*【アマゾネス】 [#i253a6c0]

#contents
**デッキの概要 [#k37803b3]
 「[[アマゾネス]]」と名に付く[[カード]]たちをメインに据えた[[デッキ]]。

 名前に「[[アマゾネス]]」と付く[[モンスター]]は全てが[[地属性]]であるため、軒並みに[[《ガイアパワー》]]での[[攻撃力]]底上げが可能である。~
 また、[[《アマゾネスペット虎》]]を除いたほかは全て[[戦士族]]なので[[《増援》]]などで[[サーチ]]が可能となっている。~
 そして[[《アマゾネスの聖戦士》]]以外は[[攻撃力]]1500以下であるため[[《巨大ネズミ》]]で[[サーチ]]可能である。~
**[[デッキ]]の概要 [#k37803b3]
 [[黒魔導の覇者]]で登場した「[[アマゾネス]]」と名のついた[[モンスター]]群による[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 全ての[[モンスター]]が[[地属性]]で統一されており、[[《アマゾネスペット虎》]]以外の[[種族]]は全て[[戦士族]]となっている。~
 [[戦闘]]を行う事で力を発揮するものが多いが[[ステータス]]は低めなので、[[デッキ]]構築の際には[[戦闘]]補助も重要になってくる。

 今までは[[アマゾネス]]自体の数が少なく、能力も貧弱だったのでまともな統一デッキは組むのは困難であった。~
 しかし、[[DUELIST REVOLUTION]]において[[アマゾネス]]関連の[[カード]]が大量に収録され大幅に強化された。
**[[デッキ]]構築について [#q76bd43b]
***[[モンスターカード]] [#h91b4beb]
 主力となる[[アマゾネス]]は下記の通りだが、これら以外にも[[《アマゾネスの鎖使い》]]と[[《アマゾネスペット虎》]]は採用圏内にある。~
 ただし、前者は[[《アマゾネス女王》]]と相性が悪く、後者は[[種族]]が[[獣族]]なので[[《一族の結束》]]などの邪魔する可能性があるので注意。~
 なお、これらの中で最も優先度が高いのは[[《アマゾネスの剣士》]]で、次いで[[《アマゾネス訓練生》]]と[[《アマゾネス女王》]]が強力である。

**[[デッキ]]の種類 [#q76bd43b]
***[[ビートダウン]] 型[#k72de5e9]
 [[アマゾネス]]を軸に据えた[[ビートダウン]]を考えるなら[[【戦士族】]]の特性を生かしてその展開力をもって戦う形となるだろう。~
 [[《切り込み隊長》]]とともに[[アマゾネス]]を守りながら戦うと良いだろう。~
 基本的に展開すれば強い能力を持つ[[モンスター]]が多いため、ある程度並べれば勝利は容易いだろう。~
 この[[デッキ]]において、主力の[[カード]]は以下の通りである。
-特に使える[[アマゾネス]]
--[[《アマゾネスの剣士》]]~
この[[カード]]の[[戦闘]]を行う事で発生する[[戦闘ダメージ]]を、全て[[相手]]が代わりに受けるという強力な[[効果]]を持つ。~
[[サーチ]]も[[リクルート]]もしやすい上に[[《アマゾネス女王》]]との相性も抜群なので、この[[デッキ]]では[[必須カード]]となる。

-[[モンスターカード]]について
--[[アマゾネス]][[モンスター]]
---[[《アマゾネスの聖戦士》]]~
アマゾネスにおいての[[アタッカー]]、実質攻撃力は1800である。~
[[リクルーター]]等には対応してないが、攻撃力が貧弱な[[アマゾネス]]では切り込み隊長になるだろう。
--[[《アマゾネス訓練生》]]~
[[戦闘破壊]]した[[相手]][[モンスター]]を[[墓地へ送らず>墓地に送る]]に[[デッキボトム]]に[[戻し>戻す]]、さらに自身の[[攻撃力]]をアップさせる[[効果]]を持つ。~
[[リクルーター]]などの多くの[[墓地]][[発動]]の[[効果]]を封じることができるため、[[戦闘]]補助をしてやればかなり強力な[[カード]]である。

