*【もけもけ】 [#ea1563d5]

 イラストが独特で密かな人気を誇る[[《もけもけ》]]を使用した[[デッキ]]。~
 [[《怒れるもけもけ》]]と[[《キング・もけもけ》]]を利用した[[【ローレベル】]]に属する[[【天使族】]]である。
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#l481108c]
 [[イラスト]]が独特で密かな人気を誇る[[《もけもけ》]]を使用した[[デッキ]]。~
 [[《怒れるもけもけ》]]や[[《キング・もけもけ》]]の他、様々な[[サポートカード]]を駆使する[[【ローレベル】]]に属する[[【天使族】]]である。~
 [[《キング・もけもけ》]]の[[効果]]で、[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぐ事も得意とする。

 《もけもけ/Mokey Mokey》
 通常モンスター
 星1/光属性/天使族/攻 300/守 100
 何を考えているのかさっぱりわからない天使のはみだし者。
 たまに怒ると怖い。

 [[《キング・もけもけ》]]は[[フィールド]]から離れるという非常に簡単な条件で[[《もけもけ》]]を3体並べることができる。~
 簡単に強力な[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぐことができるのが特徴。~
 しかし、その[[《もけもけ》]]は[[攻撃力]]300・[[守備力]]100と言う貧弱な[[通常モンスター]]。~
 だからこそ、低[[レベル]][[モンスター]]用の[[サポートカード]]を駆使してその[[《もけもけ》]]たちを使い倒して勝利する。~
 この[[デッキ]]は、そんな[[デッキ]]である。~

**[[デッキ]]構築に関して [#t7979abf]
 まずは当然、[[《もけもけ》]]3体を投入。~
 [[《怒れるもけもけ》]]とすさまじい[[シナジー]]を誇る[[《キング・もけもけ》]]と[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の採用も不動。~
 [[リクルーター]]が多いため、[[《貪欲な壺》]]も投入。~
 もちろん、普通に[[融合]]するために[[《融合》]]や[[《沼地の魔神王》]]、[[《冥界の使者》]]の存在も考慮する。~
 [[《幻想召喚師》]]を採用しても面白いだろう。~
 [[《もけもけ》]]を[[サーチ]]するためにも[[《シャインエンジェル》]][[《コーリング・ノヴァ》]]や[[《魂を呼ぶ者》]]等も利用したい。~
 特に、[[《シャインエンジェル》]][[《コーリング・ノヴァ》]]は[[《怒れるもけもけ》]]の起動トリガーとしても有効である。~
 [[《オネスト》]]は[[攻撃力]]の低い[[《もけもけ》]]の[[戦闘]]補助としても有効である。~
 [[モンスター]]を[[デッキ]]に投入した後は、その[[サポートカード]]を投入する。~
 基本的には[[《キング・もけもけ》]]を場から退去させ、[[《もけもけ》]]を並べてそれをベースに[[魔法カード]]や[[罠カード]]を[[発動]]し、[[アドバンス召喚]]をおこなっていく。~
 [[《もけもけ》]]の[[レベル]]が僅か1なので、[[《トライアングルパワー》]]が使えるのは嬉しいところ。~
 さらに、[[綿毛トークン]]あたりを使えば[[《弱肉一色》]]も利用が可能。~
 また、[[《キング・もけもけ》]]の[[効果]]により[[《もけもけ》]]を大量に[[サルベージ]]できるため、[[《玉砕指令》]]と[[《突撃指令》]]も入れることができる。~
 [[《キング・もけもけ》]]の[[効果]]を能動的に使うことができる[[《亜空間物質転送装置》]]も検討の価値がある。~
 下記の[[カード]]の他にも、[[戦闘]]面の補助として[[モンスター除去]]に関する[[カード]]も優先的に採用したい。

