*【インヴェルズ】 [#b497f0a5]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#q3fb9b7e]
 [[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]]で登場した[[インヴェルズ]]を中心に据えた[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 上級[[インヴェルズ]]をアドバンス召喚し、場を制圧するのが最大の特徴だが、このタイプの[[デッキ]]は、すでに[[【帝コントロール】]]が存在するため、あちらの[[デッキ]]と如何に差別化を行うかが重要だろう。~
 また、上級[[インヴェルズ]]の[[リリース]]要員は[[インヴェルズ]]に限定されているため、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]や[[《クロス・ソウル》]]などの[[カード]]は採用せずともよい。~


 《インヴェルズの魔細胞》
 効果モンスター
 星1/闇属性/悪魔族/攻  0/守   0
 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
 このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
 このカードは「インヴェルズ」と名のついたモンスターの
 アドバンス召喚以外のためにはリリースできず、
 シンクロ素材とする事もできない。

 《インヴェルズの斥候》
 効果モンスター
 星1/闇属性/悪魔族/攻 200/守   0
 自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、
 自分のメインフェイズ1の開始時にのみ発動する事ができる。
 墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
 この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事はできない。
 このカードは「インヴェルズ」と名のついたモンスターの
 アドバンス召喚以外のためにはリリースできず、シンクロ素材とする事もできない。


***[[モンスター]]について [#j09ad627]

-上級[[インヴェルズ]]~
これらの[[カード]]を使って場を制圧するのがこのデッキの基本。~
[[【インヴェルズ】]]の主役になるモンスター達だ。~

--[[《インヴェルズ・ガザス》]]~
現在唯一の[[最上級]][[インヴェルズ]]。~
その分[[効果]]も強烈で、[[アドバンス召喚]]に成功した時、魔法・罠、あるいは[[モンスター]]の[[全体除去]]を行う。~
しかし[[インヴェルズ]]を二体場に揃える手段は限られるため、あまり多く投入するのは避けたほうがいい。~

--[[《インヴェルズ・ギラファ》]]~
[[アドバンス召喚]]に成功した時、[[相手]]の[[カード]]を[[墓地に送る]]ことができる。~
[[最上級モンスター]]ではあるものの[[リリース]]を軽減する[[効果]]を持つ。~
[[効果]]は非常に強力なもので、[[《スターダスト・ドラゴン》]]などの[[破壊]][[耐性]]を持つカードでも[[除去]]できる上、[[墓地に送る]][[カード]]は[[モンスター]]に限定されていないため、相手の場にある厄介な[[永続魔法]]や[[永続罠]]も処理できる。~
また、[[ライフゲイン]][[効果]]も、[[《インヴェルズ・モース》]]や[[《インヴェルズ・マディス》]]の[[コスト]]を賄うのに役立つ。~
総じて使いやすい[[インヴェルズ]]と言えるだろう。~

--[[《インヴェルズ・マディス》]]~
[[アドバンス召喚]]に成功した時、[[墓地]]の[[インヴェルズ]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
[[蘇生]]させる[[インヴェルズ]]の[[レベル]]は問わないため、[[上級]][[インヴェルズ]]を蘇生させることもできる。~
場に存在する[[上級]][[インヴェルズ]]を[[リリース]]要員にし、[[効果]]でそのまま[[蘇生]]させてもよいだろう。~
ただし、[[《インヴェルズの斥候》]]とは噛み合わないため、[[デッキ]]構築には注意しておこう。~

--[[《インヴェルズ・モース》]]~
こちらは、[[アドバンス召喚]]に成功した時、[[相手]]の[[カード]]を2枚まで[[バウンス]]する。~
[[手札]]に戻った[[カード]]はそのまま再利用される可能性があるが、[[融合モンスター]]や[[シンクロモンスター]]を[[バウンス]]すれば問題ない。[[上級モンスター]]や[[最上級モンスター]]を[[バウンス]]してもいいだろう。~
[[攻撃力]]も[[上級モンスター]]としては及第点であり、優秀な[[インヴェルズ]]である。~

-[[下級]][[インヴェルズ]]~
[[上級]][[インヴェルズ]]の[[リリース]]要員となる[[モンスター]]達。~

--[[《インヴェルズの魔細胞》]]~
[[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在するとき、手札から特殊召喚することができる。~
そのままこの[[カード]]を[[リリース]]しまえば[[上級]][[インヴェルズ]]を高速で[[アドバンス召喚]]できる。~
[[下級]][[インヴェルズ]]の中でも随一の性能を持っているため、複数枚の投入が望ましい。~

--[[《インヴェルズの斥候》]]~
[[墓地]]に存在するとき、[[《黄泉ガエル》]]のように[[自己再生]]する。~
使い回しがきくのが何よりの利点だが、このカードを[[特殊召喚]]するとこの[[ターン]]は他の[[特殊召喚]]ができなくなる。[[《インヴェルズ・マディス》]]や[[《インヴェルズを呼ぶ者》]]とはアンチ[[シナジー]]なので、注意しておくこと。~

--[[《インヴェルズの門番》]]~
[[インヴェルズ]]の[[アドバンス召喚]]に成功した時、[[召喚]]権を増やす[[効果]]を持つ。~
だが、この[[効果]]が活かされる場面はほとんどなく、おまけのようなものと考えたほうがいい。~
むしろ着目すべきはその[[守備力]]で、[[《ライオウ》]]や[[《BF−蒼炎のシュラ》]]の[[攻撃]]でも受け止められる。次の自分の[[ターン]]に生き残っていることも珍しくなく、そのまま[[上級]][[インヴェルズ]]の[[アドバンス召喚]]につなげられるだろう。~