---[[《アマゾネスの剣士》]]~
受けた戦闘ダメージを相手に移し替える[[効果]]を持っている。~
[[《アマゾネス女王》]]が存在している時に、相手モンスターに自爆特攻すれば、損失なしに一方的に相手にダメージを与えることも可能。~
このように非常に強力な[[効果]]のため、このデッキにおいては必須カードと言える。
--[[《アマゾネスの賢者》]]~
この[[カード]]が[[攻撃]]を行った[[ダメージステップ]]終了時に、[[相手]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[除去]]する[[効果]]を持っている。~
[[攻撃]]するだけで1枚の[[アドバンテージ]]を得る事ができるが、この[[カード]]が[[戦闘破壊]]された場合は[[発動]]しないので注意。

---[[《アマゾネス訓練生》]]~
戦闘破壊したモンスターを墓地に送らず、デッキに戻す効果を持っている。~
リクルーター等の厄介な効果を発動させることがなくなるため強力な効果と言える。
--[[《アマゾネスの聖戦士》]]~
[[自分]]の[[アマゾネス]]の数だけ自身の[[攻撃力]]がアップし、自身も[[アマゾネス]]なので実質的に[[攻撃力]]1800スタートになる。~
それ以外の[[効果]]は持っていないが、全体的に[[攻撃力]]が低めの[[アマゾネス]]の中では、[[アタッカー]]になれる貴重な存在である。

---[[《アマゾネスの賢者》]]~
攻撃した後に、相手の魔法・罠カードを破壊する効果を持っている。~
戦闘破壊を問わず破壊できるため便利な効果である。
--[[《アマゾネス女王》]]~
[[アマゾネス]]唯一の[[上級モンスター]]であり、自身を含む[[自分]]の[[アマゾネス]]全てに[[戦闘破壊]]に対する[[耐性]]を付与する[[効果]]を持つ。~
これにより[[ステータス]]が低いという弱点が解消されるほか、[[《アマゾネスの剣士》]]や[[《アマゾネスの賢者》]]の性能も格段に上がる。

---[[《アマゾネス女王》]]~
アマゾネスに戦闘破壊耐性をつける効果を持つ。~
攻撃力が貧弱で戦闘破壊されやすいアマゾネスによっては、非常にありがたい効果である。~
上級モンスターだがこのカードがあるだけで場持ちがかなりよくなるため、このデッキでは必須と言ってもほぼ差支えないだろう。~
ただ、[[《アマゾネスの鎖使い》]]とは相性が悪いのでその点は注意するべき。
-それ以外の[[モンスター]]
--[[《巨大ネズミ》]]~
[[アマゾネス]]の[[下級モンスター]]は、[[《アマゾネスの聖戦士》]]以外は全てこの[[カード]]で[[リクルート]]できるのでお勧め。~
ただし[[戦闘]]補助に[[《一族の結束》]]を使う場合は、同じ[[戦士族]]の[[《荒野の女戦士》]]でも代用が利くことは覚えておこう。

***[[【フィフティ・フィフティ】]]型 [#ff156c8b]
 単純な[[ビートダウン]]ではなく[[【フィフティ・フィフティ】]]風の一時的に[[相手]]の行動を抑止させ、思わぬ[[ダメージ]]を狙う方法がある。~
 それは[[《アマゾネスの剣士》]]を主軸にし、この[[カードの効果]]で[[相手]]に[[ダメージ]]を与えるもの。~
--様々な[[戦士族]][[モンスター]]~
[[戦士族]]は[[地属性]]だけに限定しても優秀な[[下級モンスター]]が多数存在しており、それらも存分に利用できる。~
打点を補う[[《コアキメイル・ベルグザーク》]]や、[[除去]][[効果]]を持つ[[《ならず者傭兵部隊》]]を筆頭に採用候補のものは多い。

