【アビス・コントロール】

説明

 《キラー・スネーク》手札に確保する事で、《アビス・ソルジャー》バウンス効果をノーコストで使い回し、フィールドコントロールするデッキ

 《キラー・スネーク》無き今、その徹底的なバウンスこそ不可能だが、【水属性】など水属性で固めたときには《サルベージ》などを駆使してこれに似せたデッキを構築することも可能。

《アビス・ソルジャー/Abyss Soldier》
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1800/守1300
水属性モンスター1体を手札から墓地に捨てる。
フィールド上のカード1枚を持ち主の手札に戻す。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用することが出来る。
《キラー・スネーク/Sinister Serpent》
効果モンスター(禁止カード)
星1/水属性/爬虫類族/攻 300/守 250
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在している場合、
このカードを手札に戻すことができる。

 《アビス・ソルジャー》の強みは種類や表示形式を問わずカード1枚をバウンスできることである。
 特に特殊召喚モンスター手札に戻れば再び手順を踏む必要があるため、「バウンス」はほぼ「除去」と等価である。
 つまり、後出しでならば召喚効果カウンターされない限り確実に潰せるのである。
 これに《キラー・スネーク》を採用することで毎ターンノーコストでフィールド上あらゆるカードがバウンス可能という恐るべき状況ができあがる。
 そして水属性を多数組み込む必要が無く、ただこの二種類のカードが手札に揃うだけでこの強力なコンボを繰り返せるのである。

 後に対【変異カオス】として《王宮の弾圧》を投入した【弾圧アビス】に発展してゆくことになる。
 【弾圧アビス】に関しては、該当ページ参照。

 現在では《キラー・スネーク》05/09/01以降ずっと禁止カードになっている為、《サルベージ》でがんばるしかないと言える。

《キラー・スネーク》禁止以降

 水属性のカードを多数搭載し、もちろん《アビス・ソルジャー》は3枚積み。
 これによって手札消費が激しく墓地モンスターカードが貯まりやすいバウンス主体のデッキが組み上がる。

 《サルベージ》可能なモンスターを複数採用しておけばいずれはまた手札に戻すことも出来、コストにも後続のモンスターの召喚としても使える。
 中でも《E・HERO オーシャン》はステータス・効果とも非常に相性が良く3積みして《E・HERO エアーマン》とともに採用し【オーシャンビート】に近づけた形もよい。

 また水属性モンスターの早急の補給という意味では通常モンスターを多数採用し《凡骨の意地》で補給するという作戦も考えられる。
 【通常モンスター】のギミックを採用することで防御力が上げられる。

代表的なカード

関連リンク