*【アンデットオーム】 [#i45124bf] #contents **[[デッキ]]について [#lb8c15f1] ※[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[《生還の宝札》]]が[[禁止カード]]に指定されたため、以前に比べると非常に厳しい運用を要求される。~ 代用に目された[[《異次元からの埋葬》]]が[[制限カード]]、[[《馬頭鬼》]]も[[準制限カード]]と、依然苦況が続いている。~ [[《ゾンビ・マスター》]]と[[《プリーステス・オーム》]]による[[【ビートバーン】]]。~ [[《ゾンビ・マスター》]]の[[効果]]と[[《生還の宝札》]]により、[[《プリーステス・オーム》]]の[[生け贄]]を揃え、[[相手]][[ライフ]]を削っていく。~ 《ゾンビ・マスター/Zombie Master》 効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 0 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 手札のモンスター1体を墓地へ送る事で、 自分または相手の墓地のレベル4以下の アンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 《馬頭鬼/Mezuki》 効果モンスター(準制限カード) 星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800 (1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。 そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。 《プリーステス・オーム/Shadowpriestess of Ohm》 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守1600 自分フィールド上に表側表示で存在する 闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、 相手ライフに800ポイントダメージを与える。 《ゴブリンゾンビ/Goblin Zombie》 効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050 (1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。 相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を手札に加える。 // 《生還の宝札/Card of Safe Return》 // 永続魔法 (禁止カード) // 自分の墓地からモンスターがフィールド上に特殊召喚された時、 // デッキからカードを1枚ドローする事ができる。 **[[デッキ]]の性質 [#q4a8a78e] [[《ゾンビ・マスター》]]により[[ビートダウン]]を行っていき、最終的には[[《プリーステス・オーム》]]の[[効果]]を使用することを目的として動いていく。~ [[バーン]]の様相を備えた[[【アンデット族】]]となる。~ [[《ゾンビ・マスター》]]の[[攻撃力]]のおかげで、安心して[[殴る]]ことができるだろう。 [[アンデット族]]の専用[[蘇生]][[カード]]である[[《生者の書−禁断の呪術−》]]により、[[墓地]]利用[[カード]]を使う[[デッキ]]には僅かだが被害を与えられる。 その反面で、[[【アンデット族】]]などが[[相手]]となると[[相手]]の[[モンスター]]を[[《ゾンビ・マスター》]]の[[効果]]でいただけるが、それは[[相手]]の[[メリット]]ともなり、うかつに[[モンスター]]を[[墓地]]におくことができず頭を使うことになる。~ また、[[デッキ]]の性質上、[[《ゴブリンゾンビ》]]・[[《ピラミッド・タートル》]]等は、[[必須カード]]としてフル投入するべきである。~ [[《終末の騎士》]]も[[《生者の書−禁断の呪術−》]]の[[発動]]補助などとして活躍してくれることだろう。~ [[特殊召喚]]、[[攻撃力]]補助として、[[《プリーステス・オーム》]]との[[シナジー]]が良い[[《ダーク・クリエイター》]]を[[積む]]のも良い。~ [[《生還の宝札》]]や[[《ゾンビ・マスター》]]の[[効果]][[発動]]補助として良い動きをしてくれる。~ また、[[闇属性]]関連+[[フィールド魔法]]をフルに利用するので[[地縛神]]を入れてみるといいかもしれない。~ ただし、[[積み>積む]]過ぎると[[手札]]で[[腐る]]ことがあるので投入枚数には注意。~ ***[[1ターンキル]]の主な方法 [#r4fb5276] -[[フィールド]]に2体の[[《ゾンビ・マスター》]]と[[《プリーステス・オーム》]]・[[《生還の宝札》]]を揃える。~ ++[[《プリーステス・オーム》]]の[[効果]]を使い、[[《ゾンビ・マスター》]]を[[リリース]]し[[ダメージ]]を与える。~ ++[[《ゾンビ・マスター》]]の[[効果]]を使い、[[墓地]]の[[《ゾンビ・マスター》]]を[[特殊召喚]]する。~ ++[[《生還の宝札》]]の[[効果]]で[[ドロー]]する。 ++[[《プリーステス・オーム》]]で、[[効果]]を[[使用]]した[[《ゾンビ・マスター》]]を[[リリース]]する。~ ++[[《生還の宝札》]]で[[モンスター]]か[[蘇生]]ができる[[カード]]を引き続ける限り、[[ダメージ]]を与え続ける事が出来る。~ - また、これに[[《精気を吸う骨の塔》]]を加えることで、[[デッキデス]]による[[1ターンキル]]も狙える。 -[[自分]][[フィールド]]上に[[《ゾンビ・マスター》]]・[[《ゴブリンゾンビ》]]・[[《プリーステス・オーム》]]を並べる。