LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した「アルカナフォース」を使用し、コイントスで得られる効果を駆使してビートダウン・コントロールを行う。
《光の結界/Light Barrier》 フィールド魔法 自分のスタンバイフェイズ毎にコイントスを1回行う。 裏が出た場合、このカードの以下の効果は次の自分のスタンバイフェイズ時まで無効になる。 ●「アルカナフォース」と名のついたモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚時に 発動する効果は、コイントスを行わず裏表のどちらかを選んで適用する。 「アルカナフォース」と名のついたモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、 自分は破壊したモンスターの元々の攻撃力分のライフポイントを回復する。
アルカナフォースのモンスターは全て光属性・天使族で構成されているので、種族サポートを取り入れやすい。
問題は効果がコイントスで決まるため、対策を講じなければデュエル全体を通して戦術が安定しない。
《光の結界》等の専用サポートを駆使する必要があるだろう。
―アルカナフォース
いずれもがコイントスの裏表で効果を決める。
片方がデメリット効果であったり両方ともメリットなる効果であったりとモンスターによって変わってくる。
―その他のモンスターについて
―その他の魔法・罠カード
早い段階で《光の結界》や《エンペラー・オーダー》を適用させ、得られる効果を操作できるようにすることが重要である。
一度決定した効果を変更するには一度フィールドから離すか《逆転する運命》等を使う必要があるため、考え無しに召喚するのは避けること。
アルカナフォースのいくつかは戦闘向きの特性を持ち、《オネスト》によるサポートも利く。
ビートダウンを主戦術とする場合、確実に攻撃を通せるよう伏せ除去は念入りに行い、各々のフィニッシャーでゲームエンドに持ち込みたい。
《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の表の効果でほぼ毎ターン相手ターンのスキップを行うことに特化したデッキ。
その間にハンド・アドバンテージ、ボード・アドバンテージ差を付けていき、準備が整ったら一斉攻撃で仕留める。
まず《アルカナフォースXXI−THE WORLD》を展開し、更に墓地へ送るコストを2体用意しなくてはならない。
《アルカナフォースXXI−THE WORLD》自体は《神の居城−ヴァルハラ》や蘇生から展開できるが、問題は2体分のコストの捻出。
自己再生できる《Emトリック・クラウン》・《H・C サウザンド・ブレード》のセットならばほぼ毎ターン用意できる。
それ以外では《SRベイゴマックス》+《SRタケトンボーグ》や《ジャンク・シンクロン》等、手札1枚で展開できるカードを採用したい。
とは言えコイントスで表を出す必要もあり、《光の結界》を採用できるならば良いが、スロットに余裕が無ければ運に依るところとなる。
条件を満たせば先攻1ターン目から相手の行動を抑制できる一方、そのためには大量のカードが必要等、構築の難易度が高い。
《アルカナフォース0−THE FOOL》と《群雄割拠》の組み合わせによるロックデッキ。
攻撃表示の《アルカナフォース0−THE FOOL》を《強制転移》で送りつけ、《群雄割拠》で相手モンスターの召喚を封じるまでが一連の動き。
その後は守備表示にできない《アルカナフォース0−THE FOOL》をサンドバッグ状態にする。
アルカナフォースは基本的に表裏どちらかの効果がデメリットになっているため、送りつける戦術と相性がいい。
たとえ《群雄割拠》を引けなくても通常の【アルカナフォース】としても十分機能する。
最上級アルカナフォースはモンスターを大量に必要とするので、天使族が多く戦闘破壊耐性と除去効果を持つが打点の乏しい雲魔物のフィニッシャーとして相応しい。
なお、この場合は雲魔物に最上級アルカナフォースを何枚か積むだけの形となるだろう。
《アルカナフォースXXI−THE WORLD》のターンスキップ効果を利用したTODと【アーチャーブレード】の複合デッキ。
度重なる制限改訂を経て現在は構築不可能。
繰り返すがコイントスで効果が決まる以上、安定性とは程遠いデッキである。
デメリット効果が出続ければたちまち窮地に追い込まれるだろう。
《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》を採用する場合、《虚無空間》等の特殊召喚メタは厄介。
同様に墓地へ送ること自体を間接的に封じてしまう《マクロコスモス》も厳しい。
そうでなくとも単純に蘇生等の特殊召喚を多用する場合に備え、除去手段は多めに採用したい。
全体を通してサーチ手段にも明るくなく、低速化は免れないことから相手によっては何もできずに敗北することもある。