 また、[[《もけもけ》]]は[[通常モンスター]]であるため、[[【ローレベル】]]&[[【凡骨融合】]]の形にすることもできる。~
 この場合、[[《人海戦術》]]を利用することで[[壁]]を確保でき、[[《凡骨の意地》]]での大量[[ドロー]]、[[【ローレベル】]]ゆえに[[《魔の試着部屋》]]での大量展開も考慮できる。~
 しかしながら、このタイプは[[《人海戦術》]]の都合から[[レベル]]2以下の[[通常モンスター]]、[[《怒れるもけもけ》]]の[[効果]]の都合から[[天使族]][[モンスター]]を多く[[デッキ]]に投入する必要がある。~
 そのため、構築難易度が異常に高いという欠点をもつが、腕に自信のあるデュエリストならば一度は組んでみるといいだろう。~
 [[《バイオ僧侶》]]は[[《魔の試着部屋》]]に対応する[[レベル]]3以下の[[通常モンスター]]の内、[[天使族]]で最高の[[攻撃力]]を持つ。~
 [[《ハッピー・ラヴァー》]][[《命の砂時計》]][[《聖なる鎖》]][[《ウェザー・コントロール》]][[《キーメイス》]][[《神聖なる球体》]]はそれに加え、[[《人海戦術》]]にも対応する。~
***[[モンスターカード]]について [#h60b336c]
-[[《もけもけ》]]・[[《キング・もけもけ》]]~
この[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
[[《キング・もけもけ》]]を[[融合召喚]]するには、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が最適だろう。~
[[《融合》]]や[[《沼地の魔神王》]]、[[効果]]を使うだけなら[[《幻想召喚師》]]の採用を検討しても良い。~

 このタイプにするのならば、[[《人海戦術》]]では呼べないとはいえ[[《凡骨の意地》]]や[[《魔の試着部屋》]]用の[[レベル]]3〜4の[[天使族]][[通常モンスター]]を入れてもよいだろう。~
 これらのカードのフル活用のため[[《闇の量産工場》]]に[[《リロード》]]や[[《打ち出の小槌》]]もあると便利であろう。~
 [[《弱肉一色》]]や[[《ジャスティブレイク》]]、[[《絶対魔法禁止区域》]]や[[《蘇りし魂》]]の恩恵も受けられる。~
 ただし、[[《怒れるもけもけ》]]と[[《絶対魔法禁止区域》]]の相性は悪いので注意。~
 また、[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]のために[[おジャマ]]達を投入してもよい。~
 [[獣族]]であることが難点だが、[[《人海戦術》]]で簡単に[[召喚]]できる利点をもつ。~
 [[《弱肉一色》]]のサポートにもなるだろう。~
 このタイプは、[[墓地]]に大量の[[モンスターカード]]が溜まるので[[《ムドラ》]][[《カオス・ネクロマンサー》]][[《残骸爆破》]]等を使うこともできる。~
-[[《シャインエンジェル》]]・[[《コーリング・ノヴァ》]]・[[《魂を呼ぶ者》]]・[[《冥界の使者》]]~
[[《もけもけ》]]を[[リクルート]]、[[サーチ]]、[[サルベージ]]する手段。~
特に[[《シャインエンジェル》]]と[[《コーリング・ノヴァ》]]は[[《怒れるもけもけ》]]の[[トリガー]]としても有効である。~

 どちらの[[デッキ]]タイプであっても[[モンスター]]の[[戦闘破壊]]が難しいため、[[【除去ハン】]]のごとく、大量の[[モンスター除去]][[罠>罠カード]]を入れると良いだろう。~
 特に後者は弱い[[天使族]]の[[モンスター]]が積まれているため、[[《天空の聖域》]][[《スピリットバリア》]]が地味に強い。~
 [[《モンスターBOX》]]も強力な防御力の強化になる。~
-[[《天空の使者 ゼラディアス》]]~
[[天使族]]の[[アタッカー]]と[[《天空の聖域》]]の[[サーチャー]]を兼ねる。~
この[[デッキ]]ではその[[自壊]][[デメリット]]を[[《怒れるもけもけ》]]のために有効活用できる。

-[[《キング・もけもけ》]]の[[自爆特攻]]や[[《魔の試着部屋》]]などを使い高速で[[《もけもけ》]]たちを[[フィールド]]に並べる。~
[[《大嵐》]]等で[[相手]]の[[魔法カード]]を粉砕する。~
その後、[[《怒れるもけもけ》]]を使って[[《シャインエンジェル》]]で特攻し1[[ターン]]で勝負を決める。~
とはいえ、これはあくまでも基本である。~
[[《デルタ・アタッカー》]]を使えばより確実に[[相手]]を倒すことができる等、ほかにも色々な[[コンボ]]があるので考えてみるといいだろう。~
-[[《オネスト》]]~
[[《もけもけ》]]の[[戦闘]]補助に使える。~

