]に展開力を付与する為にこの[[カード]]を用いる。~ これにより容易に[[シンクロ召喚]]ができるようになる。~ --[[《緊急テレポート》]]~ [[レベル]]3[[サイキック族]]を[[特殊召喚]]し、[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]]の[[召喚]]や、さらなる[[シンクロ召喚]]に繋げられる。~ [[《調星師ライズベルト》]]を[[特殊召喚]]して自身と使い終わった[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]で[[《セイクリッド・トレミスM7》]]の[[召喚]]もできる。 -[[《おろかな埋葬》]]~ [[墓地]]に存在することが重要な[[《X−セイバー パロムロ》]]と、[[サルベージ]][[効果]]を持つ[[《XX−セイバー レイジグラ》]]のために採用する。~ この[[デッキ]]で重要な存在である[[《XX−セイバー フォルトロール》]]や[[《ガトムズの緊急指令》]]とも相性が良い。~ -[[《強制転移》]]~ [[相手]]に[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]を[[送りつけ]]たり、[[《X−セイバー パシウル》]]を[[送りつけ]]ることで[[サンドバッグ]]にもできる。~ [[モンスター]]を[[守備表示]]で[[相手]]に渡すことで、[[《XX−セイバー フラムナイト》]]の[[効果]]に繋げたりとやや[[コンボ]]寄りの[[カード]]ではあるが面白い。~ ただし、[[《XX−セイバー ダークソウル》]]を[[送りつけ]]ても[[効果]]は[[発動]]できない。~ //-[[《ジェネレーション・チェンジ》]]~ //普通に使用すれば[[ディスアドバンテージ]]となるが、[[《XX−セイバー ガルセム》]]や[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[効果]]に[[チェーン]]して使う等、[[発動]]タイミングを工夫すれば、[[サーチ]][[カード]]となる。~ //特に[[《XX−セイバー ガルセム》]]なら、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]を素早く[[手札]]に[[加える]]のに貢献できる。~ //速度がそんなでもないし会局でも **戦術 [#strategy] [[デュエル]]序盤は、[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]で展開をしていく。~ [[《X−セイバー パシウル》]]や[[《XX−セイバー フラムナイト》]]、[[リクルーター]]の[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]等、[[フィールド]]に残りやすい[[モンスター]]が比較的多い。~ [[《XX−セイバー ダークソウル》]]や[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]の[[効果]]の[[発動]]をスムーズに行うために、基本的には[[相手]]の行動は妨害をしなくてもよい。~ [[墓地を肥やした>墓地を肥やす]]後は[[《ガトムズの緊急指令》]]等で[[X−セイバー]]2体を[[自分]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]でき、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[特殊召喚]]の条件も満たせる。~ [[デュエル]]中盤に入ると、[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]や[[ハンデス]][[効果]]を持つ[[《XX−セイバー ガトムズ》]]、[[《ナチュル・ビースト》]]や[[《ナチュル・パルキオン》]]等の[[シンクロモンスター]]で[[相手]]の行動を妨害しつつ、[[フィールド]]を制圧するのである。~ **[[デッキ]]の種類 [#decktype] 採用する[[カード]]によって、単純な[[ビートダウン]]から[[無限ループ]]まで様々な戦術が可能となる。~ ***[[ビートダウン]]軸 [#decktype1] [[X−セイバー]]の[[サポートカード]]を駆使し、[[戦闘]]による[[アドバンテージ]]を狙っていく【X−セイバー】。~ // [[種族]]がばらけているため、[[《一族の結束》]]の恩恵は受けられないのが難点。~ // だが、[[《強者の苦痛》]]の入手が容易になったことで構築し易くなった。~ 自由度が高いのでビルダーの腕を見せつけることのできるタイプでもある。~ ***【シンクロセイバー】 [#decktype2] [[《ガトムズの緊急指令》]]を多用し、[[シンクロモンスター]]を[[フィニッシャー]]に据えて戦う最も基本的な【X−セイバー】の[[デッキ]]タイプ。