 まず受身型がある。~
 [[貫通]][[効果]]を持つ[[モンスター]]で[[守備表示]]の[[《アマゾネスの剣士》]]を攻撃させることだが、これはこちらから狙うのは難しいだろう。~
***[[魔法・罠カード]] [#tafd5a79]
 [[アマゾネス]]は[[下級モンスター]]が中心となった[[テーマ>カードの名前]]だが、前述の通り[[攻撃力]]は低めなので、[[戦闘]]で[[アドバンテージ]]を取られやすい。~
 [[戦闘]]を中心とした[[テーマ>カードの名前]]なのに[[戦闘]]に弱いのでは困るので、こちらは様々な[[戦闘]]補助系の[[魔法・罠カード]]で支援する必要がある。~
 [[戦士族]]・[[地属性]]・[[アマゾネス]]関連のものから[[汎用性]]の高いものまで選択肢はかなり多いので、[[デッキ]]に合ったものを選んでいこう。

 次に積極的に特攻をするタイプ。~
 [[相手]]の[[召喚]]を待つか、そうでなければ[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を送り込むなどして、[[相手]]の場に強力な[[モンスター]]を出現させる。~
 そして、[[《ミスト・ボディ》]]や[[《閃光の双剣−トライス》]]を装備してその[[モンスター]]に[[反射ダメージ]]を受けに行くものである。~
 いずれにしても[[《ミスト・ボディ》]]を装備した[[《アマゾネスの剣士》]]は[[除去]]できなければ脅威になるので、積極的に使っていく[[コンボ]]だろう。~
 また、この[[《アマゾネスの剣士》]]を[[《切り込み隊長》]][[《早すぎた埋葬》]]等で特殊召喚した後、[[《地獄の暴走召喚》]]を経て、3体を展開、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]に特攻することで[[1ターンキル]]も狙うことができる。
-[[戦闘]]補助に関する[[カード]]~
[[汎用性]]を考えるなら、奇襲性が高く妨害されにくい[[《収縮》]]や、ほとんどの[[ビートダウン]]に刺さる[[《強者の苦痛》]]などが有効。~
他にも[[地属性]]を[[全体強化]]する[[《ガイアパワー》]]や、[[デッキ]]内の[[種族]]を[[戦士族]]で統一する場合に使える[[《一族の結束》]]がお勧め。

 第5期に入り使用する[[モンスター]]の[[攻撃力]]、[[守備力]]が高くなる傾向にあり、その[[メタ]]として存在しうる[[デッキ]]となる。~
 しかし[[【除去ガジェット】]][[相手]]には、[[装備魔法]]に頼る分[[ディスアドバンテージ]]の回復が難しく、分が悪い。
-[[戦士族]]関連の[[カード]]~
具体的には、あらゆる[[下級]]の[[戦士族]]を[[サーチ]]できる[[《増援》]]と、あらゆる[[戦士族]]を[[サルベージ]]できる[[《戦士の生還》]]の2枚を指す。~
[[《アマゾネスの剣士》]]は思わぬ場面で[[フィニッシャー]]となり得るので、[[《戦士の生還》]]の重要性は他の[[【戦士族】]]よりもやや高い。

**代表的な[[カード]] [#vcf85fe8]
-[[《アマゾネス訓練生》]]
-[[《アマゾネスの剣士》]]
-[[《アマゾネスの賢者》]]
-[[《アマゾネスの聖戦士》]]
-[[《アマゾネス女王》]]
-特に使える[[アマゾネス]]関連の[[カード]]
--[[《アマゾネスの里》]]~
[[アマゾネス]]を[[全体強化]]し、さらに[[アマゾネス]]が[[破壊された]]時に後続の[[アマゾネス]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持っている。~
[[戦闘]]・[[効果]][[破壊]]の両方に対応し、[[フィールド魔法]]なので[[サーチ]]しやすく、同じ[[レベル]]のものも[[リクルート]]できるのが優秀。

