発動するための手札コストを充足させて、《アビス・ソルジャー》のバウンス効果でフィールドをコントロールする。
カードの種類や表示形式を問わない効果なので、コンボが決まればフィールド上のあらゆるカードをバウンスできる。
後だしならば召喚や効果を無効にされない限り確実に発動できるのも魅力である。
かつては、手札コストとして《キラー・スネーク》が用いられていたが、05/09/01で禁止カードに指定されてしまう。
その後、手札コスト確保手段は《サルベージ》などで代用されるようになった。
さらに、コストとして捨てられることで効果を発動し、アドバンテージを得られる海皇モンスターも登場しており、こちらも手札コストとして採用を検討できる。
【変異カオス】への対策として、《王宮の弾圧》を投入した【弾圧アビス】なども存在する。
第8期に入ってからは、類似効果を持つ《アビス・ウォリアー》も登場。
こちらは墓地のカードをバウンスする効果を持ち、モンスターカードしかバウンスできないものの、デッキに戻す為再利用を難しくすることが出来、ドローロックを仕掛けることも出来る。
《アビス・ソルジャー/Abyss Soldier》 効果モンスター 星4/水属性/水族/攻1800/守1300 1ターンに1度、手札から水属性モンスター1体を墓地へ捨て、 フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。 選択したカードを持ち主の手札に戻す。
《アビス・ウォリアー/Abyss Warrior》 効果モンスター 星4/水属性/水族/攻1800/守1300 1ターンに1度、手札から水属性モンスター1体を墓地へ捨て、 自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターを持ち主のデッキの一番上または一番下に戻す。
元々は《キラー・スネーク》を墓地へ送ることで、無限コストとして利用するコンセプトであったが、こちらが禁止カードに指定されて以降、実質的にこれは瓦解した。
ただし、《アビス・ソルジャー》自体の利用が不能となったわけではなく、これの手札コストとしてシナジーのあるカードも登場している。
現在はこれらを利用した【水属性】として構築する事になる。