~ [[X−セイバー]]は個々の[[攻撃力]]は低く、[[除去]][[効果]]をもった[[モンスター]]も存在しないので、[[シンクロモンスター]]の存在は欠かせない。~ 各[[チューナー]]が全て異なる[[レベル]]で揃っているので、とにかく[[シンクロ召喚]]できる[[モンスター]]の[[レベル]]幅が広い。~ このタイプならば、[[《ガトムズの緊急指令》]]で[[蘇生]]できる[[《X−セイバー ウェイン》]]と[[《X−セイバー ウルベルム》]]も積極的に出していきたい。~ [[地属性]]が多いため、[[《ナチュル・ビースト》]]や[[《ナチュル・パルキオン》]]等の行動を制限しやすい[[シンクロモンスター]]を出しやすいのも特徴。~ [[モンスター]]を大量展開できる[[デッキ]]なので、[[《セイバー・スラッシュ》]]で乱暴に[[アドバンテージ]]を取りに行くだけでも勝てることがある。~ [[特殊召喚]]封じには弱いが、それらの[[カード]]は全て[[《セイバー・スラッシュ》]]で[[破壊]]できるので、比較的弱点が少ない[[デッキ]]である。~ ***【フォルトロール・ループ】 [#decktype3] 2枚の[[《XX−セイバー フォルトロール》]]と[[《XX−セイバー レイジグラ》]]を用いた[[コンボ]]に特化した構築。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[特殊召喚]]及び[[蘇生]][[効果]]と、[[《XX−セイバー レイジグラ》]]の[[サルベージ]][[効果]]を組み合わせることで[[無限ループ]]が可能。~ > 条件:[[フィールド]]に[[効果]]を使用していない[[《XX−セイバー フォルトロール》]]、[[墓地]]に[[《XX−セイバー フォルトロール》]]、[[《XX−セイバー レイジグラ》]]~ +[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[効果]]で[[《XX−セイバー レイジグラ》]]を[[蘇生]]する。 +[[《XX−セイバー レイジグラ》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[《XX−セイバー フォルトロール》]]を[[サルベージ]]し、そのまま[[特殊召喚]]する。 +[[効果]]を使用した方の[[《XX−セイバー フォルトロール》]]と[[《XX−セイバー レイジグラ》]]を何らかの方法で[[墓地へ送る]]。 +1に戻る。 < [[墓地へ送る]]のに[[《マスドライバー》]]や[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]([[エラッタ]]前)等の[[射出]][[カード]]を使えば[[相手]]ライフを削りきって[[1ターンキル]]となる。~ [[《XX−セイバー ガトムズ》]]を使えば[[ハンデス]]で[[相手]]の[[手札]]を全て捨てさせる事ができる。~ -[[射出]]に関しては[[《マスドライバー》]]が[[禁止カード]]に指定され、[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]も[[エラッタ]]により回数制限が設けられて不可能になった。~ 一応、[[《キャノン・ソルジャー》]]等で代用すれば可能である。~ -[[ハンデス]]ループは特化した[[デッキ]]構築を必要としないため、条件が揃ったら狙うという動きもできる。~ 現在は[[《ワン・フォー・ワン》]]が[[制限カード]]、[[《召喚僧サモンプリースト》]]が[[準制限カード]]に指定されており、達成難易度は一時期よりは下がったと言えるものの未だに高い。~ 一応、[[《ガトムズの緊急指令》]]等を用いればまだまだ狙うことのできる[[コンボ]]である。~ -[[リンク召喚]]の登場によって、[[射出]]系[[カード]]や[[チューナー]]がなくともこのループ[[コンボ]]のギミックを使用できるようになった。~ [[エクストラデッキ]]の枚数制限の関係上「[[無限ループ]]」ではなくなるが、1順毎に[[《XX−セイバー レイジグラ》]]と[[《XX−セイバー フォルトロール》]]を[[リンク素材]]とした[[リンク]]2を出すことができる。~ //場が埋まっていけばそれら2体と[[リンク]]2で[[リンク]]4を出すこともでき、[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]を複数体並べることでさらに多彩な展開が可能となる。~ *** [[《X−セイバー アナペレラ》]]軸 [#decktype4] [[《X−セイバー アナペレラ》]]と[[通常モンスター]]の[[サポートカード]]を多数投入したタイプ。