-[[【雲魔物】]]と組み合わせた場合、フィールドの[[雲魔物]]を守備表示にして破壊するだけで[[《怒れるもけもけ》]]の効果が発動する。~
また、[[《天空の聖域》]]が存在しない状態で[[《天空の使者 ゼラディアス》]]を召喚すれば、[[自壊]][[効果]]が発動して[[《怒れるもけもけ》]]の効果が発動する。~
[[《天空の使者 ゼラディアス》]]、[[《天空の聖域》]]の両方もこのデッキに無理なく入ることができるため、採用を検討してみてもいいだろう。
-[[《ムドラ》]]・[[《カオス・ネクロマンサー》]]~
[[墓地]]に溜まった[[《もけもけ》]]や[[リクルーター]]を有効活用できる。

-[[おジャマ]]~
[[種族]]は異なるが、多くの[[サポートカード]]を共用できる。~
こちらの展開も並行し、[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]の[[発動]]を狙っても良い。

-[[雲魔物]]~
[[表示形式]]を変更しただけで[[自壊]]する[[効果]]を利用し、[[《怒れるもけもけ》]]を[[発動]]する。~
[[【ローレベル】]]からは外れるものの、多くの[[天使族]][[サポートカード]]を共有できる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#h8617786]
-[[《怒れるもけもけ》]]~
[[《もけもけ》]]専用の[[サポートカード]]。~
[[トリガー]]には[[《シャインエンジェル》]]や[[《コーリング・ノヴァ》]]等の[[リクルーター]]が使いやすい。~

-[[《貪欲な壺》]]~
[[重い]][[カード]]だが、[[リクルーター]]が多いため[[発動]]しやすい。~

-[[《亜空間物質転送装置》]]~
[[《キング・もけもけ》]]の[[効果]]を能動的に[[発動]]できる。~

-[[《残骸爆破》]]~
[[墓地]]に溜まった[[《もけもけ》]]や[[リクルーター]]を有効活用できる。~
[[《ムドラ》]]や[[《カオス・ネクロマンサー》]]に比べると、やや[[重い]]。

-[[《モンスターBOX》]]・[[《天空の聖域》]]・[[《スピリットバリア》]]~
防御面に不安があるならば、採用を考慮したい。~
[[ステータス]]に不安が残る[[モンスター]]を多く採用するので、決して邪魔になる事はないだろう。

-[[《ジャスティブレイク》]]・[[《突撃指令》]]・[[《絶対魔法禁止区域》]]・[[《デルタ・アタッカー》]]・[[《蘇りし魂》]]~
[[通常モンスター]]の[[サポートカード]]。~
[[《絶対魔法禁止区域》]]は[[《怒れるもけもけ》]]との相性が悪いので採用には一考を要する。~
[[《デルタ・アタッカー》]]は[[《怒れるもけもけ》]]と組み合わせれば、[[1ターンキル]]すら狙える。~

-[[《トライアングルパワー》]]・[[《玉砕指令》]]・[[《弱肉一色》]]~
ロー[[レベル]][[モンスター]]専用の[[サポートカード]]。~
[[《キング・もけもけ》]]で[[《もけもけ》]]を[[蘇生]]した後は、より使いやすくなるだろう。~
[[《弱肉一色》]]は他に[[綿毛トークン]]を展開するなどして、その[[発動]]をサポートしたい。~

**[[デッキ]]の派生 [#w3169ff1]
***[[【凡骨融合】]]軸 [#l4c15076]
 [[《もけもけ》]]が[[通常モンスター]]である点に目をつけた、[[【ローレベル】]]と[[【凡骨融合】]]の複合型。~
 [[《人海戦術》]]で[[壁]]を確保しつつ、[[《凡骨の意地》]]での大量[[ドロー]]や[[《魔の試着部屋》]]での大量展開を狙う。~
 これらの[[効果]]と[[《怒れるもけもけ》]]の[[効果]]を最大限に活かすため、他には[[天使族]]の[[下級>下級モンスター]][[通常モンスター]]を多く採用したい。~
 [[レベル]]3以下に限定するならば、[[《バイオ僧侶》]]や[[《ハッピー・ラヴァー》]]、[[《命の砂時計》]]等が採用候補。~
 また、[[《闇の量産工場》]]や[[《リロード》]]、[[《打ち出の小槌》]]等もあると便利だろう。~

**代表的なカード [#a57f1a83]
-[[《もけもけ》]]
-[[《キング・もけもけ》]]
-[[《怒れるもけもけ》]]
-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]

**関連リンク [#x881ffcc]
-[[【ローレベル】]]
-[[【通常モンスター】]]

-[[デッキ集]]