*【アンデット帝】 [#t5fc8546]
 場持ちのよいアンデット族を場にキープし、それを生け贄に帝シリーズを召喚し攻めるデッキ。
 場持ちのよいアンデット族を場にキープし、「帝」モンスターと上級アンデット族を展開するビートダウン。~
 【帝コントロール】と【アンデット族】を融合させた、『良いとこ取り』のデッキと言える。~
 非制限の[[蘇生]]カード《生者の書−禁断の呪術−》や、《ピラミッド・タートル》等を用いて生け贄確保を狙う。~

 《雷帝ザボルグ/Zaborg the Thunder Monarch》
 効果モンスター
 星5/光属性/雷族/攻2400/守1000
 このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上のモンスター1体を破壊する。
 《生者の書−禁断の呪術−/Book of Life》
 通常魔法
 自分の墓地にあるアンデット族モンスター1体をフィールド上に特殊召喚し、
 相手の墓地にあるモンスター1体をゲームから除外する。

 《氷帝メビウス/Mobius the Frost Monarch》
 効果モンスター
 星6/水属性/水族/攻2400/守1000
 このカードの生け贄召喚に成功した時、
 フィールド上の魔法・罠カードを2枚まで破壊することができる。
 基本的な運用は、さほど【帝コントロール】と変わらない。~
 しかし、能動的な生け贄確保をメインとするため「コントロールデッキ」としての性格は弱い。~
 ~

 《炎帝テスタロス/Thestalos the Firestorm Monarch》
 効果モンスター
 星6/炎属性/炎族/攻2400/守1000
 このカードの生け贄召喚に成功した時、相手の手札をランダムに1枚墓地に捨てる。
 捨てたカードがモンスターカードだった場合、
 相手ライフにそのモンスターのレベル×100ポイントダメージを与える。
**基本戦術 [#hfac05f7]
 《ピラミッド・タートル》、《生者の書−禁断の呪術−》等でフィールドにモンスターをキープすることを基本戦術とする。~
 《洗脳−ブレインコントロール》や《クロス・ソウル》の他、《生者の書−禁断の呪術−》等を用いて「帝」モンスターを召喚する。~
 また、《ピラミッド・タートル》から上級モンスターを展開することも、当然考慮に入れる。~

 《地帝グランマーグ/Granmarg the Rock Monarch》
 効果モンスター
 星6/地属性/岩石族/攻2400/守1000
 このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。
 それら展開した攻撃力の高い上級モンスターで、攻撃し、勝利をもぎ取ることを目的とする。~
 ~

 《ピラミッド・タートル》
 効果モンスター
 星4/地属性/アンデット族/攻1200/守1400
 このカードが戦闘によって墓地に送られた時、
 デッキから守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を
 フィールド上に特殊召喚する事ができる。その後デッキをシャッフルする。

 とにかく、《ピラミッド・タートル》《生者の書−禁断の呪術−》《ミイラの呼び声》などで場にモンスターをキープしていきたい。~
**デッキ構築に際して [#p2c05b92]
 上記以外では、対戦闘無敵を誇る《魂を削る死霊》なども投入していきたい。
 アンデット族と「帝」モンスターでは、明らかに「帝」モンスターの方が汎用性が高い。~
 【スタンダード】への採用も可能であり、サポートは「生け贄を確保する」だけであるため、これは自明の理となる。~

 つまり、構築は【アンデット族】の方に重きをおかなければ、デッキに不整合が生まれてしまう…と、言うことになる。~

***モンスター [#vbd8e9c1]
 「帝」モンスターを6枚程度、上級アンデット族を3枚程度起用するのが基本。~
 この際にも《氷帝メビウス》が最優先され、《炎帝テスタロス》以外で残りのスペースを埋めていく。~
 一方、アンデット族は《ヴァンパイア・ロード》、《龍骨鬼》から選択する。~

 潤滑剤として働く《ピラミッド・タートル》は2〜3枚は起用するべき。~
 また、《ピラミッド・タートル》で呼び出す対象として、戦闘で破壊されない《魂を削る死霊》を多く投入しておきたい。~

***魔法・罠 [#l1289a1b]
 生け贄確保用のカードには《洗脳−ブレインコントロール》や《クロス・ソウル》の他、《生者の書−禁断の呪術−》を起用。~
 場合によっては、生け贄に留まらず《ヴァンパイア・ロード》や《龍骨鬼》に変わるため、単体で戦線維持が可能。~

 その他では、《強制転移》を起用できるのも【アンデット帝】の特徴と言えるだろう。~
 《スケープ・ゴート》や《突然変異》を併用するのも有効と言える。~

 やはり、罠には可能な限り《王宮のお触れ》を差し込みたい。~
 ~

**運用に際しての注意点 [#p44aa791]
 手札が帝ばかりだと身動きが出来なくなるのは当然としても、アンデット族サポートばかりでもやっぱりにっちもさっちも行かなくなる。~
 すなわち、事故が起き易い。とは言え、手札事故は【帝コントロール】の恒であり華。~
 デッキ構築でどうにもならないレベルの確率で起きた事故ならば潔く受け入れるべし。
 何処まで突き詰めても、事故が起き易いことには変わり無い。~

 …とは言え、手札事故は上級モンスターを多く採用するの恒であり華。~
 デッキ構築レベルではどうにもならない確率で起きた事故ならば、潔く受け入れるべし。~
 ~

**代表的なカード [#bf8f987b]
-《雷帝ザボルグ》 
-《氷帝メビウス》 
-《炎帝テスタロス》 
-《地帝グランマーグ》 
-《雷帝ザボルグ》 

-《ヴァンパイア・ロード》
-《龍骨鬼》
-《ピラミッド・タートル》
-《生者の書−禁断の呪術−》
-《ミイラの呼び声》

**関連リンク [#d3ccfb3d]
-【帝コントロール】 
-【黄泉帝】
-【獅子黄泉帝】
-【帝ガジェット】

-デッキ集