~ [[《レスキューラビット》]]で2体[[リクルート]]できるため、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]の[[召喚条件]]を容易に満たせる。~ [[手札]]にこの2枚が揃えば[[直接攻撃]]で[[1ターンキル]]が可能。~ > 条件:[[手札]]に[[《レスキューラビット》]]と[[《XX−セイバー フォルトロール》]]~ +[[《レスキューラビット》]]で[[《X−セイバー アナペレラ》]]2体を[[リクルート]]。~ +[[フィールド]]に[[X−セイバー]]が2体以上いるので、[[手札]]の[[《XX−セイバー フォルトロール》]]を自身の[[効果]]により[[特殊召喚]]。~ +[[《X−セイバー アナペレラ》]]2体で[[《ガガガザムライ》]]を[[エクシーズ召喚]]して[[効果]][[使用]]。~ +[[《XX−セイバー フォルトロール》]]で[[《X−セイバー アナペレラ》]]を[[蘇生]]。~ +[[直接攻撃]]で1900×2+2400+1800の8000[[ダメージ]]となる。~ < 必要な枚数は増えるが、[[《レスキューラビット》]]の代わりに[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]や[[《予想GUY》]]を使う事でも同様の動きが可能。~ **[[デッキ]]の派生 [#variation] ***【セイバーエクゾ】 [#variation1] [[《X−セイバー パロムロ》]]と[[《X−セイバー アクセル》]]を利用した[[自爆特攻]]ループで[[ドロー]]を行い、[[エクゾディアパーツ>封印されし]]完成による[[特殊勝利]]を狙う。~ 第一段階として、[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]や[[《XX−セイバー ダークソウル》]]、[[《おろかな埋葬》]]・[[《ワン・フォー・ワン》]]等で[[《X−セイバー パロムロ》]]を素早く[[墓地へ送る]]。~ これにより、[[セイバー]]が[[戦闘破壊]]された際も戦線を維持できるので、[[《ガトムズの緊急指令》]]・[[《XX−セイバー フォルトロール》]]による必要[[モンスター]]の同時展開が行いやすくなる。~ 残るもう1体の[[《X−セイバー パロムロ》]]と[[《X−セイバー アクセル》]]は、上記[[蘇生]][[カード]]以外にも、[[《ワンチャン!?》]]を用いて集めるのも有効である。~ [[自爆特攻]]の際、大量の[[ライフ]]を失う事になるため、実際にはさらにもう1枚、これをカバーする[[カード]]が必要となる。~ 1つは、[[攻撃力]]差が500以上の場合、[[無限ループ]]となる[[《レインボー・ライフ》]]が存在し、[[手札コスト]]を要するものの、これに[[《X−セイバー パロムロ》]]を充てる事ができれば、[[墓地へ送る]]手間を省略して[[コンボ]]を開始できる。~ 最悪、[[《X−セイバー アクセル》]]が揃わずとも大量の[[ライフゲイン]]を行えば、[[エクゾディアパーツ>封印されし]]完成までに延命する事も不可能ではない。~ もう1つは[[ダメージ]]を遮断する[[《一時休戦》]]で、[[《X−セイバー パロムロ》]]の[[ライフコスト]]は踏み倒せないため、[[ドロー]]枚数に限りが生じる。~ しかしこちらは[[セット]]する必要が無いため[[《サイクロン》]]等の[[除去]]を恐れる必要も無く、単純に[[ドローソース]]・防御手段としても利用できるため非常に[[汎用性]]が高い。~ 上述の[[《ワンチャン!?》]]の[[ダメージ]]も回避できるので覚えておこう。~ 基本的には[[腐る]][[デメリット]]よりも、[[コンボ]]経路が多くなる[[メリット]]の方が大きいので両者をフルに[[積んで>積む]]しまって良いだろう。~ パーツが揃えば[[コンボ]]開始となるが、[[相手]][[フィールド]]に[[攻撃表示]][[モンスター]]が存在しない場合も考えられる。~ 各種[[サーチャー]]・[[リクルーター]]を[[《強制転移》]]で[[送りつけ]]ても良いだろう。~ ほか、[[魔法・罠カード]]による妨害に対しては[[《トラップ・スタン》]]等の他の[[リクルーター]]と相性の良い[[《禁じられた聖槍》]]も有効。~ リカバリーが利く状態であれば[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]]で強引に[[破壊]]を狙ってもよい。~ なお[[伏せカード]]以外の妨害手段として、採用率の高い[[《エフェクト・ヴェーラー》]]が存在する。~ 天敵とも言える存在だが、[[バトルフェイズ]]中に[[《X−セイバー アクセル》]]を[[特殊召喚]]できれば完全に無力化できるのでこれも覚えておこう。~ [[《一時休戦》]]の場合、[[ドロー]]枚数は有限なので、[[コンボ]]後に[[エクゾディアパーツ>封印されし]]が揃わない場合もある。