*【アスワン】 [#z8ff527f] [[《アスワンの亡霊》]]の[[効果]]を利用し、強力な[[罠カード]]を使いまわす[[デッキ]]。~ [[《デーモンの宣告》]]を使うことにより、[[デッキトップ]] に置いた[[カード]]を500[[ライフポイント]]と引き換えに[[手札]]に加えられる。~ [[《はたき落とし》]]や[[《強烈なはたき落とし》]]が[[墓地]]に落ちていれば[[【八汰ロック】]]ならぬ【アスワンロック】、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[墓地]]に落ちていれば、[[【ミーネ・ウイルス】]]ならぬ【アスワン・ウイルス】として再現できてしまう。~ [[《アスワンの亡霊》]]自体が[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[生け贄]]となるところも魅力。~ 決まらないと何も出来ずに終わるが、決まると[[相手]]が何も出来ない上に[[ドロー]]すらできない[[オーバーキル]]な状況まで作り出せる。 《アスワンの亡霊/Aswan Apparition》 効果モンスター 星3/闇属性/悪魔族/攻 500/守 500 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、 自分の墓地の罠カード1枚をデッキの一番上に戻す事ができる。 《デーモンの宣告/Archfiend's Oath》 永続魔法 1ターンに1度だけ、500ライフポイントを払い カード名を宣言する事ができる。 その場合、自分のデッキの一番上のカードをめくり、 宣言したカードだった場合手札に加える。 違った場合はめくったカードを墓地へ送る。 **[[デッキ]]構築に際して [#u855921c] [[《アスワンの亡霊》]]で[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]や[[《強烈なはたき落とし》]]を連打し、[[相手]]の強力なステータスを持つ[[モンスター]]を根こそぎ殲滅しつつ[[相手]]の[[ドロー]]を潰すのが基本戦術である。~ また[[【天変地異コントロール】]]以外で[[《デーモンの宣告》]]が[[キーカード]]になる数少ない[[デッキ]]。~ [[《アスワンの亡霊》]]の[[墓地]]の[[罠カード]]を[[デッキトップ]]に[[置く]][[効果]]と[[《デーモンの宣告》]]の[[シナジー]]が抜群であり、さらにこの[[デッキ]]では[[デッキ]]中の[[罠カード]]を[[デッキトップ]]に[[サーチ]]する[[《不幸を告げる黒猫》]]を複数投入してもよい。~ [[《デーモンの宣告》]]と[[《不幸を告げる黒猫》]]の[[シナジー]]も抜群だからである。~ ***[[モンスター]]について [#z3f5caac] [[《アスワンの亡霊》]]はなるべく多く積んだほうがいい。~ 更に上記したように[[《不幸を告げる黒猫》]]も[[《デーモンの宣告》]]が張ってあれば[[手札]]に直接加えられるようなものであるため複数枚投入したい。~ [[下級モンスター]]は複数回[[発動]]する可能性のある[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[生け贄]]要員を中心に投入したい。~ こう書くと難しそうだが、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体となる[[モンスター]]にはこの[[デッキ]]と相性が抜群なものが多数存在することに気付くだろう。~ まずこの[[デッキ]]の[[キーカード]]である[[《アスワンの亡霊》]]はもちろん、上にも記した[[《不幸を告げる黒猫》]]、[[デッキ]]から[[モンスター]]を[[サーチ]]、[[リクルート]]出来る[[《クリッター》]]、[[《見習い魔術師》]]、[[墓地]]に落ちた[[罠カード]]を回収できる[[《闇の仮面》]]、[[壁]]にもなり[[ハンデス]]要員になって[[相手]]の反撃の芽を潰せる[[《魂を削る死霊》]]、[[モンスター除去]]から[[《アスワンの亡霊》]]の[[直接攻撃]]を狙える[[《深淵の暗殺者》]]等、挙げればキリが無いほどである。~ このあたりから好みで選択するといいだろう。~ また、[[ドローロック]]が基本戦術の為、[[ハンデス]][[モンスター]]と相性がいい。