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*【やりくりターボ】 [#f8bf5b04]
[[《ゴブリンのやりくり上手》]]と[[《非常食》]]による[[ターボ]]エンジン。~
これらを組み合わせることによって、圧倒的な[[アドバンテージ]]を叩き出す。~
まともに組めた頃は[[《悪夢の蜃気楼》]]も[[制限カード]]止まりだったので、同じく大量の[[ドロー]]ができた。
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#a0b34761]
[[《ゴブリンのやりくり上手》]]と[[《非常食》]]による[[ターボ]]ギミックにより、圧倒的な[[ハンド・アドバンテージ]]を得る[[コンボ]][[デッキ]]。~
当初は[[キーカード]]を[[手札]]に入れる困難さと、単体では役に立て辛い[[カード]]が主体であったため、低速の[[ロック]][[デッキ]]で使われる程度であった。~
しかし、次第にその有用さが認められ、多くの[[デッキ]]で採用されるようになっている。
-[[禁止カード]]に指定される前の[[《悪夢の蜃気楼》]]が併用される事もあった。
《ゴブリンのやりくり上手/Good Goblin Housekeeping》
通常罠
自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数＋１枚を
デッキからドローし、手札からカードを１枚選択してデッキの一番下に戻す。
《非常食/Emergency Provisions》
速攻魔法
このカード以外の自分フィールド上に存在する
魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。
墓地へ送ったカード１枚につき、自分は１０００ライフポイント回復する。
《悪夢の蜃気楼/Mirage of Nightmare》
永続魔法（禁止カード）
相手のスタンバイフェイズ時に、
自分の手札が４枚になるようにカードをドローする。
自分のスタンバイフェイズ時に、
その効果でドローした枚数分だけカードを手札からランダムに捨てる。
(具体的な方法は、それらカードの項を参照のこと。)
**[[デッキ]]構築に際して [#j9c22759]
[[キーカード]]自体は少ないため、多くの[[デッキ]]に無理なく組み込める。~
以下には、このギミックと相性の良い[[カード]]を列挙する。
その大幅な[[アドバンテージ]]を持って、一気に勝負を決めるという[[コンボ]][[デッキ]]に近いギミック。~
その爆発力は凄まじいが、[[コンボ]]に必要な[[カード]]が大量に必要になるために準備に時間がかかる。~
発見当初は[[ロック]]パーツと併用した低速の[[デッキ]]でないと[[手札事故]]の[[デメリット]]が大きいとされ、一部の[[デッキ]]でしか使用されていなかった。~
しかし、そのうち多少の無理をしてでも入れる価値のある[[コンボ]]と判断され、さまざまな[[デッキ]]にこのギミックが搭載されていった。~
事実、当時の[[デッキ]]レシピを探せば大体が【やりくりターボ】を内蔵していたのだ。~
-[[ガジェット]]・[[《ヴォルカニック・バレット》]]・[[《サンダー・ドラゴン》]]~
優秀な[[手札]]補充[[効果]]を持つ[[カード]]。~
[[《ゴブリンのやりくり上手》]]で[[デッキ]]に[[戻す]][[カード]]の候補となる。~
[[手札コスト]]を要する[[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]の[[発動]]もしやすくなり、[[《貪欲な壺》]]での更なる[[ターボ]]も狙える。~
また、[[《ヴォルカニック・バレット》]]や[[《サンダー・ドラゴン》]]、[[ガジェット]]で稼いだ手札カードを[[《ゴブリンのやりくり上手》]]で[[デッキ]]に戻す[[カード]]に充てれば更なる[[手札]]アドバンテージが稼げる。~
この戦術を用いると、[[手札コスト]]を要する[[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]を発動させやすく、[[《貪欲な壺》]]での更なる[[ターボ]]も見込める。~
-[[《封印の黄金櫃》]]・[[《積み上げる幸福》]]・[[《強欲な瓶》]]・[[《打ち出の小槌》]]・[[《カードトレーダー》]]~
[[ドロー]]、[[サーチ]]、[[手札交換]]を行う[[カード]]。~
これらを元々採用している[[デッキ]]ならば、並行してこのギミックも[[発動]]しやすい。~
[[《ゴブリンのやりくり上手》]]２枚と[[《非常食》]]１枚を揃えるのが目標となるので、[[サーチ]][[カード]]を使う場合はいずれかの２枚が集まった状態にしたい。~
-性質上、[[《封印の黄金櫃》]]や[[《積み上げる幸福》]]、[[《強欲な瓶》]]、[[《打ち出の小槌》]]、[[《カードトレーダー》]]を併用しているデッキには投入しやすい。~
**戦術 [#ne8db9b0]
具体的な[[コンボ]]の方法は[[《ゴブリンのやりくり上手》]]のページを参照のこと。
-基本的に[[《ゴブリンのやりくり上手》]]２枚と[[《非常食》]]１枚を揃えるのが目標となる。~
[[《封印の黄金櫃》]]はすぐに使わずに[[コンボ]]パーツが２枚以上集まってきてから使うといいだろう。
**[[デッキ]]の種類 [#p3f78b28]
特に相性が良く、かつ無理なく組み込めるものを挙げる。
-その大流行ゆえ[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]の[[制限改訂]]により、[[《悪夢の蜃気楼》]]が[[禁止カード]]、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]・[[《非常食》]]が[[準制限カード]]に指定されてしまった。~
しかし[[《非常食》]]は[[制限解除]]、そしてついに[[《ゴブリンのやりくり上手》]]も[[制限解除]]。~
[[《悪夢の蜃気楼》]]は依然[[禁止カード]]指定を受けている為、爆発力の低下は否めない。~
それでも充分強力な[[コンボ]]なので、組み込む[[デッキ]]も少なくないだろう。~
[[【バスター・モード】]]等では[[ドロー]]より寧ろ[[デッキ]]に戻す[[効果]]の方が優秀と捉えられており、また同時に[[ドローソース]]とする[[デッキ]]タイプも存在する。~
***[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]を行う[[デッキ]] [#k7724354]
[[【ネフティス】]]や[[【バスター・モード】]]等が該当する。~
これらの[[デッキ]]では[[ドローソース]]だけでなく、[[手札]]に来た[[キーカード]]を[[《ゴブリンのやりくり上手》]]で[[デッキ]]に[[戻す]]目的でも採用される。
-[[レベルアップモンスター]]を用いた[[デッキ]]や[[【ネフティス】]]等、[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]を多用する[[デッキ]]では特に有効なテクニックであると言える。~
また、[[【死皇帝の陵墓】]]などの[[《非常食》]]が採用されている[[デッキ]]にも無理なくギミックを投入できる。~
***[[ライフコスト]]が多量に必要になる[[デッキ]] [#ya7d4f87]
これには[[【死皇帝の陵墓】]]等が該当する。~
[[ドローソース]]のみならず、[[《非常食》]]が[[ライフコスト]]を確保する手段としても使われる。
**[[デッキ]]の歴史 [#d8a600ce]
一時は大流行したため、[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]の[[制限改訂]]により、[[《悪夢の蜃気楼》]]が[[禁止カード]]、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]・[[《非常食》]]が[[準制限カード]]に指定された。~
後に後者２枚は[[制限解除]]されたものの、[[《悪夢の蜃気楼》]]は依然[[禁止カード]]なので、爆発力の低下は否めない。~
**代表的なカード [#da895eb2]
-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]
-[[《非常食》]]
-[[《悪夢の蜃気楼》]]
**関連リンク [#kf414ec1]
-[[デッキ集]]