~ この場合、[[《X−セイバー パロムロ》]]と[[《X−セイバー アクセル》]]で[[《フォーミュラ・シンクロン》]]による1[[ドロー]]や余った[[《ワンチャン!?》]]を利用した四肢の[[サーチ]]が有効である。~ 場合によっては、大量の[[手札]]を用いる事で[[《XX−セイバー ガトムズ》]]で[[ハンデス]]を行ったり、[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]を展開する事で[[フィールド]]の制圧に転じる事も考えられる。~ [[コンボ]]のパーツが多く、条件も定められているため一般的な[[【エクゾディア】]]と比べるとその速度は間違いなく遅い。~ 反面、大量の[[ライフゲイン]]や[[ドロー]]加速は[[X−セイバー]]による[[ビートダウン]]にも貢献し、そうでなくても、必要な[[モンスター]]群はあまり無理なく【X−セイバー】としての動きを行える。~ [[エクゾディアパーツ>封印されし]]が揃えられない状況でも勝ち筋を残せる他、[[《XX−セイバー フォルトロール》]]経由で[[《セイクリッド・トレミスM7》]]を用いれば[[ハンデス]]等からも復帰できる可能性もある。~ また、性質上狙いが[[エクゾディアパーツ>封印されし]]であると悟られずに動けるのも特徴である。~ [[攻撃表示]][[モンスター]]が必要になるので、可能であるならば[[《一時休戦》]]や[[《X−セイバー アクセル》]]を見せるのは[[コンボ]]開始直前まで控えたい。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] 様々な[[カードの効果]]による[[特殊召喚]]を多用し、[[墓地]]への依存度が比較的高く、[[種族]]混合であることがこの[[デッキ]]の特徴。~ [[特殊召喚]]封じの[[《大天使クリスティア》]]、[[除外]]の[[《マクロコスモス》]]、[[種族]]制限の[[《群雄割拠》]]等に弱く、特に[[《D.D.クロウ》]]は[[コンボ]]を大きく阻害する天敵である。~ [[永続カード]]は[[《セイバー・スラッシュ》]]で[[破壊]]できるが、[[《D.D.クロウ》]]については[[《天罰》]]や得意の[[ハンデス]]で[[落とす]]しかない。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]を[[除外]]されると流れそのものが止まりかねないので、細心の注意を払う必要がある。~ また他の[[デッキ]]に比べると[[アタッカー]]が頼りないので、序盤の引きが悪いと[[戦闘]]でかなりの苦戦を強いられる恐れがある。~ また、[[ミラーマッチ]]では[[《ガトムズの緊急指令》]]でお互いに[[墓地]]の[[X−セイバー]]を利用することがあるので、警戒が必要。~ **この[[デッキ]]の歴史 [#history] ***第6期(2008年〜2010年) [#history6] -[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]~ [[ANCIENT PROPHECY]]で多くの[[モンスター]]と[[サポートカード]]が登場。~ [[《XX−セイバー フォルトロール》]]と[[《XX−セイバー レイジグラ》]]を利用した、[[【フォルトロール・ループ】>#decktype3]]が考案された。~ これ以前は構築することさえ難しかった。~ -[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]~ [[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]が[[禁止カード]]に指定され、[[1ターンキル]]が困難になった。~ また、[[《ワン・フォー・ワン》]]が[[制限カード]]となった影響で、能動的に展開することが難しくなった。~ [[ABSOLUTE POWERFORCE]]が発売され、海外では海外先行カードとして[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]が登場。~ 海外では【X−セイバー】が流行する事になる。~ -[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]~ 海外において、[[サーチャー]]である[[《XX−セイバー ダークソウル》]]と、[[アタッカー]]かつ戦線強化も期待できる[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]が登場。~ これらの[[カード]]を含む[[日本未発売カード]]の[[X−セイバー]]や[[《レスキューキャット》]]を混ぜた[[デッキ]]が、海外の[[選考会]]で成績を残す。~ ***第7期(2010年〜2012年) [#history7] -[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]~ [[《レスキューキャット》]]が[[禁止カード]]に指定された。