~ [[《首領・ザルーグ》]]あたりも入れておくとよい。~ 場持ちは悪いが、[[《デーモンの宣告》]]より使いやすい[[《デス・ラクーダ》]]も採用したい。~ [[《デーモンの宣告》]]をフル活用するなら[[ライフ回復]]要員として[[《黄金の天道虫》]]も入れておきたい。~ [[上級モンスター]]は毎[[ターン]][[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[バウンス]]できる[[《守護者スフィンクス》]]は採用したい。~ この[[デッキ]]は[[《平和の使者》]]等で[[ロック]]をするので、[[フィールド]]から離れさせることができれば、[[バウンス]]でも問題ないのである。~ [[闇属性]][[モンスター]]が多いので[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等もいいかもしれない。~ 採用する[[モンスター]]次第では[[《天魔神 ノーレラス》]]も投入できる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#n5e398e5] まず[[《強烈なはたき落とし》]]は多めに積んだほうがいいだろう。~ さらに[[《はたき落とし》]]も余裕があれば投入したい。~ 無論[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]は必ず投入しよう。~ そして[[《デーモンの宣告》]]を[[《デス・ラクーダ》]]とのバランスを考え複数投入する。~ 他に重要なのは[[攻撃]]を抑制する[[ロック]][[カード]]である。~ [[《光の護封壁》]]が強力だが[[ライフコスト]]に注意。~ [[《デーモンの宣告》]]と相性が悪い。~ [[《光の護封剣》]]はもちろん、[[自分]]の[[《首領・ザルーグ》]]あたりの[[攻撃]]を妨害せず、好きな時に[[破壊]]できる[[《平和の使者》]]は3積みしたい。~ 場合によっては三大[[攻撃]]抑制カード全てを投入してもかまわない。~ [[コンボ]][[デッキ]]なので[[《封印の黄金櫃》]]もほしいところ。~ [[直接攻撃]]を成功させるために[[《ライトニング・ボルテックス》]][[《シールドクラッシュ》]]や[[《大嵐》]][[《砂塵の大竜巻》]]などの[[除去]]も採用したい。~ [[カウンター罠]]も投入したいが[[汎用性]]の高い[[《神の宣告》]]は[[《デーモンの宣告》]][[《光の護封壁》]]と、[[《魔宮の賄賂》]]は[[ドローロック]]自体と相性が悪いことに注意。~ また、[[ピーピング]][[効果]]をもつ[[カード]]が[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]だけでは普通、[[《マインドクラッシュ》]]は使いにくいが[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を複数回使いまわせるこの[[デッキ]]では話は別。~ [[《ダスト・シュート》]]を一枚差してみても面白いかもしれない。~ 墓地に落ちた[[《アスワンの亡霊》]]をサルベージするために[[《ダーク・バースト》]]も投入してみると良い。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#xba47106] [[【暗黒界】]]に対しては並みの[[ハンデス]]より分が悪いかもしれない。~ 普通の[[デッキ]]なら[[相手]]の抵抗手段をなくし、[[ドローロック]]をかければほぼ勝利であるが、[[【暗黒界】]]を[[相手]]にした時は、はたき落とした[[暗黒界]][[モンスター]]がゾロゾロ出てきてしまう。~ また、罠主体のデッキの宿命として[[《王宮のお触れ》]]に非常に弱い。よって[[【お触れホルス】]]が辛い。~ それでも相手より早く[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]で叩き落せれば勝機はあるので[[デッキ圧縮]]要素を盛り込んで加速する事で対応したい。 **代表的なカード [#vcf85fe8] -[[《アスワンの亡霊》]] -[[《不幸を告げる黒猫》]] -[[《デーモンの宣告》]] -[[《強烈なはたき落とし》]] **関連リンク [#jd70e962] -[[【八汰ロック】]] -[[【ミーネ・ウイルス】]] -[[デッキ集]]