~ ++[[《プリーステス・オーム》]]の[[効果]]で[[《ゴブリンゾンビ》]]を[[リリース]]し[[ダメージ]]を与える。 ++[[《ゴブリンゾンビ》]]の[[効果]]で[[《馬頭鬼》]]を[[手札]]に加え、[[《ゾンビ・マスター》]]の[[効果]]で[[捨てて>捨てる]]、[[《ゴブリンゾンビ》]]を[[蘇生]]する。 ++続いて[[《プリーステス・オーム》]]の[[効果]]で[[《ゴブリンゾンビ》]]と[[《ゾンビ・マスター》]]を[[リリース]]し[[ダメージ]]を与え、再び[[《馬頭鬼》]]を[[手札]]に[[加える]]。 ~ ++そして[[墓地]]の[[《馬頭鬼》]]の[[効果]]を使い、[[墓地]]の[[《ゾンビ・マスター》]]を[[蘇生]]する。~ ++再び[[《ゾンビ・マスター》]]の[[効果]]を使い、[[《馬頭鬼》]]を[[捨て>捨てる]]、[[《ゴブリンゾンビ》]]を[[蘇生]]する。~ ++以上の事を繰り返し、最後に[[《プリーステス・オーム》]]の[[効果]]で自身を[[リリース]]することで[[相手]]に8000ポイントの[[ダメージ]]を与える事が出来る。~ (最初の時点で[[《馬頭鬼》]]が3枚全て[[デッキ]]か[[手札]]か[[墓地]]にある時のみ) - 上記のやり方よりは安定する。 -[[《プリーステス・オーム》]]・[[《生還の宝札》]]・[[《ゾンビキャリア》]]・[[《王宮の鉄壁》]]を並べる。~ ([[手札]]が一枚以上あるのなら[[《ゾンビキャリア》]]は[[墓地]]にいても構わない。)~ [[《王宮の鉄壁》]]の[[効果]]により何度でも再生する[[《ゾンビキャリア》]]を[[《プリーステス・オーム》]]で[[射出]]して勝利する。~ [[手札コスト]]の確保に[[《生還の宝札》]]が必要となる。~ 弱点である[[除外]]に滅法強いことと、[[相手]]の[[ライフポイント]]がどんなに高くても[[デッキ切れ]]を起こさない完全な[[無限ループ]]であることが魅力。~ **[[デッキ]]の推移 [#ed597b43] かつては[[《混沌の黒魔術師》]]・[[《アンデットワールド》]]・[[《D−HERO ディスクガイ》]]を利用した[[1ターンキル]]が存在したが、[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の[[制限改訂]]により消滅した。~ 上記の[[コンボ]]も、[[09/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]に[[《ゾンビキャリア》]]・[[《馬頭鬼》]]・[[《ゴブリンゾンビ》]]・[[《生還の宝札》]]が規制されたことにより決めるのが以前よりはるかに難しくなった。~ まだこの段階では、[[《ゾンビ・マスター》]]による[[蘇生]]と[[《プリーステス・オーム》]]での[[射出]]の[[コンボ]]で充分に[[1ターンキル]]に持ち込める可能性があった。~ しかし[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]の改訂によって[[《生還の宝札》]]が[[禁止カード]]となってしまったので、1つ目と3つ目の[[コンボ]]が使用不可になってしまった。~ 代わりに[[《馬頭鬼》]]が緩和されたので、2つ目の方法で6400ポイントの[[ダメージ]]は与えられるようになった。~ [[《生還の宝札》]]の穴埋めには、[[《異次元からの埋葬》]]が使用されるようになった。~ だが[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]の改正で[[《馬頭鬼》]]・[[《異次元からの埋葬》]]が[[制限カード]]に規制された事で、2つ目の[[コンボ]]も不可能になってしまった。~ よって現在の運用は、通常の[[【ビートバーン】]]よろしく、[[ビートダウン]]で攻め、最後の一押しを[[バーン]][[効果]]で押し込む形となっている。~ [[《蒼血鬼》]]3体によるループを行い、[[闇属性]][[エクシーズモンスター]]を[[射出]]し続けることもできる。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#y67d45f4] ***[[【アンデット族】]] [#fdd28d25] 上記のとおり[[【アンデット族】]]に弱い。~ この場合対策のとりようがないので、先に仕掛けて[[相手]]の[[カード]]を使うしかない。~ ***[[コントロール奪取]] [#x6cdd1aa] [[《ゾンビ・マスター》]]・[[《ダーク・クリエイター》]]をとられると悲惨である。~ [[《ダーク・クリエイター》]]で[[蘇生]]可能な[[闇属性]]は多くの[[デッキ]]に入っており、[[《ゾンビ・マスター》]]の場合はこちらの[[墓地]]に眠る[[アンデット族]]が牙を剥く。~ [[コントロール奪取]]が予測できる場合は[[《プリーステス・オーム》]]で先に撃ち出し切るなどのプレイングを心がけるとよい。 ***[[除外]] [#q2e06104] [[《ゾンビ・マスター》]]を[[除外]]されると痛い。~ [[《マクロコスモス》]]や[[《次元の裂け目》]]を張られると、[[蘇生]]を軸としたギミックが完全停止してしまう。~ [[除外]][[メタカード]]である[[《王宮の鉄壁》]]の投入は[[《馬頭鬼》]]の[[効果]]が使用できなくなるというリスクに繋がるが、[[《ゾンビキャリア》]]を絡めた[[無限ループ]]ギミックを組み込めるようになるため検討の余地がある。~ **代表的なカード [#o927544b] -[[《ゾンビ・マスター》]] -[[《ゴブリンゾンビ》]] -[[《ピラミッド・タートル》]] -[[《ダーク・クリエイター》]] -[[《プリーステス・オーム》]] -[[《生者の書−禁断の呪術−》]] //-[[《生還の宝札》]] **関連リンク [#l72ded0f] -[[【アンデット族】]] -[[デッキ集]] -[[デッキ集/各種のデッキ]]