--[[《インヴェルズを呼ぶ者》]]~
この[[カード]]を[[リリース]]して[[上級]][[インヴェルズ]]を[[アドバンス召喚]]すると、自分の[[デッキ]]から[[下級]][[インヴェルズ]]を[[リクルート]]できる。~
もちろん自分自身を[[特殊召喚]]することも可能で、[[アドバンテージ]]の損失なく[[上級]][[インヴェルズ]]を展開できる。~

-その他、相性のいいモンスター~

--[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
言わずとしれた[[パワーカード]]。[[インヴェルズ]]は全て[[闇属性]]のため、この[[デッキ]]でも大きな活躍が見込める。~

--[[《ダーク・グレファー》]]・[[《終末の騎士》]]~
[[《インヴェルズの斥候》]]や、後述の[[《ヘルウェイ・パトロール》]]をピンポイントで[[墓地に送る]]ことができる。[[下級]][[インヴェルズ]]を守るために[[《ネクロ・ガードナー》]]、展開補助のために[[《ゾンビキャリア》]]を投入してもいい。~
これらのカードを採用する場合は[[《増援》]]も合わせて採用しておこう。~

--[[《ヘルウェイ・パトロール》]]~
前述の[[《ダーク・グレファー》]]、[[《終末の騎士》]]でかんたんに[[墓地に送る]]ことができる。~
[[インヴェルズ]]の[[下級]][[モンスター]]はすべて攻撃力2000以下なので、[[召喚]]権を残したまま[[下級]][[インヴェルズ]]を展開し、アドバンス召喚に繋げられる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#g52843e6]
-[[インヴェルズ]]のサポート[[カード]]~

--[[《侵略の一手》]]~
場の[[上級]][[インヴェルズ]]を[[手札]]に戻し、[[カード]]を一枚[[ドロー]]する[[速攻魔法]]。~
[[サクリファイス・エスケープ]]、[[上級]][[インヴェルズ]]の使い回し、[[ドロー]]の三つの要素を備えている。~
この[[カード]]が[[セット]]されていると[[《インヴェルズの斥候》]]が[[自己再生]]しないが、[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]するなどのプレイングでカバーできる。相手の除去等に[[チェーン]]して[[発動]]すれば[[アドバンテージ]]も取れるだろう。~
とはいえ、発動条件のために[[手札事故]]につながる恐れがあるため、投入枚数はよく検討したほうがいい。

--[[《侵略の波動》]]~
前述の[[《侵略の一手》]]と同じく、[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]。~
基本的な要素は変わらないが、こちらは[[ドロー]]ではなく相手の[[カード]]の[[破壊]]であり、[[罠カード]]であるため速効性に欠ける。~
しかし、こちらは[[相手]]の[[シンクロ召喚]]の妨害等にも使えるため、一長一短だろう。~

-その他、相性のよい魔法・[[罠カード]]~

--[[《闇の誘惑》]]~
この[[デッキ]]は[[闇属性]][[モンスター]]が中心であるため、腐ることはほとんどない。[[デッキ]]を回す優秀な[[ドロー]]ソースと成りうるだろう。~

--[[《おろかな埋葬》]]~
前述の[[《インヴェルズの斥候》]]、[[《ヘルウェイ・パトロール》]]を[[墓地に送る]]ことができる。貴重な[[墓地]]肥やしカードとして重宝する。~

--[[《異次元からの埋葬》]]~
[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]、[[《ヘルウェイ・パトロール》]]と大きな[[シナジー]]が見込める。~
[[除外]]されてしまった[[《インヴェルズの斥候》]]を墓地に戻すのにも役立つ。~

--[[《大寒波》]]~
[[《奈落の落とし穴》]]等の[[カード]]を恐れず[[アドバンス召喚]]することができるうえ、[[《インヴェルズ・ガザス》]]、[[《インヴェルズ・ギラファ》]]、[[《インヴェルズ・モース》]]との相性もいい。~

--[[《悪夢再び》]]~
[[インヴェルズ]]は[[《インヴェルズの門番》]]以外すべて[[守備力]]が0である。~
そのためこの[[カード]]で何度も使いまわすことができ、非常に強力。~
[[インヴェルズ]]を[[デッキ]]から[[墓地に送り>墓地に送る]]この[[カード]]で[[サルベージ]]することで、実質的な[[サーチ]]にもなる。~

//**戦術 [#ic8fe587]
//プレイング・動かし方について。

//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//***【(デッキ名)】軸
//特定のカードやデッキを軸とする場合。

//**[[デッキ]]の派生
//***【(デッキ名)】
//特定の種族や属性・コンセプトへ派生する場合。

**この[[デッキ]]の弱点 [#l9a8f47e]
[[《インヴェルズの斥候》]]や[[《悪夢再び》]]、[[《インヴェルズ・マディス》]]などの[[カード]]は[[墓地]]に依存するため、[[《次元の裂け目》]]、[[《マクロコスモス》]]は苦手であり、[[リリース]]要員の展開を妨害するという点では[[《王宮の弾圧》]]もなかなかに鬱陶しい。~
また、[[《神の宣告》]]や[[《神の警告》]]で[[アドバンス召喚]]そのものを無効化されると大きな[[ディスアドバンテージ]]が発生するので、相手の伏せカードは常に意識しておいたほうがいい。~
だが、なんといっても最大の弱点は[[《アンデットワールド》]]だろう。[[デッキ]]のコンセプトそのものが崩壊するため細心の注意を払いたい。~
[[墓地]]利用を行う[[デッキ]]であることを逆手にとって[[《サンダー・ブレイク》]]を投入してもいいだろう。~

//**代表的なカード
//-[[]]

**関連リンク [#s67e9677]
[[インヴェルズ]]

-[[デッキ集]]