*【アサイカリバー】 [#zd59aa70]

 ※[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の制限改訂で《D.D.アサイラント》が制限カードとなり、実質的に消滅している。~

 《D.D.アサイラント》・《サイバー・ドラゴン》・《死霊騎士デスカリバー・ナイト》を大量投入した【スタンダード】。~
 現在の【スタンダード】の基準の一つだが、(主に区別の関係で)【アサイカリバー】と呼称される。~
 基本的には【アサイバー】と【サイカリバー】が融合したタイプのビートダウン、と言えるだろう。~

 《D.D.アサイラント/D.D. Assailant》
 効果モンスター(制限カード)
 星4/地属性/戦士族/攻1700/守1600
 このカードが相手モンスターとの戦闘によって破壊された時、
 相手モンスターとこのカードをゲームから除外する。

 《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》
 効果モンスター
 星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
 相手フィールド上にモンスターが存在し、
 自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、
 このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

 《死霊騎士デスカリバー・ナイト》
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1900/守1800
 このカードは特殊召喚できない。
 効果モンスターの効果が発動した時、
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードを生け贄に捧げなければならない。
 その効果モンスターの発動と効果を無効にし、そのモンスターを破壊する。

 この3種類のステータス、効果ともに優秀なモンスターを使い分け、相手のモンスターをいなすビートダウンデッキ。~

 相手アタッカーには《サイバー・ドラゴン》展開からの打撃力で対応し、巨大なモンスターには《D.D.アサイラント》の[[除外]]、リクルーター・リバースモンスター等に対しては《死霊騎士デスカリバー・ナイト》で無効化する…と、モンスターに対してはほとんど穴が無い。~
 つまり、効果によって守勢時における『"後の先"の返し』を得意とし、高いステータスによって攻勢時にも強いデッキと言える。~
 これら3種は、それぞれ別のカードが対応するべき土俵の上でもそこそこの働きができるため、柔軟性を欠くことも少ない。~

 特徴的な弱点は、《死のデッキ破壊ウイルス》に弱い点か。~
 キーカードの3種が全て叩き落されるため、状況次第では甚大な損害を被ることになる。~
 サイドからでも調整できるようにしておくか、可能な限り下級モンスターには1450以下のモンスターを起用したい。~

 また、見方を変えれば『どっちつかずの中途半端なデッキ』と言う捉え方もできる。~
 《D.D.アサイラント》と《死霊騎士デスカリバー・ナイト》の相性が悪いこともあり、モンスターの展開は望みづらい。~
 【アサイバー】・【サイカリバー】と比較してプレイングスキルは更に要求されるだろう。~

 良い所どりの豪華なデッキとなるか、カードパワーに振り回される半端デッキとなるか…~
 それは、使い手次第である。

**代表的なカード [#naa59ec2]
-[[《D.D.アサイラント》]]
-[[《サイバー・ドラゴン》]]
-[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]

**関連リンク [#j29ae7b0]
-[[【スタンダード】]]
--[[【サイカリバー】]]
--[[【アサイバー】]]

-[[デッキ集]]