~ これにより爆発力は低下したものの、[[EXTRA PACK Volume 3]]で[[《XX−セイバー エマーズブレイド》]]等が登場し、少しずつ強化されている。~ -[[11/03/01>禁止・制限カード/2011年3月1日]]~ [[射出]]の代表格であった[[《マスドライバー》]]が[[禁止カード]]に指定された。~ これにより手軽な[[射出]][[カード]]を失ったが、同時に[[《封印の黄金櫃》]]と[[《血の代償》]]が[[制限解除]]され、[[サーチ]]と展開がしやすくなった。~ -[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]~ [[EXTRA PACK Volume 4]]が発売され、海外で活躍していた[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]、[[《XX−セイバー ダークソウル》]]が登場。~ しかし、既に[[《レスキューキャット》]]は[[禁止カード]]であり、強化されたことには間違いないが海外で最も猛威を奮った時期ほどの活躍は難しかった。~ -[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]~ [[《グローアップ・バルブ》]]および[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が[[禁止カード]]となり、他の[[【シンクロ召喚】]]系列の[[デッキ]]と共に弱体化した。~ [[ナチュル]][[シンクロモンスター]]を展開する上で相性の良かった[[《TG ストライカー》]]も規制され、相対的に弱体化した。~ ***第8期(2012年〜2014年) [#history8] -[[13/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]~ [[《氷結界の龍 トリシューラ》]]がついに[[制限復帰]]を果たした。~ 一方で[[《A・ジェネクス・バードマン》]]が[[制限カード]]となり、相性のよい[[チューナー]]も多くが規制されたままとなっている。~ ***第9期(2014年〜2017年) [#history9] -[[14/07/01>リミットレギュレーション/2014年7月1日]]~ [[ブースターSP−レイジング・マスターズ−]]で[[《セイバー・リフレクト》]]が登場。~ -[[14/10/01>リミットレギュレーション/2014年10月1日]]~ [[ザ・シークレット・オブ・エボリューション]]で[[《ガトムズの非常召集》]]が登場。~ 構築の幅自体は広がったものの、展開速度で他の[[デッキ]]に追い付かないケースが目立つようになった為、以前のような活躍は難しかった。~ -[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]~ [[《レスキューキャット》]]が[[エラッタ]]され[[制限復帰]]。~ 日本ではできなかった[[《XX−セイバー ダークソウル》]]との共演を果たせた他、相性のいい[[レベル]]6[[シンクロモンスター]]も[[制限復帰]]をしている。~ ***第10期(2017年〜) [#history10] [[新マスタールール]]が施行され、[[エクストラデッキ]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する場合、原則として[[エクストラモンスターゾーン]]にしか出せなくなった。~ [[シンクロモンスター]]のみの大量展開は難しくなったが、[[リンク召喚]]自体は取り込みやすく、戦術の幅が広がったといえる。~ 特に[[【フォルトロール・ループ】>#decktype3]]は[[効果]]使用済みの[[モンスター]]を効率よく[[墓地へ送る]]手段を得たことで安定性を増した。~ **代表的な[[カード]] [#keycard] -[[《X−セイバー パシウル》]] -[[《X−セイバー エアベルン》]] -[[《XX−セイバー レイジグラ》]] -[[《XX−セイバー ボガーナイト》]] -[[《XX−セイバー フォルトロール》]] -[[《XX−セイバー ヒュンレイ》]] -[[《XX−セイバー ガトムズ》]] -[[《セイバー・スラッシュ》]] -[[《ガトムズの緊急指令》]] **サンプルレシピ [#sample] -【X−セイバー】~ 10.09.04 Yu-Gi-Oh! Championship Series Toronto 優勝~ http://ocg.bitc.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=1586~ **関連リンク [#link] -[[ガトムズ]] -[[セイバー]] -[[X−セイバー]] -[[デッキ集]]