--[[《アマゾネスの闘志》]]~
自身より強い[[モンスター]]にこちらから[[攻撃]]する時、[[アマゾネス]]の[[攻撃力]]を大幅にアップさせる[[効果]]を持つ[[永続魔法]]。~
[[《ガイアパワー》]]や[[《一族の結束》]]を使わない場合は採用圏内となり、[[ダメージ計算]]時のみ[[攻撃力]]が上がるのもポイント。

--[[《アマゾネスの意地》]]~
[[アマゾネス]]版の[[《リビングデッドの呼び声》]]だが、この[[効果]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]は必ず[[攻撃]]しなければならない。~
[[《アマゾネス女王》]]や[[《アマゾネスの剣士》]]を[[蘇生]]させるか、[[《アマゾネス女王》]]が[[フィールド]]にいる時に使っていきたい。

--[[《アマゾネスの弩弓隊》]]~
[[相手]][[モンスター]]全てを[[弱体化]]させた上に、全ての[[モンスター]]に[[攻撃]]を強要するという強力な[[効果]]を持つ[[罠カード]]。~
[[攻撃宣言]]時にしか使えないが、一種の[[戦闘]]補助にもなり、迎撃で[[相手]][[モンスター]]を全滅させられれば理想的である。

**[[デッキ]]の派生 [#xf3fde9a]
 数ある[[アマゾネス]]の中でも、[[《アマゾネスの剣士》]]と[[《アマゾネスの射手》]]は特化した[[デッキ]]を組むことでより機能する[[効果]]を持っている。~
 この場合、[[アマゾネス]]という枠組みを大きく逸脱する構築になる事が多く、特に[[【アーチャーブレード】]]は【アマゾネス】とは全く違うものである。~
 しかし、せっかく魅力的な[[効果]]を持つ[[モンスター]]が[[アマゾネス]]の中にいるので、個別に相性の良い[[カード]]を採用するのも選択肢の1つである。

***[[【ビートバーン】]]型 [#c6c0141b]
[[《アマゾネスの剣士》]]の「[[戦闘ダメージ]]を[[相手]]が受ける」[[効果]]を活かし、積極的に[[自爆特攻]]を仕掛けて[[相手]]の[[ライフ]]を0にする[[デッキ]]。~
[[《トーチ・ゴーレム》]]や[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を[[送りつけ]]、この[[カード]]で[[攻撃]]を繰り返して、自身の[[効果]]により大[[ダメージ]]を与える。~
[[《ミスト・ボディ》]]や[[《アマゾネス女王》]]の[[効果]]で[[戦闘破壊]][[耐性]]を得て、[[《閃光の双剣−トライス》]]を装備して[[攻撃]]を仕掛けると特に強力。~
[[《疫病》]]や[[《アルケミー・サイクル》]]を使ったり、[[《アマゾネスの意地》]]からの[[《地獄の暴走召喚》]]といった[[コンボ]]で展開するのも有効である。~
[[《アマゾネスの射手》]]は[[トーチトークン]]などを利用することで、[[《アマゾネスの剣士》]]で疲弊した[[相手]]への[[引導火力>火力]]として使えるだろう。

**この[[デッキ]]の弱点 [#c8554cb7]
 何度も言うが、[[下級モンスター]]中心&[[戦闘]]で[[アドバンテージ]]を取るタイプの[[デッキ]]なのに、[[攻撃力]]が低いのが最大の弱点である。~
 [[全体強化]]や[[戦闘]]補助系の[[カード]]を引かないと、[[《ライオウ》]]や[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]1体が[[相手]]でも大きな苦戦を強いられる。~
 [[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]にも弱いほか、[[攻撃力]]が低い割には[[《奈落の落とし穴》]]や[[《平和の使者》]]の[[効果]]を受けてしまうものが多い。~
 [[《王宮の弾圧》]]や[[《王宮のお触れ》]]にもやや弱く、様々な[[カード]]を少しずつ苦手としているため、弱点を突かれやすいのが難点である。

**関連リンク [#rbee49b1]
-[[アマゾネス]]

-[[【戦士族】]]

-[[デッキ集]]